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トウヨシノボリの仲間

(トウヨシノボリ類・シマヒレヨシノボリ(トウヨシノボリ縞鰭型)・ビワヨシノボリ・ウシヨシノボリ(トウカイヨシノボリ)

Rhinogobius  sp. OR (a) - (c)  ,  R. sp. BW  ,  R. sp. TO  ,  R. sp. BF

●トウヨシの仲間 TOP

 ★ 分布と考察

 ★ 形態の比較

 ★ 別種?同種?交雑個体等

1. トウヨシノボリ類

 1-(a) 橙色型

 1-(b) 琵琶湖橙色型

 1-(c) 東日本型

2. シマヒレヨシノボリ類

 2-(a) シマヒレヨシノボリ

 2-(b) ビワヨシノボリ

 2-(c) ウシヨシノボリ

● いろいろなトウヨシノボリがいる

 ウヨシノボリと呼ばれてきた、あるいは呼ばれている魚は非常に多様性に富んでおり、種というレベルでいくつのグループに分かれるのか、あるいは「型」として分ける基準を遺伝的な差異とするのか、形態的な特徴で分類するのかなど、非常に混沌とした状況にあります。 の中で、トウヨシノボリとされていた魚から、2002年にはビワヨシノボリに、2005年にはウシヨシノボリ(トウカイヨシノボリ)に、2010年にはシマヒレヨシノボリ(トウヨシノボリ縞鰭型)に、それぞれ個別の学名が提唱されました。

 の結果、現在も正式にトウヨシノボリと呼ばれる形で残った魚の中でも、図鑑などではさらに「橙色型」、「偽橙色型」、「宍道湖型」など、形態的な観点からさらに細かく分類されることもあり、今なお分類についての議論は定説を見ない状況となっています。 た、フナ類などの移植放流に混じって江戸時代以前からすでに分布がかく乱していたり、あるいはもともと分布していた集団との交雑個体群として分布していたりするケースもあるなど、現在見られる個体を形態的な観点だけから複数の遺伝的グループに分類するのは困難な状況にあります。

 サイトとしては、分類することは良い場合と悪いとがあると考えますが、例えばトウヨシノボリ・ビワヨシノボリ・シマヒレヨシノボリと分類された状況を見ると、ビワヨシノボリとシマヒレヨシノボリが近縁であるといったニュアンスが無くなったり、別種のように扱われることで違う地域に違う種類がいることが当然のように認識されて水系ごとの多様性の認識が薄れてしまうような寂しさを感じたりもします。 こで本サイトでは、分布パターンや地史、形態などの知見やいろいろな憶測からこれらの魚たちを系統的に分けたいくつかのグループとして、下記のように整理して見つめたいと思います。 

 

● トウヨシノボリやその仲間たちの系統

 0. 比べてみよう

   ・ トウヨシノボリの仲間たちの分布と考察

   ・ トウヨシノボリの仲間たちの形態の比較

   ・ トウヨシノボリの仲間たちは別種か同種か、交雑個体の形態など

   

 1. トウヨシノボリ類

  ■共通する特徴

   ・ 成熟したオスの尾びれかまたは尾びれ基底部周辺に橙色の斑紋がある

   ・ 成熟したメスの腹部は青色を帯びる

  ■グループ

   1-(a) トウヨシノボリ(橙色型)

   1-(b) トウヨシノボリ(琵琶湖橙色型)

   1-(c) トウヨシノボリ(東日本型)

 

2. シマヒレヨシノボリ(トウヨシノボリ縞鰭型)類

  ■共通する特徴

   ・ 成熟したオスの第1背びれは尖らず、第2背びれと大差ない高さで丸い形をしている

   ・ 成熟したオスの喉の部分が鮮やかな橙色に染まる

   ・ 成熟したメスの腹部は青みを帯びず白色

   ・ 主に止水域や流れの緩い環境を好んで生息する

  ■グループ

   2-(a) シマヒレヨシノボリ(トウヨシノボリ縞鰭型)

   2-(b) ビワヨシノボリ

   2-(c) ウシヨシノボリ(トウカイヨシノボリ)

 

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