パステルガジョン

Ophieleotris  aporos ???

 同属のタメトモハゼ(= Ophieleotris  sp.)によく似ていますが、国内には生息しない種類で、非常に美しい大型のハゼです。 学名が由来なのか、アポロガジョンと呼ばれることもあるようです。

 

外見の特徴

 うちに来た当初のメス。 エサが十分でなかったのか、それとも若いからか、体は細長くて本当にボラに似ていました。 慣れるまでは体の縞模様も薄く、全身黄金色でした。

 

 体型は頭部がやや扁平な流線型をなし、腹部にかけては円筒型です。 ただし、飼育下ではエサをよく食べるのでお腹が太り気味になりがちです。 体型や唇の分厚さなどからボラに似た印象を受けますが、体の色や模様は大変派手で美しい魚です。 体は全体的に黄金色に輝き、体調や気分によって暗緑色の斑紋や横縞模様が現れます。 メスでも非常に美しい色を見せてくれますが、オスはさらに第2背びれや尻びれが大きくなり、紺色になるようです。 おそらく自然下で30cmくらいには成長する種類だと思われるのでそれなりの飼育スペースも覚悟が必要ですが、飼育下でどれだけ成長するのかは今のところわかりません。

 

分布状況

 東南アジア諸島の河川の 中・下流域に広く生息しているようですが、詳細は不明です。

 

飼育

 だいぶ慣れてきて、あまり隠れなくなってきたメス。 中層をフワフワと泳ぐ姿からは川で見るタメトモハゼのような素早さは感じませんが、驚いたときの瞬発力はかなりのものです。

 

 性格には波があるようで、基本的にはおとなしく、レッドスポットガジョンなどと問題なく混泳できていますが、時々他のハゼを追いまわすことがあります。 それでも攻撃はあまり激しくなく、相手を傷つけてしまうようなことは無いようです。 臆病で物陰に隠れることも多いので、隠れ場所は不可欠です。 しかし、慣れると中層でエサが落ちてくるのを待っていることも多くなります。 反射神経が良く、驚いたときの瞬発力はこちらが驚かされるほどなので、90cm以上の水槽を用意してあげたほうがよさそうです。 エサは慣れると何でも食べるようになりますが、やはり動物性のエサに敏感に反応します。 水槽に移した際の水質変化の影響を受けやすいのか、移してすぐは胸びれなどが白っぽくなりやすいようなので、水槽の掃除をマメに行っている自信が無ければ、水槽に入れる前に水を交換したほうがよいかもしれません。

 

★★★ もっと パステルガジョン! ★★★

我が家のオスは重量級(体長22cm)で、エサをもらいに来て活発に泳ぐときはかなりの迫力です。 体をくねらせると黄金色の体と青いヒレが光ります。 胸びれの付け根の金と紺色の模様も特徴的です。
 

 状態が落ち着いてきたと同時に、掃除をサボり気味だった水質に反応して胸びれが皮膚病気味に・・・。 体の縞模様は気分によって濃淡が変わります。

飼育開始から半年以上、この手の大型魚は飼育下であまり大きく育たない印象があったのですが、メスもオスに近い大きさになってきました。(右がオス、左がメス)

 

 あくびの途中のオス。体のわりにはあまり口が大きく開かないので、自然下でも魚よりも水生昆虫などを食べているのではないかと思われます。  

 

 

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