オーストラリアゴビー
Dormitator maculatus ???

ドルミテーターゴビーとも呼ばれる仲間の1種で、大型になるようですがうちではすくすくと成長中の段階です。 なお、英語で言うガジョンは腹びれが吸盤にならずに左右分かれているカワアナゴの仲間を指し、吸盤状のハゼをゴビーと言うのではないかと思うのですが、本種も含めしばしば混同しているようです。 おそらく日本人の命名センスで「ハゼの仲間=ゴビー」という固定観念が浸透しているのかな、と思いますが、外国ではハゼというまとめ方をせずにガジョンとゴビーは別の魚としてとらえているのかもしれません。
外見の特徴
エクアドルゴビーとよく似た姿をしていますが、背びれの縞模様が本種の特徴です。
エクアドルゴビーと同属で、頭の大きい卵型の体型や鈍い金属光沢の体色などはよく似ています。体側中央に1本の縦帯があるのも同じですが、横縞模様は不明瞭です。 比較的小さい頃から胸鰭基底部の上方のやや後ろに青色斑が現れ、その色はエクアドルゴビーよりも深い色になります。 本種とエクアドルゴビーの最もはっきりとした違いは背びれの模様で、エクアドルゴビーは水玉模様なのに対して本種では縞模様になります。やはり成長は早い方で、最大で20cmくらいにはなるのではないかと思われます。
分布状況
オーストラリアに生息しているかどうかも含めて、詳細は不明です。
飼育
性格もエクアドルゴビーと同様で、普段はあまり動かずにエサを待っているようです。 エサは何でも食べてくれるので、飼育はしやすい魚と言えます。 ただ、やはり成長の速さと成魚の大きさは理解しておかなくてはなりません。 近縁の種類同士での闘争は多少ありますが、他の魚にはあまり興味が無いようで、噛み付いたり攻撃したりはしません。
★★★ もっと オーストラリアゴビー! ★★★
体長は4cmほど、うちに来たばかりの可愛いざかりの頃の様子。 一応、最もオスっぽく見える個体とメスっぽい個体を連れて帰ったつもりですが、このサイズでは違っていてもしかたないですね。
エクアドルゴビーよりも幼い頃から青色斑がきれいに輝き始めます。 この頃はナンヨウボウズハゼの仲間と一緒に飼育。
体長が5cm近くになり、まもなくヨシノボリ水槽へ移動。
あれよあれよという間に6cmを超え、ちょっと早めですが食べられてしまうことはなさそうなので大型魚水槽へ。 後ろは先輩のエクアドルゴビー。 すぐにあんなに大きくなってしまうのでしょうか・・・。
雌雄は当たっていたのかもしれません。 右の個体がオスかな?と思われる個体で、青色斑の色が深く、第2背びれと尻びれが平行四辺形のように角ばっています。 もう少し大人になると生殖器のつくりでも判別できると思われます。
本種の青色斑はなんとも深くてきれいな色をしています。背びれの縞模様も細かくなってきて、エクアドルゴビーとの違いもはっきりとしてきました。 体長は飼育4ヶ月弱で8cmほど。 やはり成長は早いです。