エクアドルゴビー
(コロンビアガジョン・スポッテッドスリーパーガジョン)
Dormitator latifrons ???

学名からドルミテーターゴビーなどの名前でも取り扱われるこの仲間ですが、主に2種類が入国するようです。 大変大型になる種類で、水中で定位することが多いためか、広義のカワアナゴの仲間でこのような遊泳性の強い魚を”スリーパー”と呼ぶようです。
外見の特徴
体長が7cmほどの頃の姿。 背びれの斑点は水玉状。 10cmくらいまでの頃が色彩的には最も鮮やかなようです。 青色に輝く斑点も鮮やかで、頭の上のオレンジ色も目立ちます。 ただし成長が非常に早く、第1背びれの端部に赤い色が出始めるとぐんぐん大きくなります。
体に対して頭部が大きく、わずかに平らになっています。 全体的に寸胴で、卵型のような体型をしています。 体色は鈍い金属光沢のある灰色、体側中央に1本の暗色縦帯があり、濃淡の横縞模様が並びます。 一番目立つ特徴は胸びれの上方のやや後ろにメタリックブルーの縦線模様を持つウロコがまとまって並んでいることです。 また、カワアナゴ類に多い特徴ですが、目を中心に放射線状に暗赤色の線が伸びています。 よく似た同属の種類の中では、第2背びれの模様が水玉状をなすのが特徴と言えます。 おそらく同属の魚種はみな大型になるのではないかと思われますが、本種も成長が極めて早く、5cm ほどの個体なら1年で20cm 以上に育つようです。
分布状況
エクアドルゴビーという名前のとおり、エクアドルには生息しているようですが、詳細は不明です。
飼育
飼育する際に第一に考えなくてはならないのが成長の速さと成魚の大きさです。 1年で20cm以上になり、近縁のハゼとは闘争することもあるので、90cm程度の水槽がないと飼育は厳しいかもしれません。 生活としては大半をじっとして過ごしており、夜行性ということでもないようです。 しかし、エサを発見すると素早く接近して大きな口で食べます。 食性は動物食寄りの雑食で、人工の飼料も食べます。
★★★ もっと エクアドルゴビー! ★★★
うちに2匹で来た直後の様子。 体長は5cm強くらいです。 まだ青色斑も現れていません。 この頃はヨシノボリと一緒に飼育。
体長にして6cmを超えた頃でしょうか。 青色斑とメタリックオレンジの模様が出てきました。 大きくなっても大丈夫なスペースは考えてありましたが、この頃はまだどのくらいまで大きくなるのかはわからずに飼育しておりました。
この頃の青色斑はLEDのようにとてもよく光るので、どうなっているのかじっくり見てみたくなってしまいます。 第1背びれの端部には赤い色が出てきました。
7cmほどになり、その成長の早さから大型になりそうな感じがしたので、大型魚水槽へ移動。 草魚のような顔つきです。 この頃から成長とともにオレンジ色が引いていきます。
どんどん大きくなって来た頃の、うちの大型ガジョンたち。 上方2匹がパステルガジョン夫妻(恋愛感情無し)、下段中央がレッドスポットガジョン、その両側がエクアドルゴビー。 パステルのオス(右)が22cmなので、エクアドル君は15cm強でしょうか。 この頃のパステルオスとの体長の比がこのくらいで・・・・・
そして飼育してわずか9ヶ月ほどでこのサイズ・・・。 この水槽(90cm)でまだ大きくなるのでしょうか・・・。 もう体重のみならず、体長でもパステルのオスを抜いてしまいました。 ただし、2匹ともメスなので、いざというときの制空権はパステルのオスにあります。 それにしてもヘビー級です・・・。