思いつきショートトリップ2004 その1
関東のトビハゼを見に行こう!
Watching Mudskipper in Tokyo Bay area (August, 2004)
8月に熊本でムツゴロウ観察を初体験した私の中で、干潟観察のミニブームが来ておりました。 そして、トビハゼは関東でも見られるとのことで、行ってみることにしました。 関東のトビハゼは環境汚染などの影響を受けて保護の対象にもなっており、熊本とは状況がかなり違うようです。 乱獲等を避けるために具体的な生息地の公開はされておらず、ある程度自分の足で探して回る覚悟を持って日帰りの小旅行に出発です。
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地図などを駆使して、この辺りにいるかな、と思ったところのそばまで電車で向かい、川に出ると期待どおりの干潟が広がっていました。
今回は干潟なのでもちろん潮汐チェックもしてから出ました。
これが九州ならトビハゼが早々に見つかりそうなものなのですが、やはり状況は違っているようです。
釣り客などが踏み込んでいるところも多く、トビハゼが住みやすそうな環境は見当たりません。
そんな場所から上流に行くか下流に行くか考えながら散策していると、なんとなくよさそうなエリアを発見しました。 This is an area of tidelands in Tokyo Bay where mudskipper lives. |
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川岸に下りると、さっそく立派なハサミを持ったカニと遭遇です。 期待が膨らみます。 First, a crab having excellent claws was found. |
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そして、アシの根元の方に目を向けると・・・いました! あまりたくさんいない場所で発見したときのこの 瞬間の感動は、トビハゼに限らずなんともいえない感動がありますね。 それにしても、この場所を見た限りでは保護に力が注がれている様子はうかがえません・・・。 レッドリスト等に名前を載せるだけで、具体的な保護が行われていないような印象を受けました。 今のままでは保護対象の生き物がいることを知らずにここを汚してしまう人もいるのではないかと思います。 かといって、ここにトビハゼがいることを看板等で提示するだけでは密漁を促す危険性もあります。 しかし、何かしら対処しないと・・・という感じのする場所でした。 I looked around the roots of reeds, then the only mudskipper in Tokyo Bay, "Tobi-Haze"(Periophthalmus modestus) appeared. |
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はじめは警戒していたトビくんたちですが、こちらがあまり動かずに身を低くしていると、ジワジワと開けたところに出てきてくれます。 開けたところにある穴にも隠れていて、ヒョコッと出てくることもあります。 ほんとにかわいい顔をしていますね。 They came nearer to me little by little. |
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私は背景が広くぼんやり写りこむようなこういうアングルで撮るのが好きで、この日もチャレンジしてみました。 実際にカメラを低く構えてみると、一見平らな干潟もけっこう起伏があることに気づきます。 The tideland has ups and downs in fact. |
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こちらはオサガニの仲間でしょうか。
この場所のいたるところにクラゲが打ち上げられていて、その一つひとつに集まってつまんで食べているようでした。
なんとなくおいしそうに見えてきます・・・。 A crab,"Osa-gani"(?) was eating a stranded jellyfish. |
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もう繁殖期は終わっていて、熊本で見たようなジャンプは見られませんでしたが、愛らしい姿と行動は見ていて飽きません。 Tobi-Haze's lovely face never make me sick. |
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ジャンプこそ見られないものの、縄張りの誇示はたびたび起こるようです。 しかし、みんな繁殖期に比べると気合いが入っておらず、すぐに勝負が決まるのでシャッターチャンスは多くありません。(この写真もダメピンです・・・) The battle was not more intense than in breeding season. |
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オフシーズンなのでのんびりムードで生活をしていてとても癒されます。
泥の質が熊本より固そうに見えますが、熊本では岩場に住んでいる様子も観察することができたので、本人たちは全然苦ではなさそうです。 The surface of mud seemed to be hard a little. |
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近くの干潟ではバードウォッチャーの方とお喋りしたりもしました。
この方は双眼鏡で遠まきに観察されていましたが、私はカメラこそ手にしているもののぐちゃぐちゃと干潟に入りまくっていたので、意図が不明な観察者に見えたかもしれません・・・。
”そこにいるのは☆※◎チドリ(だったかな?すでに伺った名前を忘れてしまい・・・)でしょうか。珍しいですよね。” なんてお話を少々。
・・・珍しい鳥だったんだ・・・近づいてもあまり逃げない鳥だったなぁ・・・。 無知恐るべし。 I met a bird-watcher there. |
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少し周囲を散策して戻ってくると、さっきの方はまだいらっしゃいました。
潮もだいぶ満ちてきました。 そんなに珍しい鳥だったのかぁ・・・。 無知罪なり。 He kept on being there to sundown and high tide. |
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トビくんの目にも夕焼けが写る時間になり、帰ることにしました。 この場所はいつ来てもトビくんに会える場所であってほしいなぁーと思いました。 トビハゼの場合は外来種の影響といった問題はそれほど無いように思いますし、現在に至るまでに減少した要因は生息環境の汚染や破壊がほとんどではないかと思います。 本来この周辺でももっと広い面積に生息していたのでしょう。 住める環境を広く確保してあげられれば、自ずともっと見ることができるようになるかもしれません。 生息場所を守るためには、トビハゼという絶滅に向かいつつある魚の存在をその場所で人々に認識してもらう必要がある程度生じます。 つまり、ある程度の生息地公開も伴うため、人々のモラルも伴わないと保護はできません。 このあたりが保護の難しいところですね。 東京湾周辺の河川でこのような場所があるところに行けば見られる場所はいくつもあるようです。 温暖な季節の晴れた休日、望遠カメラや双眼鏡を持って観察に訪れてみてはいかがでしょうか。 水族館で広い水槽で飼われている彼らを見るのもいいですが、トビハゼに限らず、自然に生きている姿をそっと観察できた時の臨場感や感動というのは格別ですよ〜。 The sunset was on Tobi-Haze's eye. Tobi-Haze in Tokyo Bay is under the protection of the law, but the situation did not seem so... I hope they will not dye out forever. (関東のトビハゼを見に行こう! おわり) |
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