思いつきショートトリップ2004 拡大版 その2
ウシヨシノボリと京都の紅葉
Watching "Ushi-yoshinobori" and autumn colors in Kyoto (December, 2004)
●おまけページ①
伝統の夜行快速「ムーンライトながら」の旅
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「ムーンライトながら」号は、国鉄時代から「大垣夜行」などの名前で呼ばれ、夜行の普通列車として親しまれてきた列車です。 同じように国鉄時代から人気の高いトクトクきっぷに、有名な「青春18きっぷ」があり、それが発売される時期にはムーンライトながら号も大変な混雑になります。 このきっぷは、夜行列車の場合は日付が変わるところを境にきっぷの有効期限が変わるのですが、下りのながら号の場合は今回私が乗る横浜が0時以降最初に停まる駅になります。 |
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車内に入ると、平日ということもあるのですが、意外にも空席が目立ちます。 思いつきの旅で直前に指定席予約をとった私はとなりが空席だったら楽だなと思って、あえて2号車を予約しました。 「ながら」号は東京駅を出る段階では全車指定席で普通の通勤客が乗れないようになっていますが、4号車以降は小田原から自由席になるので、小田原以遠へ帰宅する通勤者の方などが乗ってきます。 1・3号車は禁煙車、2号車は喫煙可で、1〜3号車は名古屋まで指定席なので空席はずっと空席のままです。 僕はタバコを吸わないのでどちらかと言えば禁煙車の方がいいのですが、近年の喫煙者人口の減少も考えた結果、喫煙車両でもとなりが空いてた方がいいかな、と思って2号車にしたわけです。 となりが実際に空いているかどうかはもちろん乗るまでわかりませんが、今回は狙いが的中してゆったり気分で乗れました。 |
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この車両は昼間の特急列車にも使用されているものの、製造段階から夜行のこの列車に使うことも考慮されていた様子が見られ、居住性はなかなかのものです。 特に変わった設備はありませんが、とりあえずシートの横に内蔵されているテーブルの写真でも撮ってみました。 |
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肘を置くところをパカッと開くと、うまい具合にテーブルが収納されているのが分かります。 |
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引き上げると、意外にも大きなテーブルが出てきます。 |
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プラモデルのギミックのようで微妙に興味をそそる機構で回転させて、体の前にテーブルを持ってきます。 |
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これが完成図。 このようにテーブルをセットしても肘置きがもとと同じく使えるのはグッドアイデアの賜物ですね。 よく見られるタイプの、前のシートの背中に設置されているテーブルとは異なり、シートを向かい合わせの4人ボックスに転換しても全員がテーブルを使用できるところはまさに優れもの。 |
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この列車は静岡と浜松で長時間停車し、名古屋や大垣への到着が早すぎないように時間調整をします。 となりが空席だったせいもあって比較的よく眠って、静岡では目が覚めませんでした。 そして、気がつくと浜松。 ちょっと列車の周囲を散歩することにしました。 発車まで時間はたっぷりあるので、反対のホームにまわって写真を撮ってみました。 JR東日本の車両ばかり見ているとデザインにはあまり力を入れていないような感じを受けますが、この車両も含めて、JR東海の車両はある程度一貫性のあるデザインを用いており、「らしさ」が感じられるものになっています。 曲面を用いた東海のデザインは、個人的にはけっこう好きです。 |
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寝台特急が滅び行く深夜の東海道線は、貨物列車銀座という一面も持っています。 とても長い貨物列車を機関車が高速で引っ張って行く姿はなかなかかっこよく見えます。 なかなかお目にかかる機会は少ないですが、ブルートレインと共通の機関車を使用していた国鉄時代とは異なり、貨物列車にはJR貨物独自のかっこいい機関車が多く導入され、最近では「貨物電車」という斬新な列車も登場しています。 |
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しばらくすると上り方面の寝台特急「出雲」がやってきました。 時刻を確認するかのようにほんの少し停止しただけで発車していきました。 |
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こちらは私が乗った2号車のとなり、3号車の様子。 名古屋まで指定席ですが、予想どおり2号車より混んでいるようでした。 この373系電車は3両ユニットのうち、このクモハ373型だけがモーター車なので、モーター音を楽しみたい人は3の倍数に当たる号車に、音が静かな方がいい方はそのほかの車両に指定席を取るといいでしょう。 |
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これは私の乗車した2号車、サハ373型車両。 モーターなしの車両ですが、制御機器が搭載されているので床の下には装置が並び、モーター車のような外見をしています。 台車についている棒のようなヨーダンパという装置が車体と台車の揺れを軽減してくれます。 最近の車両には多く用いられていますが、JR東日本では料金に応じた差別化の意味もあるのか、特急車両以外ではグリーン車などのほかには用いられていない車両も多いようです。 |
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デッキ付近には固定式の四人ボックスシートエリアがあります。 この席はリクライニングなどの点で他の席よりも不自由なので、指定席予約の際には最後まで予約されないようになっているみたいです。 したがって混雑時以外は空席であることも多く、帰宅中の方によってご覧のように使われることもしばしば。 ・・・って、ここはもう浜松だけど、いいのかな・・・寝過ごしにはご注意を・・・。 |
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出発が近づいた頃、ブルートレインの伝統を引き継ぐ一つの形として走る「サンライズ瀬戸・出雲」号がやってきました。 ニーズに応じてビジネス利用に特化した設備も多く、寝台特急としてのブルートレインとは趣を異にする部分も感じる列車です。 |
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うっかりしていたら乗り遅れた!・・・のではなく、車内の保温を考慮して発車間際までドアを閉めてくれます。 しかもスイッチ付きの半自動ドアになっており、ボタンを押せば開閉が可能です。 ただし、寒い時期に自分で開いて開きっぱなしにするのはマナー的にご法度です。 |
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またしばらく眠りに落ちると、名古屋が近づいたあたりで朝焼けです。 交差した線路で出発を待つ名鉄の車両にも灯りが点っています。 天気が良さそうな空にワクワクしながら、車窓に目を流します。 青春18きっぷを発売している時期には下りの車内が異常な空間と化すので個人的にはあまり利用したくない感じもするのですが、格安で利用できるこの列車も一つの伝統を持っているわけで、需要がなくなることはないでしょう。 お金を払って楽に旅をするのもいいと最近思うものの、寝台特急の減少の結果、総合的に考えてこの列車が便利な場面があるのも事実なので、空いている時期などを狙ってまた利用したいと思います。 |
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