2005年 思いついたら今年も飛び出せ! その4

 北陸方面へ突発的ヨシノボリ観察ツアー!

A "Yoshinobori" watching in Hokuriku area. (July, 2005)

 

 

●2日目    

「ヨシノボリ観察も楽しいけど、トンボ観察も。」

   

 2日目は、前日に行った場所から近いところにある池に行ってみました。 かにも昔からあるといった感じの池で、期待が膨らみます。いうより、これで人為的な放流が影響していなければ、ヨシノボリがいないわけがない、といった確信がもてる環境です。

 

 

 の 池にはたくさんのトンボが飛んでいて、ヨシノボリ探しの前にいろんなトンボに目が行ってしまいます。 ちらはコシアキトンボ。 かなか木にとまってくれないトンボですが、このときは運良くとまってくれました。

 

 

 れはショウジョウトンボかな? 縄で見るベニトンボに似ていますが、この鮮やかな赤はすごいインパクトです。

 

 

 の大好きなトンボのひとつ、チョウトンボを発見! いうか、よく見たらチョウトンボだらけでした。 差しを受けた羽が緑や紫の何とも言えない色に輝いて、しばし見とれてしまいます。

 

 

 かのトンボに比べると幾分ゆっくり羽ばたいていて、写真に撮ると羽がブレずに写ります。 んとにきれいです・・・。

 

 ス同士の闘争をうまく撮影できました。 しさを競っているかのように見えてきます。 の濃い紫といい、なんとも日本的な美しさを備えています。

 

 て、岸辺に網を入れると・・・やはり入りました。 れは生息環境的にもトウヨシノボリなのは間違いないですが、前の日に近くの川で見た集団の橙色型の個体とは少し特徴が違っています。 の模様が不明瞭なほか、尾びれには点列が全くありません。 ウヨシノボリで、メスや若魚でも尾びれに点列がないというのは、私の知る限りでは見慣れない特徴でした。
 

 

 

 がコロッとしていて鼻先も短く、いかにも止水域のトウヨシといった感じのする集団です。 はり尾びれに点列がないのが特徴的です。 熟したオスの特徴が出た個体が捕れなかったのが残念。

 

 ばらくして、今度は住宅街に近い小川に移動。 の川自体はかなり整備された感じがありますが、近くで環境のいい川とつながっているので、ちょっと覗いてみることに。 境そのものはシマヨシやトウヨシがいそうな感じですが、海から結構離れてるし、オオヨシやルリヨシもあるかな、と思いましたが・・・。
 

 を入れてみると・・・あっさりとヨシノボリに遭遇。 るほど、カワヨシノボリですね。 体の色は地味ですが、尻びれの橙色は鮮やかです。
 

 

 ちらはメス。 の写真のオスにも見られますが、体の後半部に不連続な縦線模様があるのが特徴的です。

 

 度か網を入れていると、急にズシッと網に重い感触が伝わってきました。 の感覚は・・・沖縄ならボウズハゼかウロハゼかテンジクカワアナゴ、この場所ならヌマチチブかな・・・といろいろ瞬時に想像しましたが・・・なんと正体はこれまたヨシノボリ! びれと尾びれが黄色いので、オオヨシ?クロヨシ?と思いながらプラケースに入れてみます。 ると・・・
 

 んとも立派なカワヨシノボリでありました! こんなに大きなカワヨシは見たことがありません。 ついのもいるんだなぁ、と感心しました。 た、上の写真のオスを見て、第1背びれが伸びない集団なのかと思っていましたが、この個体を見ると立派に長く伸びています。 近思うのですが、第1背びれが伸び始めるタイミングも地域差が大きく、雌雄差が出始める若いころから伸びる集団と、オスの特徴が出ても第1背びれはしばらく伸びてこないものとがあるようです。
 

 

 ワヨシノボリの生息環境はこんな感じ。 ワヨシノボリは他のヨシノボリに比べて石の下に隠れがちな性格の集団が多く、石の上にいることはあまり多くないので、この場所でも見つける前に網を入れたほうが効率よく採集できました。

 

 て、別の川に移動するには時間が遅くなってきたので、金沢の駅にやってきました。 沢駅はすごく大きなスケールのデザインになっていて、京都駅のよう。
 

 から少し離れた21世紀美術館にやってきました。 こは美術館としては遅くまでやっているというのを調べてあったのであります。 の日は一日快晴、月もきれいに見えます。
 

 地内は広々としていて、開放感があります。
 

 術館ではロープを使った現代美術?のような展覧会をやっていましたが、まあ特に何が展示されているということなくやってきた私としても、つまらなくはない内容でした。 めて常設展示として何が見られるとかは、今の僕なら調べてから行くんだろうなぁ・・・。 ととおり見てから出てきたら、外は真っ暗でした。
 

 の締めくくりはやはり夜行列車。 度はこれまた風前の灯の寝台特急、「北陸」号です。 沢駅では、出発時間の近い急行「能登」と並んで発車を待ちます。
 

 「北陸」号は個室率が高いものの、ロビーなどの設備がないところを見ると、ビジネス利用が多い列車なのでしょう。 は思いつきで計画した旅だったために個室の予約が取れず・・・。 なみに写真は喫煙ブース。

 

 

 はり川遊びの後はぐっすり眠ってしまい、起きたらもう終点の上野でした。 関車もいつの間にか直流専用のEF64型にバトンタッチしていました。 回の旅は強行スケジュールとはいえ、河川と止水域でそれぞれトウヨシを観察でき、およそ目標を果たすことが出来たことになります。 れに味をしめると、いろんなところに週末に強行しそうで怖いですが・・・。 あ、旅そのものも好きな私としては、それも悪くないかな、と思うのでありました。

(北陸方面へ突発的ヨシノボリ観察ツアー! おわり )

 

 

 

 

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