2005年 思いついたら今年も飛び出せ! その4

 北陸方面へ突発的ヨシノボリ観察ツアー!

A "Yoshinobori" watching in Hokuriku area. (July, 2005)

 

 

●1日目    

「思い出の夜行列車、そして北陸の川にて。」

   

 回の夜行列車は、JRにおいて風前の灯でもある急行列車のひとつ、「能登」号です。 の出発点としての最高の趣を持っている上野駅に、仕事の後に荷物をまとめて深夜に到着。 発時刻を待ちます。

 

 行「能登」は遠距離通勤者の終電という一面も持っています。 まいがあまり遠くでない方たちには、ミニロビーの方が気軽で快適なご様子。

 

 

 も更けると車内の照明も落とされ、昭和の列車を思い出させる雰囲気に包まれます。 在はスリや置き引きなどの防止の意味も含めて、寝台というプライベート空間がない場合は深夜も照明そのままという列車が多いようです。 

 

 の列車は個人的にも懐かしい列車で(いろいろあったなぁ、学生時代・・・)ありますが、朝になって終点を待たずにこの列車とはお別れ。

 

 て、地図を見ていろいろな池や水路を探しながら歩いていると、雰囲気のいい用水路を発見。 を止めてみます。 囲気の良し悪しは必ずしもコンクリート岸か否かとは関係がなく、底に砂礫があるかどうかとか、水生植物がどれくらいあるかとか、淵や瀬のように流れが一様でない箇所があるかどうかなどで変わってきます。 分がどんな基準で判断しているのかは細かくわかりませんが、なんとなく直感的に分かるものもあるような気がします。

 

 

 の水路ではじめに目に入ったのは、水生昆虫としてもおなじみ(?)の、おケラさんこと、「ケラ」。 オロギに近い昆虫ですが、地中でモグラのように生きてきた彼らは脚力も退化していて、コンクリの水路に落ちるとなかなか上れなくなってしまうのです・・・。 間ってひどい・・・。 とも言えない丸みを帯びた体型や、ギザギザになっている前足、円らな瞳などがとてもかわいくて、大好きな昆虫のひとつです。

 

 みに網を入れてみると、ひと網にズシッといろいろたくさん入りました。 ずはタモロコ。 天がウロコに映って、タナゴのようにきれい。
 

 シッときた原因はこれ。 0センチほどのギンブナ?が2匹。 のほか、オイカワらしき魚や、タカハヤっぽい魚などもいろいろ入りました。
 

 して、ヨシノボリも入りました! うもいろんな魚がいると、ほかの魚が入ってこない底のほうの隙間に細々と、しかし力強く生きているんだなぁと考えさせられます。 れは体側にうっすらと赤いウロコが一列走る様子や、鞍掛斑の間に白く光る模様があったり、そのほか詳細にどこを見てそう思うのかわからないところもありますが、とりあえずこれはトウヨシですね。
 

 が一、種類を見間違えるとすればカワヨシノボリなのだと思うので、その場で胸びれの条数を数えられる写真も撮影。 8以上あればまずカワヨシノボリではないのですが・・・みなさんも数えてみてください。 ことで、トウヨシに間違いなさそうです。
 

 少し大きめの個体も入りました。 の模様がよりはっきりとしています。 の顔つきはオスでしょうか。 た、尾びれの付け根の色が淡くなっていて、ここに将来橙色の模様が現れることでしょう。 たがって、トウヨシノボリ(橙色型)であるものと思われます。
 

 

 こちらは、一緒に入ったウキゴリ属の一種。

 

 らに、網の中には鮮やかなミントグリーンの可愛らしい昆虫がいました。 れは水面側から見ているのですが、体を逆さにして、腹側を水面に向けて、水面に浮かんでいます。 ざ長い足で泳ぐ時はなかなか素早いです。
 中側から見てみると、なんとも可愛らしい、美しい姿をしています。 の昆虫は「マツモムシ」という虫の幼虫です。

 

 

 型のトウヨシノボリのオスも網に入りました。 1背びれも長く伸びて、尾びれの方の橙色も鮮やかに出ています。 の日はこのあと富山湾のおいしい魚を刺身やお寿司で食べたりして、満腹に。 日目終了です。

 

 

 

 

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