![]() |
NO.2 旧吉田医院/現吉田宅 平成6年5月12日 小樽市歴史的建造物に指定される ―解説― 郁氏が亡くなってから終戦までは陸軍の将校官舎に転用され、 昭和20年8月に北海道拓殖銀行の高島出張所となった。 同24年に西島医師が本建物の洋館部を借りて西島医院を開業、 同57年まで診療にあたり、その後、61年3月まで住んでいた。 玄関ポーチ上のバルコニーは西島医院時代に(腐敗のため)撤去された。 ※以上出典:小樽市の歴史的建造物(平成6年発行)116ページ 吉田郁氏は明治28年頃、鳥取建より移住して開院 (聞き取り調査によると当時は通称:稲荷町で開業)、 専門は肛門科であったが高島小学校の校医も勤め、 昭和19年、この地で他界 (年代に小樽市の歴史的建造物116ページと相違が見られるが) されるまで広い診療活動で町民に親しまれていた。 ※以上出典:新高島町史275ページ 画像No.1 吉田医院 画像No.3 高島役場 画像No.4 旧高島役場/現高島診療所 画像No.5 旧高島役場/現高島診療所 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
診察室入口・受付 |
玄関・待合室 |
待合室・受付 |
診察室 |
医局・薬局 |
![]() |
NO.3 高島役場 ―解説― 現建築名:小樽高島診療所、渡辺宅 旧建築名:高島町役場庁舎 所在地:高島4丁目 上棟:昭和10年5月22日 竣工:昭和10年7月30日 施工者:請負/日根政治、棟梁/石井喜八 高島町は昭和15年4月1日に小樽市へ合併したため、 町役場として機能したのはわずか6年足らずであった。 合併にともない「小樽市役所高島支所」と改称し、 庁舎の一部を市設の臨時診療所として派出医師が診察に当たって いたが、昭和21年に庁舎をそのまま転用し、 「小樽市立高島診療所」の開設となった。 ※画像上:昭和拾年五月弐拾弐日高島町役場庁舎改築工事上棟式(日根工務店所蔵) ※画像下:昭和拾年七月参拾日落成高島町役場庁舎改築工事(日根工務店所蔵) ※出典:小樽市の歴史的建造物(平成6年発行)117ページ ↓NO.4へ続く 画像No.1 吉田医院 画像No.2 旧吉田医院/吉田宅 画像No.4 旧高島役場/現高島診療所 画像No.5 旧高島役場/現高島診療所 |
![]() |
NO.4 旧高島役場/現高島診療所 平成5年11月24日 小樽市歴史的建造物に指定される ―解説― 開設時は内科医として小樽市立病院小児科医長であった岡本梅之助を迎え、 外科診療には北大付属病院第二外科より数人の医師が交替で 出張診察に当たっていた。 昭和31年6月から常駐の外科医師として渡辺太郎氏を迎えている。 昭和35年に岡本氏が独立して高島2丁目に開業、 38年10月に渡辺氏が市より建物を譲り受け、私立病院として開業、 名称も「小樽市高島診療所」と変更し、現在にいたる。 ※出典:小樽市の歴史的建造物(平成6年発行) 117ページ ↓NO.5へ続く 画像No.1 吉田医院 画像No.2 旧吉田医院/吉田宅 画像No.3 高島役場 画像No.5 旧高島役場/現高島診療所 |
![]() |
NO.5 旧高島役場/現高島診療所 平成5年11月24日 小樽市歴史的建造物に指定される ―解説― 吉田医院が廃業後は高島に医療機関がなくなったため、 町民の強い要望に答えて昭和21年、旧高島町役場の建物に 小樽市高島診療所が開設された。 ※出典:新高島町史275ページ 画像No.1 吉田医院 画像No.2 旧吉田医院/吉田宅 画像No.3 旧吉田医院/吉田邸 画像No.4 旧高島役場/現高島診療所 |
![]() ![]() |
|
|
|
|