南寧生活
民族商場と百貨大楼と老友粉の亜熱帯南国へようこそ
【南寧ってどこ?】
一番困る質問ですf^^;;桂林に下。ベトナムの上。 広西チワン自治区の区都。広州からバスで13時間から15時間。飛行機だと恐らく1時間半くらい?日本から行くには日本(関空)→広州→(飛行機)南寧が最短ルート。
上手くいって一日でつくかつかないかくらい。東京からだと羽田→(中華航空)→香港→深川→広州… 昆明(雲南省)からはだとバスで25時間(しんどいっす)、列車15,6時間。日本人にも有名な風光明媚な桂林からは高速バス(かいてき〜)で6時間。ハノイ南寧間は陸路で、朝にでればその日のうちに着く。因みにハノイ南寧間、桂林南寧間はほぼ同じ距離。南寧の飛行場は何げに国際空港(!)で、週に一便バンコク、週に二便ハノイ間の往来がある。飛行場から南寧市内へはバスで一時間。
【南寧の名所】
はっきりいって何もない。(いや、ほんとに) 『地球の歩き方・広州・桂林、華南』にのっている南寧の見所では二つほどでているが「広西壮族博物館」は非常につまらない。もう一つの「伊嶺岩」は大鍾乳洞。そこが私がすすめる唯一のみどころ。非常に巨大で、にほんのちゃっちい鍾乳洞とは規模が違います。客がある程度集まらないと開門せず、集まるとガイドさんについていく形式。南寧はベトナムへ行く人、ベトナムから中国へ入る人の間で知っている人もいて、南寧へ立ち寄って「動物園」へいったという人がよくいる。学校の近くにあったが結局一度もいかなっかた。
南寧市街で絶対行くべきところは、なんといっても朝陽公園前の「民族商場」の3階(たしか)のCD、VCD売場。最近、やっとコピー商品の取り締まりが厳しくなりつつある中国でここは天国のようなところ。物価の安い南寧では、ほかの中国のコピー版CDよりも安い。最新版の洋楽、中国ポップ、時には日本のものが10元(15円)で手に入る。ケースなしだと5元のところも!CD自体へ綺麗にプリントしてあり、偽物といった趣は「そんなに」ないので問題なく持って帰れるはず。留学中は、気軽にちょっとでも面白そうなCDはなんでも買っていた。(日本ではCD-Rで焼くといってもレンタル代、メディア代とその手間ひまを考えると、この値段にはかなわない)
【なぜ南寧だったか?】
○コテコテの漢民族のところ ○大都会○冬の寒いところ、 ○日本人が大勢いるところ がいやだった。南寧の広西民族学院に留学したことのあった人に旅先であって良いかなぁと思ったから。また少数民族の自治区で、ベトナムに近かったのも興味深かった。
【南寧の良かったところ】
○人が東アジアというよりは東南アジアに近いところがあって、のんびりしていた点。お釣りを間違えて、走って渡しにきてくれたり…ここにずっといると、「北」へいくとあまりにも厳しい(笑)旅行作家の下川裕治さんの講演会に以前行ったとき、金にガツガツした所謂「北」とのんびりした「南」の境目はアジアにおいて北回帰線だと言ってたが、南寧を地図で確認て見ると、おぉ、北回帰線の南に!
○亜熱帯で基本的に夏が長い。11月になると急に冷え込むが(東京の冬よりすこし暖かいくらい)どちらにしろ、大陸中国の零下〜度はありえない。
○亜熱帯なので果物が選り取りみどりで、年中いろんな果物を楽しめる。そして全体的な物価が安い。
【南寧の良くなかったところ】
○中国の標準語(普通話)が非常に訛っている。第一、広東語圏なので(といっても広州の広東語からすると広西のそれもかなり訛っている。)地元住民は普通には白話(広東語)を話し、授業で習っても外部ではあんまり通じてない。教科書でならった表現も「これは北方の言い方だ」と全部「南方」になおされてしまう始末。これもこれで、広大な中国を網羅する普通話に対する柔軟性をもてる点ではいいかもしれない。北京で学んだ人だと、北京から一歩でただけで全て「訛ってる」で終わってしまう。
○西洋料理、日本料理などの外国料理があまりにも少なすぎる。これには結構応える。最初のうちはなんでもかんでも美味しかったがしばらく経つと、脂っぽく、肉ばっかりに料理に飽きてしまう。そんなとき、気分転換できる程度のレストランなりが非常に少ない。チベットのラサにビザがあるのに、南寧には知るかぎり一箇所しかなかった。(しかもテイクアウトしたら、ビニール袋に生身のままぶっこまれる)
【留学手続き】
民間の代理店でもできる。日中協会(?)という機関では一律5万円でやってくれるらしい。明朗会計なのが利点。私の場合、『成功する留学 中国・アジア留学』(ダイヤモンド社)(2440円)を買って自分で続きをする。この本に従って準備していけば問題ないだろうし、本には中国全土の大学の情報、体験談がのってるので良い参考になる。
【手続きの実際】
『成功する留学』では一年〜半年前から準備するようになっているが、私の場合、3ヶ月前から動いたがなんとか間に合った。また現地に突然いって即、留学することも可能。実際、旅行のつもりがいつのまにか留学になってしまっている人もいる(笑)。
【広西民族学院】
『成功する留学』によると「少数民族のための総合大学」だそうで、「少数民族が全 体の9割」「学生数3000名」で、「教員500名」
学内は非常に広い。学生も、教員もすべて学内に住んでいるので食堂も三箇所くらい あって、市場や、教員の子供のための小学校、床屋("普通"の)、雑貨屋などもあ
る。構内を歩くと1時間ちかくかかり、ひとつの村のよう。
【授業料】
一年(3月〜7月初め)、(9月〜1月はじめ)で1500ドル。元払い可。半分づつ支払うこともできる。何か揉めたときまだ払ってない場合立場的に強くなれるので分割払いもできる。また一ヶ月単位でも計算してくれる。
【授業】
外国人用に開設されているので、自分のレベルにあった授業をうけることができる。私のときはタイ人3人、ベトナム人2人、韓国人1人、日本人2人(私を含めて)が基本的なメンバーで、授業の種類によっては若干メンバーが異なった。私は、まったく中国語をまなんだことがない状態で始め、最初の2ヶ月は非常に辛かったが、それ以降は授業についていけるようになった。このメンバーではやはり日本人と韓国人が最初、発音で苦労した。授業のカリキュラムは日本語が専門の熊先生が取り持ってくれるので、要望があればできる限り取り入れれくれる。以前、日本へ留学した経緯のある熊先生は日本人贔屓(笑)
【日々の生活】
朝、授業の開始は夏時間だと7時半。起きるのが非常につらい。4時間の授業をこなして11時半閉講。昼食。そのあと15時まで御昼寝の時間。みんなそうなので、学内は静まり返り、この時間帯に電話すると顰蹙をくらう。週に一回から二回、相互学習をしていたので、広西大学の日本語学科の子がやってきて夕方までお互い勉強を教えあう。前期のとき、中国語を一切できないときは、民族学院の英語学科の子が毎日にように発音を教えてくれた。そのことは最初は英語で会話していた。後期の時は、フランス語学科の子もよくやってきた。(南寧は外国人が珍しいせいか、その他、「あなたを見たことがある」と突然電話がきたりすることも。)夕食はだいたい19時すぎ。決まって日本人と。校門前の屋台が一般的だが週に一回から二回は店に食べにいった。
土日は授業がなく、だいたい、そういう時は街へ遊びにいったり、みんなで食事を作ったりした。留学生活も後半になってくると段々生活がだれてきて、授業をサボる回数も増えた。
【送金手段】
私の場合、まとめてお金を持っていかなかったので日本から送金してもらっていた。書留で送っても問題なく確実に届く。宿舎に日本から届いた旨の通知がきて、それと身分証を持参して中央郵便局へいって、局員の前で封をあけて確認して完了。この方法で一度も問題は発生しなかった。私は無かったが、普通の手紙に入れたらなくなっていたということもあるらしい。銀行振込も中国銀行を通じてできる。南寧までだと一週間から10日かかるとのこと。因みに桂林だと3日でOK。
【両替】
銀行も闇両替もドルを元に代える方が、円を元に代えるよりレートは良い。銀行の場合、T/Cだとレートが良い。闇両替屋さんがいてそこに電話するとわざわざ来てくれる。留学生という長期滞在者を相手にしているので「末永く」利用してもらいたいこともあってか誤魔化すなどということはしない。大抵学校前の銀行の中で待ち合わせして、その銀行で下ろしたお金を直接渡してくるので偽札がない。レートが銀行より勿論良い。
【宿舎】
「公寓楼」と「専家楼」がある。両者ともはトイレ、テレビ、電話、冷蔵庫がついて。
前者はシャワーで、二人部屋で1人でシェアすると8ドル。そしてクーラーがある。後者は、バスタブで、扇風機の1人部屋で6ドル。両方とも利用したが、後者が良かった。安いし、部屋が丁度いい大きさ、8ドル部屋だと大きすぎ。中国の物価からすると異常に高い家賃で、噂によると留学生の関係の仕事をしている先生に家賃の何割かはながれてるいるらしい。仮に学外の部屋だと一ヶ月200元(3000円)くらいもある。といっても、法律上違法だし、そしてなによりセキュリティの面を考慮すれば留学生宿舎でいいと思う。特に日本へ帰って賃貸の壁の薄いアパートにいればなおさら、煉瓦製の部屋はよかった。ただ門限が23:00と決まって本当にしめられてしまうのでそこが難点。あと洗濯機が二層式で(ときには漏電してるし)洗濯もちょっとした一仕事だった。
【ネット事情】
室内の電話学内無料。外部へかけるためには宿舎の事務所に許可をもらい、デポジットを500元支払う。それで外線が可能。月末、服務台(受付、フロント)で支払う。毎日つないでも100元程度だった。プロバイダは南寧では中国電信(ChinaTelecom)一つで、中国電信へ直接出向き契約する。後日、電話が来てパスワードを教えてくれる。尚、プロバイダ料金は銀行振り込み。尚、混線してるときは全然つながらない。特に大型連休など。モデムや部品などは「民族商場」の地下や、市街のある大通りにパソコン専門店がならんでいるところがあるのでそこへ行けばほぼなんでも入手できる。インターネット・カフェは今のところ、朝陽路の「百貨大楼」の最上階に中国電信経営のものがある。一時間15元ほど。日本語は見れない。
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