赤沢温泉紀行

〜知られざる伊豆の秘湯を求めて〜

2000年12月15・16日

メンバー くに くま くろ くさ

注意
2001年9月23日現在 
崖崩れの為、無料野外露天風呂は入ることはできません。

 


 

年も押し迫る15日未明、伊豆半島伊東の川奈の名湯(?)赤沢温泉へ。きっかけは、クニ氏がmailを通してのこの温泉の存在を知ったことに始まるらしい。 私は湯河原に行くと聞いていたのが、メインはこの温泉にあることを車内で初めて知る。

15日22時半茅ケ崎、エメロードで合流し出発。週末の夜だったが道路はすいている。大磯で食事をとって(GUSTOで)、国道一号線を下る。酒匂川を渡りで小田原市内で国道135線へ。根府川というところで新道の真鶴道路(有料)があるが、そこは通らず、旧道の135号線を通る。旧道はカーブが多く、昔ながらの家並み、店も多い。湯河原に着いて、クニ氏の別荘で一休みして(ビールを飲む)、再び出発する。

熱海を過ぎ、ひたすら走るが、なかなかつかないので途中道を間違いないか確認する。伊東の温泉街を過ぎ下田方面へ。赤沢温泉と書かれた小さな看板を見つけ、一度通過してしまったがUターンして、午前3時過ぎにやっと到着する。

目的の温泉は、海を前面にした露天風呂。が、すぐ上にある和風の公衆トイレと対照的に風呂自体は一見タダの池という簡素な趣。公衆トイレの方が温泉かと思ってしまう(笑)。駐車場から坂を少し下ったところで、柵も仕切りもなく、その湯船がある。温泉であることを示す看板や張り紙の一つもなくどうやら、地元の人向けの温泉のようだ。前もって知っていればいいが、知らなければまず入らないだろう。


写真手前からお湯がでている。風呂からは太平洋を望める。
いたって簡素なつくり。


 湯船に腕を突っ込むと、お湯はかなりぬるい。体温くらいだろうか?外はかなり冷え込んでるので一瞬入るのをためらうが、せっかく来たので入ることにする。素っ裸になって一気に肩までつかる。やっぱりぬるいので、体を温めようと、持参した日本酒で皆で一杯やる。そこをクマ氏が記念撮影。なんと準備のいいことか、鶏のササミとカツオの缶詰も準備してきていた。ワインのコルク開けを探したりして湯船を出て寒い思いもしたが、赤ワインも頂き、体も徐々に温まる。風呂の中で酒ななど飲んだは初めてのことだった。自分の家ではやるきもしないが、こういうところだと楽しいものだ。

空を見上げると北斗七星が見える。私を除く、ラッキーな三人は流れ星を見る。月明かりでぼんやりと海も水面が分かる。漁船も夜中の操業している。ずっと話などをしていると、突然、湯船の下の給湯口からボコンボコンと泡立ち始める。最初は水で焦ったが、少し熱めのお湯が出始める。明るいところに虫が群がるように、四人はそこに集まる。あっという間に3時間近くもたち(こんな長風呂久しぶり)上がる。落花生(千葉産)を食いながらコーヒーを沸かす。風呂からあがるとやはり寒い。そのうち、空は白白としてくる。せっかくなので写真を撮る。


夜明け前が一番寒かった。風呂に入りながらご来光を拝める。


 3人(クニ氏、クマ氏、クサ)は写真を撮っている時、クロ氏は、又風呂に入ると言い出し、1人湯船につかる。そのうちヤクザ風のオッサンが風呂に入りきて、クロ氏と話を始める。2時間近く話をしていて、地元の人で、帰りに車で送っていくとに。写真館をやっているらしく、小さな雑然とした写真館を披露され。コーヒーでも飲みに行こうと伊豆高原(という地名)にある喫茶店へ。朝食を勧めて来るのでトーストとベーコンの目玉焼きとコーヒーを食べる。向こうから勧めて来るのでおごりかと思いきや、「今日は割り勘にしておきましょう」ってことで(おいおい)、1人800円也。人の車で送ってもらって、自分の知り合いの店で食わせておいて割り勘かよー。まぁ、それはおいといて、そのオッサン、怪しすぎた。自慢話ばっかりで(有名人、金持ちの○×の知り合いだ、あいつは俺のお陰で有名になった。知り合いに頼まれて100万円の集金にいって300万といって200万ゲットした(←もろ詐欺じゃんかよ〜))なんとも胡散臭い。流れ者で自由業、表向きは写真屋ということか?(『ナニワ金融業』にでてきそうなキャラ)だった。連絡先を教えてしまったクロさん、注意しましょう。続報待ってます。


"割り勘"だった朝食。コーヒーがついて800円也。
喫茶店の名前は忘れた。
#メニューにおでんもあった。


 帰りも天気はよく、車内は暑いほどだった。伊豆高原から伊東、熱海への道路沿いには俗物チックな仏像があったり、ペンギン博物館とか、檻に入った猫がいる博物館(?)やキャットランドとか、ただ大きいだけの動物の人形があったりする。建物も景観を無視した変な洋風のものとかもあって、そのセンスのなさにはうんざりしてしまう。どれもこれも観光客目当てなのだろうと思われる。

しかし、観光客の減少に悩む伊東や熱海で廃屋化した建造物もちらほら見かけられる。湯河原に到着して、クニ氏の別荘で、運転とおっさんの相手で疲れたクロ氏はすぐ寝てしまう。残り三人は眠くないってことでおしゃべりをしていたが、クマ氏に話をふると、いつの間にか寝てしまっていた(笑)。13時ごろ、湯河原をたち出発。

帰りは、間違えて新道(真鶴道路)に入ってしまう。その代わり、道はいいし、早く、ずっと海を沿いをいける。小田原あたりから徐々に道は込みだすが14時半に茅ケ崎に到着し、赤沢温泉旅行は終了した。コアなせセレクト(選定)で良い気分転換 だった。


東海バスで一日数本バスがでている。
道路沿いの建物が和室トイレ。その手前下に赤沢温泉がある。
駐車場は比較的大きい。 幹線道路沿いだか、気づきにくいので看板に注意しましょう。
海側(下田方面へ向かって左手に) 「赤沢温泉」の看板がある。

 


 

冬至も近いので日が昇るのは遅い。
7時過ぎにやっと太陽が完全に顔を出す。
伊豆からは海から日の出をみれるんですね♪
この時間が海の水面も赤く染まり最高です。

 


追記

○真鶴道路(新道)は有料で普通車310円。ずっと海沿いを走るが景色は高速道路に乗ったときと似ていて高いところから見下ろす感じになってしまうのでなんかつまらない。渋めに行きたい人は旧道をお勧めします。(しかしカーブも多く、道は狭い。)

○入ってきた露天風呂の効能は不明。 硫黄などの強烈な臭いもなく普通の風呂と変わらない。雨の日は屋根もないので、入るには無理かもしれない。看板もなにもないので分からないが、おそらく混浴。しかし理論上、常識的にありえなさそう。夏場は海水浴客もいるかもしれないので、水着着用のほうが無難かもしれない。

○誰も居ない夜間に入りにいくのも良いが、最初のうちはぬるいかもしれない。寒い時期は夜明けの放射冷却に備えて、簡単なブランケット(毛布)や帽子があると重宝する。

○茅ケ崎、平塚を過ぎて二宮に入ったあたりから外灯も減って昔ながらの家も出てきて落ち着いてくる。小田原も古い歴史のありそうな家や老舗も多い。東海道の松の並木も見られるところあり。

 


 

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