はい4曲目。「ダウン・イン・ザ・ダンプス」はアービンのオリジナルで、日本
盤CDには「夕闇にまぎれて」などという邦題がクレジットされておりますが、“down
in the dumps”というのは「意気消沈している」とか「ふさぎ込んでいる」とか「むっ
つりしている」という意味の慣用句らしいです。“sukebe in the dumps”と言えば“
むっつりすけべ”の意味ですしね。テナーとトランペットの絡みがいいムードを醸し出
しておりまして、サビのフレーズはちょっぴり「モーニン」のエンディングに似ており
ます。わりかしファンキーなムードもありますよね。が、アービンのソロが始まった瞬
間、アービン以外の何物でもない唯我独尊の世界が展開されます。ダニー・リッチモン
ドが倍テンポを刻み出す瞬間など“背筋ゾクゾクもん”ですな。このあたりの展開は本
アルバムでもハイライトと言ってよいでしょう。その後はパーラン、ウイリアムスとソ
ロが続いて、「モーニン」のエンディング風のフレーズがあって、テナーとトランペッ
トの絡みがあって、おしまい。結構いい感じ?というところでありましょうか。