【アルバム名】
RITUAL (PACIFIC JAZZ)
【リーダー名】
ART BLAKEY & J.M (1957/1/14,2/11)
【パーソネル】
BILL HARDMAN (tp) JACKIE McLEAN (as) SAM DOCKERY (p) SPANKY DeBREST (b)
ART BLAKEY (ds)
【収 録 曲】
LITTLE T / EXHIBIT A / SCOTCH BLUES / ONCE UPON A GROOVE / SAM'S TUNE /
TOUCHE / WAKE UP / ART BLAKEY'S COMMENTS ON RITUAL / RITUAL
【内   容】
 みんな、“クレイジェスト・ドリーム”見てるかな?スタンダードの歌曲に「ア イ・ハッド・ア・クレイジェスト・ドリーム」とかいうのがあるんだけど、けしからん よね。ああん、彼とメイク・ラブしてる夢を見ちゃったぁ♪いや〜ん♪だとぉ?常日頃 から下仁田系のサイトばかり見てるから、そんな淫夢を見ちゃうんだ。貞操部にでも入 って、イチから出直してきて欲しいと思うなぁ。で、この曲と言えばケニー・ドーハム の『静かなる毛に』のヴァージョンがイイよね?ドーハム特有のくすんだようなトーン がとっても“四畳半的”って感じだよね?この“四畳半的”っていうフレーズはよくこ のアルバムの形容に使われるんだけど、神田川の下宿は三畳、赤影は参上、エディ・デ イビスはロックジョウ、「ラブ・イズ・ア・メニー・スプレンダード・シング」は慕情 、ハタ坊だじょー。とまあそんなわけで、今朝ほど僕も“クレイジェスト・ドリーム” を見ちゃったんだ。その夢にはタラちゃんが出てきたんだ。タラちゃんっていうのはア レだね。サザエさんとマスオさんがメイク・ラブした結果、誕生したコドモだね。正式 名称、フグタ・タラオ。漢字だと河豚田鱈男かな?鱈っていうのは鍋物になったり「チ ーズたら」になったりする海産物なんだけど、身がグズグズしていて個人的にはあんま りタイプじゃないんだ。でも、三河地方ではわりと好まれているようで、「カマボコの 原料になるタラは何だらぁ?」「スケソウダラだらぁ。」という“なぞなぞ”にもなっ ているらしいんだ。三河人ってとってもイケてるよね?ちなみにこの“なぞなぞ”の答 えは略して「スケソウだらぁ。」と言っても通じるらしいんだ。解りあっているからね ぇ、三河人同士って。この手の省略法は“とても疲労した。”ということを相手に伝え るときの会話、「どえれぇ、えれぇ。」にも摘要さて、「どえれぇ、えれぇ。略して、 どえれぇー。」というふうに用いられるんだ。奥が深いよね、三河弁って。
 
 こんなふうに三河地方では愛好されているタラなんだけど、勝負の世界に携わる 人達の間では敬遠されてるよね。「勝負の世界にタラ・レバは禁物」とか言って、レバ ーともども口にしようとしない人が多いんだ。逆に勝負師に好まれているのがビーフス テーキとトンカツで、よく高校球児なんかが「テキにカツ」とか言って、試合の前日に 宿舎で食べたりしてるよね。そんなに肉ばっかり食って、腹痛おこしたりしないのか? 痛風が出たりしないのか?って他人事ながら心配になるんだけど、若いからきっとだい じゃぶなんだね。若いってイイね♪って、若くない人が溜め息まじりにつぶやく気持ち もよくわかるよね。和解ってイイね♪って、和解勧告に応じた原告・被告がほっと胸を 撫で下ろす気持ちもよくわかるし、わー、痒ぃってイイね♪って、漆プレイに目覚めた 女子高生の心の高ぶりもわかるんだけど、冬はやっぱり高ぶりよりも寒ブリだよねっ。 ここまでの論旨が少し交錯しているから、ここでちょっと整理してみると、「タラより も寒ブリ」。こういうことになるんだ。
 
 さて、今朝がた僕が見た“クレイジェスト・ドリーム”には寒ブリじゃなくてタ ラちゃんが登場したわけなんだけど、サザエさんには“寒ブリちゃん”というキャラが いない以上、それは仕方のないことだと思うんだ。存在しないものが登場するなんてこ とは、いくらイクラちゃんの神通力に頼ったとしても、それは無理な相談なんだ。もと もと神通力なんて持ってないしね、イクラちゃん。で、僕が見た夢の内容というのは、 決してタラちゃんとメイク・ラブしたっていうものではなく、僕にそんな趣味はないん だ。やっぱりナカジマくん?三河人には三河屋のサブちゃんが人気らしいけどね。で、 僕の夢に出てきたタラちゃんが言うには、「僕は嘘をついてしまったんだ。」って。
タラちゃんってこんなしゃべり方だっけ?って感じなんだけど、これはホンモノの タラちゃんじゃなく、僕の夢の中に出てきた“ドリーム・タラちゃん”とでも言うべく ヴァーチャルな存在だから仕方がないんだ。で、そのドリーム・タラちゃんが言うには 、「傷口からは蟻が出てくることって、よくあるよね?」そんなこと、よくあったっけ ?と思いつつ、ふと自分の左手の指に目をやると、人差し指の第2関節と第3関節の間 に小さな傷穴があって、そこから小さな白い蟻が何匹も何匹もウジャウジャと這い出て きていたんだ。うわー、って思っているとタラちゃんが、「そういうときは、傷口の穴 を指で押さえればいいんだ。」そっかー。そういう手があったのかぁ♪って、右手の指 で傷口の穴を押さえてすっかり安心していると、しばらくしてタラちゃんが、「・・・ と言ったのは大きなマチガイで、そうすると蟻が全身にまわって、たいへんなことにな るんだ。」えっ!?と思った次の瞬間、腕から脚から太モモから、皮膚を食い破った無 数の白い蟻、黒い蟻がウジャウジャウジャウジャと・・・。うわーっ!と声をあげたと ころで目が覚めました。おしまい。
 
 @ さ、ジャズ・メッセンジャーズです。しかし、何故あんな夢を見たんでしょ うね?前日にテレビで「サザエさん」を視聴し、前々日に雑誌で「アントニオ猪木とモ ハメド・アリの異種格闘技戦」の話を読んだのが潜在意識にあったのでしょうか?猪木 の執拗な“アリ・キック”攻撃で、アリの脚は一人で歩けないほど腫れてしまった。と かいう話が書いてありましたし。アリ・キックとタラちゃんをナメてはいけませんな。 ということでジャズ・メッセンジャーズ。ホレス・汁婆がブレイキー以外のメンバーを 全員引っ連れて亡命して以降、モーガン、ゴルソン、ティモンズというメンバーを引っ 提げて『モーニン』を吹き込むまでの間は、通称「メッセンジャーズの暗黒時代」と呼 ばれ、音楽的にも見るべき成果はなかったとされております。暗黒時代は、あ〜ん、酷 な時代なのぉ。。。ということになっておりますが、その間にJ.Mに去来したメンバ ーを見てみると、マクリーンがいたり、グリフィンが入ってたりと、なかなか興味深い ものとなっております。アリ・キックとタラちゃんと暗黒時代をナメてはいけませんな 。って感じなんですが、マクリーン入りのJ.Mで一番有名なのが、この『リチュアル 』ではないでせうか?トランペットはビル・ハードマンですな。この、名前のわりには あまりハードじゃないプレイをするトランペッターは『ジャッキーズ・パル』というア ルバムにも入っておりましたので、おそらくジャッキーの友達なんでしょう。ピアノは サム・ドッケリーです。こういうB級っぽい人達って、けっこうタイプなのぉ♪で、私 が持っている輸入盤のCDはLP未収録のオマケ曲で幕を開けます。2曲目もオマケで す。こういう暴挙を許してもいいのか?っていう感じなんですが、3曲目に入っている 「スコッチ・ブルース」よりも1曲目の「リトルT」のほうがデキがいいような気がす るので、こういう暴挙は放置しても法治国家として特に問題はないと思われます。とい うことで「リトルT」。怒鳴るど・バードの曲です。あ、これはどっかで聴いたことが ありますな。確か、誰かのなんとかというアルバムに入っておりました。『スリー・ト ランペッツ』だったっけ?と思って調べてみたら、そういう曲は入っておりませんでし た。じゃ、『ツー・トランペッツ』だったっけ?と思って調べてみたら、そういう曲は 入っておりませんでした。もしかして異名同曲かも?と思って調べてみると『ツー・ト ランペッツ』の1曲目「ザ・サード」と同じ曲でした。そういえば『ツー・トランペッ ツ』にはマクリーンも入ってますよね。ちなみにトランペットはバードとファーマーで す。録音はというと、『リチュアル』のほうが半年ほど後ですね。ファンキーな味わい を持ったハード・バピッシュな佳曲でありまして、こういうのってモロ好みなのぉ♪A AB形式の曲で、祝祭的なBパートに続いてファナティックなマクリーンのソロが飛び 出してくるあたりがとってもスリリングよねっ。この時代のマクリーンって、たまんな いのよねー。続くハードマンのソロは、いかにもこの人らしい歌心にあふれていてイイ よねっ。フレージングはケニー・ドーハムに似てるぅ?
続くサム・ドッケリーのソロは線の細いタッチで“地味なデューク・ジョーダン” って感じぃ?相変わらず、書いてることがテキトーだねっ♪ブレイキーの長めのドラム ソロも聴かれ、これぞアルバムの冒頭を飾るにふさわしいナンバーって感じなんだけど 、何故LPではボツにしたんでしょうね?とりあえず次。2曲目の「エクスヒビットA 」は作曲者にL.シアーズとかいう人と並んでブレイキーの名前もクレジットされてい ます。賑やかなリズムに乗せた明るくて健全なムードの曲ですな。ちょっぴり「パリの 並木道」に似てる?ソロ先発はビル・ハードマンっす。ブラウニーを思わせる歌心に富 んだなかなかのソロですな。続くマクリーンも快調そのものっす。続くサム・ドッケリ ーのソロもまずまずです。ブレイキーのめりはりの効いたバッキングにも注目。ソロも 聴けます。1曲目と同じく、なぜLPではボツにした?っていう感じのたいへん立派な 演奏です。ボケがないまま、とりあえず次。あ、ここらで改行しておきましょうね。
 
 3曲目、「スコッチ・ブルース」。オリジナル・アルバムはここから始まります 。デューク・ジョーダンの有名なオリジナルなんですが、なんともマヌケな感じの曲で すな。マクリーンの吹く「ほえ〜、ほえ〜♪」という情けないトーンが聴く者を脱力の 世界に誘います。ソロになると俄然よくなりますけどね。テーマ部のアレンジのミスと 言えるでしょう。いや、マクリーンのソロは完璧です。ハードマンのソロも鉄壁です。 ドッケリーのソロも絶壁です。テーマ部の失敗には目をつむり、アドリブ1発!でアル バム採用が決定されたのでしょう。めずらしくスパンキー・デブレストのソロも聴かれ ます。後テーマの間抜けさは相変わらずですな。これだけがちょっぴり悔いが残るのぉ 。。。で、4曲目の「ワンス・アップオン・ア・グルーヴ」はオウエン・マーシャルの 曲。ウォーキング・ベースに短くピアノが絡むイントロがイイのぉ♪でもって、いかに もハードバップって感じがする、なかなかの佳曲なのぉ♪って、そろそろ書くことがな くなってきたのぉ♪ハードマン、ドッケリー、マクリーン、ブレイキーと続くソロはい ずれも良好です。はい、5曲目。「サムズ・チューン」はサム・ドッケリーのチューン です。エキゾチックなムードのある、なかなかの佳曲です。って、そればっかり。この 手のメロディーだとマクリーンが俄然イイ味を出します。急速調で破綻のないプレイを 聴かせてくださいます。ハードマンのソロもイイっす。6曲目は「トウチェ」か「タッ チェ」か?とにかくまあ、マル・ウォルドロンの曲ですな。輸入盤CDには“Mel Waldr on”と書いてあるので違う人かも知れませんけどね。いかにもマル・ウォルドロンらし い知的なムードを持ったハード・バップといった感じの曲です。メル・ウォルドロンか も知れませんけどね。サム・ドッケリーのソロは気のせいかちょっぴりマル・ウォルド ロンっぽく響きます。メル・ウォルドロンかも知れませんけどね。ハードマンのソロの 出だしは、かなり“おもろい”フレーズを吹いとりまんなー。全体的にはフレージング がブラウニーっす。マクリーンも良好です。
 
 7曲目の「ウェイク・アップ」は2曲目と同じくレオ・シアーズとかいう人の名 前がクレジットされちょります。寝る子も起きる派手な曲です。急速調です。マクリー ンの破綻なきフレージングが素敵っ♪続く「アート・ブレイキーのリチュアルに関する コメント」というのはこういうタイトルの曲ではなく、アート・ブレイキーのリチュア ルに関するコメントです。つまりその、ブレイキーが何かしゃべってます。何をしゃべ っているかというと、英語でしゃべっているからよくわかりません。最初の「1947 年」と、以下「ピープル」と「ドラム」と「グッド」と「ファースト・ムーブメント」 と「シー・ワズ」と「トライ」と「ソー」と「ディス・タイム」と「セカンド・ムーブ メント」と「マザー」と「アメリカン・ムーブメンツ」という単語だけはなんとかヒア リングできました。で、ブプロデューサーらしき人の「りちゅある・ていくわん」とい う声に続いて「リチュアル」が始まります。出だしの部分にちょっとだけホーンの音が 聞こえますが、あとはほとんどドラムソロです。他のメンバーもパーカッションを手に 参加しているようです。
後に「チュニジアの夜」などでも聴かれるスタイルですが、こんなもんを10分近 くも聴かされるほうこそ、いい迷惑ですな。ブレイキーの自己満足といった感じの演奏 (?)でありました。以上、タイトル曲を除けば概ね良好な演奏でありまして、特にマ クリーン好きにはオススメなのぉ♪暗黒時代といってバカにしてはいけません。んなこ とで、今日はおしまい♪


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