【アルバム名】
JOHNNY GRIFFIN SEXTET (RIVERSIDE)
【リーダー名】
JOHNNY GRIFFIN (1958/2/25)
【パーソネル】
DONALD BYRD (tp) JOHNNY GRIFFIN (ts) PEPPER ADAMS (bs) KENNY DREW (p)
WILBUR WARE (b) PHILLY JOE JONES (ds)
【収 録 曲】
STIX' TRIX / WHAT'S NEW? / WOODY'N YOU / JOHNNY G.G. / CATHARSIS
【内   容】
 ねたが切れました。4コマ漫画「ねたぎれ」(図参照)状態ですねー。私は小学 校時代に漫画を書いていたんですが、このキャラは塩サバ2号が考案した「落花(らっ か)君」(左)と「急須(きゅうす)君」(右)でございます。落花生と急須をイメー ジしているわけですね。で、4コマ漫画を2つほど書いた時点で極度のねた切れに陥り 、苦しまぎれに書いたのがこの「ねたぎれ」という作品です。4コマ漫画の常道となっ ている「起承転結」を廃した革命的な作品ですね。「オチ」もありません。一時期ブー ムになった「不条理漫画」を10年も前に予見したという点で高く評価されるべき問題 作だと思うのですが、唯一の欠点はおもしろくもなんともないことですねー。3作目に して自己の才能に見切りをつけた私は小説家・エッセイストへの道を歩んでいくことに なったわけです。ということで本日のテーマは「塩サバくん・小説家への道」。
 
 わたくしの文壇デビユは小学校5年生の時であります。日進小学校に在学中だっ たわたくしのもとに、とある「作文コンクウル」の作品募集のお知らせがもたらされた わけです。「よい子のよい歯・作文コンクウル」。この話、前にも書きましたっけ?で も、ネタがないんだから仕方ないよねー。ネタがないときは同じことを何度書いてもい いんだよねー。ということで、さっそく私は「よい子のよい歯・作文コンクウル」にノ ミネエトすべく作品の執筆にとりかかったわけです。いや、まるっきり気は進まなかっ たんですけど、国語の宿題だから仕方なかったわけです。で、やる気がなかったもんだ から、全面的にオヤの支援をうけることといたしました。あ、書き忘れましたがこの作 文コンクールというのは文部省が主催するというような全国規模のレベルの低いコンク ールではなく、桑員地区のガッコに通っている小学生を対象にしたものでございました 。桑名市と桑名郡、員弁郡ですね。そういう極めてローカルで立派な、権威あるコンク ールであったわけです。
 
 で、オヤがぺらぺらと口述した内容を忠実に書きとめるといった手法によって、 その作文は無事に完成いたしました。よくは覚えておりませんが、「僕と虫歯」という ようなタイトルではなかったと思います。中身のほうは「食べたら歯をみがきましょう 。」といった、たいへんに前向きで極めて建設的な提言に満ち溢れていたように記憶し ております。それはコドモの目からみても「まあまあやなあ。」というレベルのデキだ ったんですが、翌日それを提出したところ、どういうわけだか担任の目にとまったわけ なんですね。「まあまあレベル」とは言え、一応はオトナの手によって書かれたもので すから、並み居るガキどもの作文と比較すれば「ちょっとはマシ」ということだったん でしょう。「うちのクラスの代表として、いなば君の作文を出します!」ということに なってしまったんですね、これがまた。
 
 この作文を正式にノミネートするに先立って「担任教師による推敲」という作業 が行われました。ガッコの代表として出すからには、あまり恥ずかしいものじゃ駄目よ ね。日進小学校の生徒はこの程度かいっ、なんて馬鹿にされちゃうわ。きっと担任の先 生が馬鹿なのねっ、なんて思われちゃうわ。そんなことでは私の股間に、いえ、私の沽 券にかかわるわっ。そのように女教師ナカヒロ(推定年齢・当時47歳)は思ったよう なのです。そんなわけで私の書いた(正確には私のオヤの書いた)作文「僕と虫歯」( 仮名)は女教師ナカヒロの手によって「いったい、もとの作文はどこへいってしまった んだろう?」と思うほど完膚なまでに手直しされたわけでありました。
 
  僕は小さいころから虫歯になやまされていました。
 
というような面白くもなんともない書き出しが、いきなり
 
  「痛いよー、痛いよー!」
 
という斬新な書き出しに変わってましたからね。「さすが先生やん!」と、コドモ 心にも感心したことを覚えています。
こうしてワタクシの作文は見事、桑員地区で3位に入り、文壇デビユへの道が開け たというわけでございます。
 
 @ さ、グリフィンですな。あ、その前に、絵心あふれる元ヨットギャル@ごん あじさまの作品を紹介しておきましょう。モロ見え露天風呂旅行みやげ「ゆふいんの森 キャンディ」(おいしいよ〜ん♪)と共にこんなイラストが届きました。「さみをさま =ネコ系、まゆちゃん=ウサギ系、だと思いません?」だそうです。思う〜♪でも、「 ごんあじはネズミ男系ね」というのはいくらなんでも謙遜が過ぎますな。ま、いうなれ ば「ハムスター系」ですよね、ごんあじさま♪あと、「イカス!いか」のフォトカード と「謎の魚」もいただきましたー。イカはいいんです。ま、イカしているなー、って感 じで。「ゲソ(足)はチャンポンなどの具としてもよく利用される。」というコメント がいかにも長崎ですなー。という感慨にふけることが出来ます。
問題は「謎の魚」ですな。ホントにわけわかんねーんですよね、これがまた。真ん中か ら真っぷたつに分解できるから、ボールペンにでもなっているのか?と思ったらそうで もないしぃ。もしかしたら笛なのか?と思って吹いてみたんですが、音も出ないしぃ。 よくわかんないんですけど、とりあえずどうもですぅ〜♪ということでグリフィン。「 3P好きのさばぴょん」は、またしても3管モノを選んでしまいました。『JOHNN Y GRIFFIN S○XTET』。未成年に悪影響を与えると思われる単語がタイ トルに含まれておりましたので一部伏せ字にしておきました。健全サイトらしい賢明な 施策だったと思います。で、一口に「3Pモノ」と言っても、その編成は大きくわけて 2つのパターンがございます。まず1つがトランペット、サックス、トロンボーンとい うパターン。これが一般的な3管編成ですね。あと1つ、数は少ないんですがトランペ ットにサックス2本というのもありますね。このグリフィンのアルバムがこのパターン で、ドナルド・バードのペットとペッパー・アダムスのバリサクが入っております。こ のバードとペパ・アダのコンビというのは一時期、双頭コンボみたいな形で演奏してい たことがあるくらいで、相性バツグンなのであります。一方、リズム・セクションのほ うに目を転じると、ケニー・ドリューにウィルバー・ウェア、フィリー・ジョーという メンツ。ちょうどいま、毛仁井戸の龍クンがドリューのピン子をやっているので、グッ ド・タイミングなのでございます。ま、今回限りで消えちゃうキャラでしょうけどね、 毛仁井戸龍。では早速、1曲目から鑑賞してまいりましょう。
 
 アルバム冒頭の「スティックス・トリックス」はウィルバー・キャンベルの曲で ありますな。そのキャンベルさんというのが何者であるかと申しますと、よく知らない のであります。どっかで名前は聞いたことあるんですけどね。英語による原文ライナー を読みくだいたところによると、シカゴ出身のドラマーのようですな。んで、このアル バムはシカゴ出身のミュージシャンによる新曲を演奏しているそうで。この曲と、ピア ニストのジョン・ハインズによる「ジョニー・G.G.」、そしてグリフィンによるドラ イヴィングな「カタルシス」がそうであると。なるほど。では、「スティックス・トリ ックス」から聴いてみましょうね。フィリーのドラムソロによるイントロでスタートし ます。派手です。張り切っております。で、3管ユニゾンによるテーマですな。うん。 ファンキーな味のある、なかなかの曲ですな。ソロ1番手はドリューなんですね。この 頃のドリューは適度な黒さとインテリジェンスがあって、極めて良好です。続いてペッ パー・アダムス。私的にはバリサクではペパ・アダが一番好きっ♪白人なんですが、す ごく黒っぽいフィーリングがありますよね。続いてドナルド・バードですか。相変わら ず、ちょっと上ずり気味のフレージングが「らしい」ですね。で、フィリーのソロをは さんで、いよいよ真打ちグリちゃん登場!グリちゃんってば、いつも張り切っているの はいいんだけど、時にオーバー・ブローになっちゃうのがタマに傷。でも、こういう3 管セッションの場合、くどくなる直前でソロが終わるのでとっても手頃なのぉ♪「シカ ゴいちの早撃ち男」の異名を取る細かいフレージングがとっても素敵なのぉ♪はやくっ ても全然OKよっ!
で、後テーマとなるわけなんですが、終わった。と思わせておいてもう1度出てく るという「ウナマス」的手法がカッコいいですね。全体的にハード・バップの熱気と楽 しさに溢れたナンバーで、私なんぞはこれ1曲だけ十分に満足しちゃいます。
 
 「1回だけのプレイじゃ、満足出来ないのぉ!激しいプレイの後には優しくねっ ♪」という貪欲な貴方には、2曲目の「ホワッツ・ニュー」をお届けしましょう。おな じみのバラード・ナンバーですな。これはまず、ドリューのイントロに注目です。イイ んです、これが。んで、グリフィンがワン・ホーンでしみじみとテーマを歌いあげます 。イイんです、これも。音が深いんです。人生のお揉みを、あ〜ん、もっと揉み揉みぃ ♪って、なんという変換をするんだ。人生の重みを感じさせますな。ということが言い たかったんですが、揉み揉みでもう、どうでもよくなってしまいました。グリフィンが そのままアドリブに入り、バード、ペパ・アダ、ドリューとソロが続きます。個人的に はペッパー・アダムスのバラード・プレイって、とっても好き好き好き好き好き好き〜 ♪一休さんの次くらいに好きなのぉ♪とサヨちゃんも言っておりました。と、ここまで 2曲が私的にはベスト・プレイ。あとの3曲はまあオマケですな。
 
 「ウディン・ユー」はおなじみ、ガレスピーのナンバー。この曲だけはグリフィ ンのワン・ホーンになります。イントロんところが、かなりヘン。ラテンのノリですな 。テーマの後にベースの無伴奏ソロが出たり、かなり変わったアレンジがなされており ます。ま、やってる本人が幸せなら、あえて他人がとやかくいう筋合いではありません 。ドリューのソロはかなりイイ感じ。んで、今度はベース1本をバックにグリフィンの ソロですか。途中からタイコとピアノも入って、大いに盛り上がります。んで、タイコ とテナーの16バース(?)、4バースがあって、後テーマがあって、エンディング。 うーん、オマケだと思っていましたが、こうして聴いてみるとなかなかにエキサイティ ングな演奏なのでありました。
 
 4曲目はシカゴのピアニストらしいジョン・ハインズという人のペンによる「ジ ョニーG.G.」ですね。ちょっぴりアーシーな味のある曲であります。ソロ先発はドリ ュー。かなり黒っぽいソロを披露しておりますな。シカゴ・スタイルに敬意を示したと いうことでしょうか?続いてグリフィン。ゆっくりめのテンポで好き勝手にのびのびと 吹いております。これもオマケと思っていたら意外と充実しておりますな。ラストはグ リフィンのオリジナルで「カタルシス」という曲。単純明快なリフ・ナンバーですな。 メンバー全員の快適なソロが続きます。以上、いいアルバムでした。んじゃね。


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