【アルバム名】
RAY BRYANT TRIO (PRESTIGE)
【リーダー名】
RAY BRYANT (1957)
【パーソネル】
RAY BRYANT (p) IKE ISAACS (b) SPECS WRIGHT (ds)
【収 録 曲】
GOLDEN EARRINGS / ANGEL EYES / BLUES CHANGES / SPLITTIN' /
DJANGO / THE THRILL IS GONE / DAAHOUD / SONAR
【内   容】
 このガイドは外角低めのスライダーという感じのアルバムで攻めているんですが 、今回はストレートど真ん中です。
 プレスティッジの『レイ・ブライアント・トリオ』です。うわっ、ありきたり。 ありきたりで笛を吹く。それは悪魔が来たりて笛を吹くやがな。全然違うがな。という わけで個人的にはシグニチャーでなくてプレスティッジです。
 このアルバムの正しい聴きかたですが、まず2人で部屋にこもリます。んで、部 屋のあかりを消します。んで、ウィスキーを用意します。そこでいよいよ1曲目の「ゴー ルデン・イヤリング」かけて蘊蓄を傾けます。 この『ゴールデン・イヤリング』という曲はビクター・ヤングがサラサーテの『 ツゴイネルワイゼン』にインスパイアされて作った曲なんだ。だけど元はと言えばジプ シーの歌なんだよ。」
 そしてかねてから用意の黄金のイヤリングを手渡し、耳元でこう囁こう。
 「ジプシーの間では黄金のイヤリングをつけると幸せになれると信じられている んだ。」
 この時のウィスキーのつまみには味の素のイカリングフライがよかろう。
 そうこうしているうちに2曲目の「エンジェル・アイズ」が始まるので、今度は こう囁こう。
 「君の瞳はまるで天使のようだ。君の瞳に乾杯!」
 そうこうしているうちに3曲目の「ブルー・チェンジズ」になるので後はどうな と勝手にしてくれ。
 というようなシチュエーションに使える1枚でありますね。こんな時、コルトレ ーンの『アセンション』はいけません。いきなり「まん、てーーかっ!」というのも問題 ありです。まあ、せいぜいが『永遠のリズム』。なんでや。だいたいジャズで口説こう という発想自体が間違っているわけで、こんな時は加山雄三です。 幸せだなあ。


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