2013年 第2回 ウルトラ・トレイル・マウント・フジ

7月26日(金)河口湖八木崎公園会場到着  

金曜日が開催日でスタートだ、金曜日休暇を取り河口湖へ向かう。平日でも有り思ったより早く河口湖に到着、指定駐車場からシャトルバスで八木崎公園に向かう。選手はまだ疎らだが荷物を預けている選手もいた。 受付を済ませ、装備のチェックを受けて、中間点のドロップ用荷物、前半リックに入れる荷物、会場に置いていく荷物と分ける、背負って見ると思ったほどの重さでは無かった。スタートまで3時間、会場を散策、通り雨も降り一時テントに入り込む。 会場では何時もの見慣れた顔に出会った、やはりトレイルには決まった顔が訪れる、TJARでの上位ゴール選手やハセツネなど速い選手、外国人選手も多く参加している。流石UTMBの姉妹大会だ。    

開会式で挨拶する鏑木さん 海の男が山も制する


7月26日(金)会場に多くのブースが集まる

開会式が始まり、鏑木さんの挨拶が始まる、彼の思いがこの大会を大きくしている、名誉実行委員の三浦雄一郎からもヒマラヤからメッセ―ジが放映された。 最後にに彼は英語でもスピーチをした。最前列には優勝候補の望月選手がいた。スタート前に仲間とも話が出来この大会への思いが聴けた、私はカメラを持って撮影しながら走る。 15時にスタート思い思いのペースで走る、前に並んだせいか抜かれて行くばかりだ、先は長いマイペースで前半は抑えてのんびり走る、ホテルの前を走ったり、ルートに苦労した事が伺える。

ステージ前に集まった選手 優勝候補の望月選手


8月26日(金)本栖湖を目指してトレイルを走る

足和田山へのトレイルに入ると、選手の間隔が狭くなって来る、急な登りでは立ち止まりペースが遅くなる。河口湖が右手後方に見えて来て高度が上っている、更に斜面が急になると列は止まり動かなくなる、渋滞も何度か起き立ち止まる。 ここで焦ってもしょうが無い、まだまだ序盤で足慣らしには調度良い!左手には富士山の雲をかぶっているが見え隠れしていた。紅葉台からは下りになり一気に降り快適なトレイルが続いた、車道へと近くなると鳴沢氷穴だ。 最初のエイドで『山たの』のタケさんが給水係をやっていた、声援を受け出発する、富士五湖ウルトラと同じコースの青木ヶ原樹海を抜けて行く、精進湖入口を左に曲がって 再びトレイルへと入って行く、溶岩の森林を走り抜けて行く。全体に下りだが溶岩の中は細かいUPダウンが繰返される。溶岩トレイルを抜けると本栖湖への入口だ、富士山を正面に見ながら右手に曲がって行く、まだ桜が咲いている、湖畔には夕暮れの山が映っていた。 まだ明るい内に本栖湖スポーツセンターに到着した、赤灯と給水を戴き、館内にて御粥を戴く、暖房が利きなかなか出たく無い雰囲気だ、トイレに寄りライトを付け出発。外は暗く成り正面の山に選手のライト、ジグザクに登ってる明かりが見える。

渋滞のトレイルを進む 溶岩のトレイルを進む


8月26日(金)天子山地を駆け巡る

急な登りがひたすら続く、足元ばかり見ていると廻りは見えない、富士山は微かに木々の間から垣間見る事が出来た、選手のざわめきが起きると満月の月が山から上がって来た。 辛い登りを忘れさせてくれる、満月は段々と富士山頂に登り詰めている、我々が山頂に出るか月が先か?最初の稜線に出るとまだ月は山頂には来て無かった、選手はカメラを構えシャッターを押す、 満月と富士なかなか綺麗に取れない!時間は過ぎて行く!ドンドン選手は登って来る!まだまだ先は長い。竜ヶ岳を越え端足峠を過ぎると朝霧高原の麓へと降りる、ここから麓へのウォーターステション まで遠く感じた。36km地点だ!給水とチョットした食べ物が置いて有った、寒くて長いが出来る所では無かった。麓エイドからは本格的に天子山地へと入って行く、雲見岳へは急な登りが続く、 富士山も東方向右手に見えて来る、尾根に出れば縦走路でUPダウンが繰返される、天子ヶ岳までかなり遠く感じた。暗闇で街の夜景しか見えず残念では有るが気持ち良く走れた。天子ヶ岳からは 急な下りが待っていた、膝や足にダメージを残さない様に、回転良く足を回して下った。下り切ってからも西富士中学校までは高原を更に走った。

満月の月が富士山頂に登る 選手は富士山にカメラを向ける


8月27日(土)中間点富士山こどもの国を目指す

西富士中学校エイドは一番の冷え込み時間帯?早朝3時だ、温度は氷点下2℃を指している。暖かい焼きそばを2つ食べ、暖かい飲み物でしっかり給水を取った。 ストーブは有る物の体はドンドン冷え込んで行く、出発する頃にはふるえが来てしまった。ここからは富士山の裾野の南斜面を南東に向かって直線的に向かう。送電線の真下を真っ直ぐ進む、 道は分かり易い、フラットで走り易い、だが道や沢などが有ると降りて登るの繰り返し!永遠にこれを繰り返した。途中、栗倉でウォーターステションが有る、数人の選手が居て疲れ切った感じだった。 まだ水は充分有った、コーラだけ飲んで一息入れた。ここから送電線を離れ林道を行く、ゆるい登りが続く、走れる所は走ったが、無理せず歩く事にした。長い長い林道は飽きる程長かった。 高度は徐々に上がり、開けた所からは富士山も見る事が出来た、朝焼けの富士が見れなかったのが残念だ。子供の国へは更に登りが急になって来た。

外人選手エイドで箸を使う 夜明けのトレイルを進む


8月27日(土)富士山5合目を目指す

長い長い道のりを経てヤット富士山こどもの国に到着した、大勢の選手、サポーター、応援者で賑やかだった。暖かいスープを戴き温まる、ハセツネクラブメンバーにも会えた、風の当たらない所は暖かった。 カップヌードルを戴くと、そこにはやはりクラブメンバーがスタッフしていた。救護所には伊豆トレランで一緒にエイドでスタッフした看護師の方がおられた。ドロップバックの荷物を出しリックに詰め替えた、給食がしっかり しているので固形物は必要ない様だ、安心の為に最小限にした、40分ほど長居してしまった。80km半分来た事になる、後半戦に入る、ここから登りは急になって行く、すばしりの5合目を目指して登って行く、 富士登山道をひたすら登って行く、嫌気がさす頃に水ヶ原公園に到着、暖かいうどんを大盛り2杯も一気に戴いた、暖房の効いたテントの中は快適だ。しっかり給水した。 国立公園内で一部走行禁止区間が有る、だがこんな坂走れるのはトップ集団の選手だけだろう?森林限界を抜けると富士山が見えて来る。溶岩礫で歩き難くなって来る、 四辻が上に見えて来ると視界が一気に開けて来る、風もまともに受け体温が奪われる。

国立公園内走ってはダメ! コース最高地点四辻に到着


8月27日(土)すばしりを下る

コース最高地点四辻からは絶景が広がった。ここから先は走行OKだ、ここから快適なランが再開だ、雄大な眺めを見つつ走れる。 溶岩のすばしりを一気に駆け下ると富士山御殿場口太郎坊に到着。ここにはAMMLのメンバーがスタッフをしていた、歓迎を受け応援して戴いた。 おにぎりを戴き、暖かいスープもしっかり戴いた、ここも暖房が効き居心地は最高だが先を急いだ、出口で写真を撮って戴いた。一気に下ってから コースはまた送電線の下を行くコースとなる、北に向かって真っすぐ向かう。富士桜が咲き心も癒される、飽きた頃に車道に出てる、ここから 一気に舗装路を駆け下る、足や膝を痛めない様に慎重に下った。足にビンビン来た頃に、すばしり道の駅に到着した。雑煮、お汁粉、パン、暖かい飲み物、 そしてコーラを戴き、腹いっぱいに成ってしまった。救護所に立ち寄り(棄権、失格、リタイヤに成らない事確認)腰、足にサロンパス、バンテリンを塗った。

すばしりを一気に駆け下る 富士山をバックにポーズを決める


8月27日(土)山中湖を目指す

賑やかな道の駅を後に、後半戦の山に入って行く、残りは4つの山越えとなった、最初の山は三国山の山々を越えてく、いくつものピークが有り、 UPダウンを繰り返しこれでもかと言う程ピークを越えた。山中湖が左に、富士山が後方に見えた時、かなり廻った感じがした。最後のピークを登り下っても長い 道のりだった、下に降りてからも山中湖きららまでも、更に遠くなかなか着かない、先に選手が見えるとまだ先か!って感じだった。 エイドの中では、整体やマッサージをやっていた、並んでいたがやってみたい気がした、それも諦めトイレに立ち寄り出発した。

直線路をひたすら走る 高度を上げると山中湖が見える


8月27日(土)河口湖ゴール会場へ

石割山を急登し登と、陽は既に沈んでいた、富士山には夕日が当たっていた、下ると直ぐ二十曲峠だった、なんかあっ気なく着いてしまった感じだった。 このエイドには選手は余りいなかった、一杯水を飲んで直ぐ出て行く選手が多かった。奥の救護場所もガランとしていた、これから忙しくなるのだろう。 最後の難関とも言える、杓子山へと入って行く、急な登りで、岩場、鎖場の連続が続く、風も冷たく体が冷えて行く、ピークらしき山を越えて最後に杓子山頂へ到着。 問題はここからの長い下りが難関だ。足を痛めない様に慎重にくだった、歩いている選手、ゆっくり走る選手、勢い良く走る選手、それぞれ思いは違う。 街が近くに見えてもまだまだ降りる。待ちに降りてからも長い道のりだった。最後のエイド富士小学校に到着、吉田うどんを2杯戴く、館内の暖かい所で、防寒着のフリースを着た。 もう結構寒く成って来た、温まれるほどのスピードで走れない!、寒さ対策をしっかりして出発、最後の山登りへ向かう、ここからストックは使用OKだがもう無い。 登りは林道で木の枝を拾い杖替わりにした、かなりの選手に追い越された。峠でスタッフからもう下りですと言われ気が楽になった。3km程ゆるい登りが続いた。 その後一気に河口湖まで下って行く、長い長い林道だった、最後の分岐でクラブのスタッフに合う、最後の声援を受けゴールを目指す。 漸くして街に着くと、河口湖浅間神社を廻る、参道を走り抜け車道へ出る。川沿い、湖畔沿いを走る。向かいに河口湖大橋が見えて来る。対岸のゴール会場が見えて来る。 河口湖大橋の最後の登りも気持ち良く走れた、前にも、後ろにも選手は居ない、橋を渡って湖畔沿いに進む、会場が見える、歓声が聞こえる、深夜にも係らずゴールゲートで ハイタッチで待っていてくれる、元気にタッチしてゴールした。35時間29分14秒 総合234位 男子212位 の成績だった。

2日目の夜を迎え暮れ行く富士山 大歓声の中ハイタッチでゴールした

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