2014年 第3回 分水嶺トレイル青梅スタート


7月17日(金)青梅永山公園に集合  

小雨降る中青梅駅に着き、永山公園に向かう。駅から坂を登って行くと鉄道公園へ、その隣のグランドが集合場所だ。 既に多くの選手が集まっていた、雨でトイレの中が集合だ、装備のチェックを受ける。ネームカードを受け取りパックの詰め直しを行う。 ソロの選手のみでTJARに参加の凄い顔ぶれが見える。雨は止みそうに無いが合羽は着ずに行く、各自ストレッチ、柔軟を行いスタートの準備。 0時雨の中スタートした、青梅丘陵を歩き出すがトップは段々速足になり、そして走り出す。殆どの選手の明かりは見えなくなる、最後尾集団でのんびり行く。 マーシャルの平林君と話しながら進む。

参加選手スタート(00:00) 高水山通過(2:59)


7月19日(土)高水山を目指す

森林の中では雨も気になって居なかった、途中コース上に幸垣城跡が有る、今は昔の面影は余り見られない。 雷電山を越えて一旦車道にでて、軍畑方面に下る。水を補給して高水山へと向かう、雨も止んだが蒸し暑い。常福院までは急な登りが続く。 トイレにより高水山頂を経由して岩茸石山へ、腰を打って痛いと湯川さんが山を下りて行った。岩茸石山頂(3:27)では何も見えない、棒ノ嶺に急ぐ。 東の空は明るくなり、周辺も明るくライトも必要なくなる頃棒ノ嶺山頂に到着(4:58)。平林君が到着して休憩中、みんな揃って小休止し食事タイム。 高橋さん、安生さんと4人で雲取山を目指す。一杯水も少し水が出ていて給水が出来た、自前の給水コップが活躍した。避難小屋でトイレ休憩(8:40)。 高橋さん、安生さんは先に出発して行く、一息付いて平林君と後を追う。酉谷避難小屋(10:15)に着いても二人に追い着く事は出来なかった。 水が少なくなっているので補給で小屋まで降りる、小休止してる間に高木さん達が追い着いて来た、とっくに前に行っていると思っていた。 計5人となって雲取に向かう、雲の切れ間に山々も見えたりした、長い長沢背稜も終わり雲取山荘に到着した(13:52)。


棒ノ嶺山頂到着(4:58) 雲取山荘到着 (13:52)(予備関門)

雲取小屋では二人がビールでカップ麺を食べていた、ここは予備関門で到着時刻をスタッフに伝える。我々もコーラとカップ麺を購入し腹を満たす。 ハイドロにも給水補給して高橋さん、安生さんに続いて出発した。小屋では風も無く良かったが、山頂(14:31)では風が強く雨も激しく降り出した。 避難小屋(14:39)で合羽を着こんでいると、小俣さんが小屋の中にいた、石尾根から鴨沢組がどんどんと登って来る。ここまで13時間で到着予定だったが大幅に遅れた。 TTRの時に8時間で来れたのが夢のようだ。15時間歩いて来た足で雲取の下りはチョット辛かった。雨が激しく登山道は川の様に泥水が流れる。 トレイルも水が深く溜りシューズも埋もれて仕舞うほど溜まっている、三条ダルミまで下ると後は歩き易くなる、狼平付近(15:19)は走りたくなる絶好のコースだ。 北天のダル通過するとここからハシゴ・階段が多くなる、慎重に進む。飛龍山分岐通過(16:14)、暫く下ると水場が出て来る、ここで一杯冷たい水を飲みこむ。 将監小屋に寄らずに、将監峠までは結構長い、集中を切らさず慎重に行く、将監峠(18:10)で小休止してから出発した。 ゆるい坂を登って行くと直ぐに牛工院平通過(18:25)。その先が山の神士通過(18:31)する、ここはコースの分岐である。

将監峠到着(18:10) 山の神士(18:31)


夜間の一人旅へ突入

右手が唐松尾山へ向かうコース、左手が黒えんじゅ分岐へ向かうコース、まき道コースが走れるし安全で有る。 巻道コースは距離が長いがフラットなコース。途中沢がたくさん有り給水の心配は無い!、水千への分岐(20:10)手前の沢で給水し満タンに!。 水千に出ると多摩川の源流通過(20:28)、最初の一滴がここから多摩川の流れになる。ここでライトを出し夜間に入って行く、更に登って行くと、3つの川の分水嶺到着(20:49)。 小さな分水嶺だ!多摩川・荒川・富士川へと流れて行く。分水嶺を下って行くと直ぐに雁峠の広場に到着(20:56)。急な坂を無理せず登って行く、右手には笠取山が円錐状に綺麗に見える筈が何も見えない。 雁峠が下に小さく見え、鹿の鳴く声が響く。水晶山(22:26)を通過して行く、気持ち良い風が吹いていた。ひとり旅になり寂しい感じに襲われる。 小屋への分岐を通過(22:39)、水は有り雁坂峠へ向かう。コースで寝ている女性が!何と中村さんだった。スタッフの声でやっと雁坂峠(22:50)に到着した。

多摩川源流(20:28) 小さい分水嶺(20:50)


3時間遅れで甲武信岳到着

雁坂峠は第一関門、スタッフに通過タイムを伝える。青梅コースの通過は5人目と伝えられた。もっと多くの選手が通過していると思っていた。 少し休憩しただけで体が冷えてしまう、写真を撮って戴いて出発(22:54)。ここからまた急登が続く、ここは奥秩父主脈縦走路である。雁坂嶺を通過(23:27)。 昨年より約2時間程遅い通過出来ている。縦走路でもUPダウンが厳しい、2180mのピークを越えて更に登って東破風山に通過(0:17)。結構登りが辛い! 更に登って行き破風山(西破風山)(0:41)到着ここから急な下り坂が続く、慎重に下る。 破風山避難小屋に到着(1:10)、3人が外で休憩、中で寝ている人がいる。チョット一息ついて出発した。 ここからまた甲武信岳に向けて登りが続く、木賊山には登らず甲武信小屋へと向かう。甲武信小屋には通過(2:27)、ここでハセツネチャンピオンチーム杉山さんに会う。 物音を立てずに静かに通過し離れた所で休憩、結構足に来ていてペースが落ちるし、眠くなる!。重たい足、眠い頭で何とか甲武信岳に到着(2:47)。 本部に連絡入れたが通じない?アンテナが1本メールが出来そうだ、送ってから風が冷たく急いで下る。

雁坂峠(22:50)(第一関門) 甲武信岳(2:47)(本部連絡)


コースの感じが違って思える

山頂ではアット言う間に体が冷えてしまった。ここから先がこの大会で一番嫌な区間に入って行く、途中2人の鴨沢コース選手に合う、一緒に行動する事に。 小さなUPダウン、ピーク越えが十数回出て来る。同じ所をグルグル廻っている錯覚に陥る。なぜか昨年と違うコースを歩いている気が起って来る。 眠気が襲いコースアウトが起きやすい!、コース踏み跡も不明朗な所も有る。国師のタル(5:34)の看板が新しくなっていた。ここからが近い様で遠い国師岳。 最期の国師ヶ岳への登りと思うが何度も登りが出て来るのが国師だ。今年は既に明るくなっていて正面に国師岳が見えていた。国師への尾根に出ると山頂まであと一息だ。 国師ヶ岳到着(7:05)、ここで町田さんに追い越される、何処かで仮眠していたのだろう。大弛峠へ一気に階段を下って行く。 疲れた足には辛い階段である。大弛峠の第二関門到着(7:53)、スタッフに通過タイムを告げられる。スタッフに暖かい味噌汁を戴く。小屋にて朝食を注文、カレーライス(700円) とコーラを注文。食事をしている間に、町田さん、杉山さんチームがスタートしていた。40分程休憩して出発した。

国師ヶ岳(7:05) 大弛峠(7:53)(第二関門)


雨・雷が気になる山域へ

大弛峠を出発!、お腹が満たされると眠気が襲って来る。朝日岳への登りがフラフラしながら登った、朝日岳通過(9:21)、ガスが掛かり周辺は何も見えない! 目の前に金峰山が見えている、結構下って行かないと金峰山には到着しない。金峰山の登りで、勢い良く登って来る選手!、途中で仮眠していた鴨沢の選手達だ。 ミルミル内に見えなくなってしまう。金峰山到着(10:08)、ここでも本部に連絡が通じず他の選手に序に連絡してもらう。登山者も結構多い。ガスが掛かって何も見えない。 大日岩に向かって只管下る、ストックが邪魔になるのでリックへ、登って来る登山者は雨のせいか少ない、岩場では登り優先で道を空ける。 大日岩を通過、何時みても凄い岩場だ、登山者もやや多くなっている。大日小屋を通過、杉山さんがコースが分からず地図で確認していた。 結構長い富士見小屋へ向かう、ダラダラ下りは思ったより疲れる多少走って下った。 富士見小屋は第三関門(12:16)、通過タイムを告げ到着。ヤレヤレって感じだ、水は有るのでスタッフと情報交換して出発。

金峰山(10:08)(本部連絡) 富士見小屋(12:16)(第三関門)


鉄砲水で危機に合う

富士見小屋をスタッフに見送られながら出発、斜面をトラバースしながら瑞牆山を目指す。沢の出合は天気も良く無くハイカーも少ない。 ここから瑞牆山への登りが始まる。ハイカーも少なく順番待ちも無く(12:50)、半分程登ると下山するハイカーが多少いた。少なくてスムーズに登れた。 ヤット山頂への入口に到着(13:59)、頂上への順番待ちが無いので同行者が山頂へ向かった、その間に給食した。ここから一気に下る、不動沢コースを登るハイカーは居なかった。 半分ほど下った頃、集中豪雨が降り出し、登山道は滝の様に泥水が流れて行く、ヤットの事本流まで降りるとかなり増水している。渡渉点が2ヶ所有るので気になる。 岩の上を飛んで渡れるはずだったが、すっかり沈みシューズを濡らして何とか渡渉出来た。小さな沢も滝の様に水が飛んでくる、全力で走り切って下って行く。 最後の本流渡渉点に来ると、膝位まで使って渡る事が出来何とか通過した。激しい雨は30分程降り続いた。危ない所を通過出来てひと安心すると濡れた体に寒気が来た。 足場の悪い下りが終わるとダラダラした道が続く、嫌気がさす頃林道終点駐車場に到着。 車道を暫く歩くと信州峠への分岐に出る、体が冷えて仕舞乾いたシャツに着替えた。走れば走れるが気力が無かった。松平林道は最初結構急な登りが続き、やがてフラットから 下りになる砂利道林道、走る事も充分可能である。一人の歩いている選手に追い着く、終盤は再び登りになり、意外と長い林道だ、最後の沢で給水する予定だったが充分あった。 県道に出た所でライトの準備(17:27)、ここから信州峠までも登りが続く、信州峠に到着(17:45)、階段を登った上で小休止。最後の補給食を食べて一気に行く予定だった。

瑞牆山到着(13:59) 信州峠到着(17:45)


夜間となって読図へ

信州峠で鋭気を養い出発、日が沈みかけうす暗くなって来た。登りもチョットペースを上げたてカヤトの原に出る(18:27)。 山頂へは更に登って行く、尾根を越え意外と遠く感じる。朽果てた道標が立つ山頂に到着(18:52)、ここでチョット同行者に読図のレクチャーをした。 その間に一人の選手が先行して先に進んで行った、既に暗くなりライト無しでは行動出来ない。 ここから先は踏み跡も不明瞭な所が多くなる。豆腐岩へも2回?鞍部へ下りそして登る、近い様で遠いのでコースミスしてると思ってしまう。 更に後ろから来た選手に豆腐岩がまだ先である事を確認、でもその選手も先へ行こうとしなかった、やはり一人では不安なのだろう。 3人の行動となって行き、急な斜面を登ると目の前に豆腐岩が飛び込んで来る。こんなに遠かったのかと思い直した。 左に進路を取り、木賊の頭を目指す、山頂手前で左に踏み跡は曲がる、真直ぐ行くと頭に出てしまう。左に曲がって直ぐ 道標が有る、見逃さない事、ここからコースが南西に変わる。

横尾山通過(18:52) 豆腐岩通過(2013年撮影)


前回と雰囲気コース違う!西へ進む (撮影余裕も無し昨年写真使用)

道標からは右手にこれから進む尾根が見えが夜間で何も見えない。、夜間は見えないので特に注意が必要だ。暫くは踏み跡がしっかりしたコースが続く。 木賊の大ダルを越えると踏み跡はやや不明瞭になって来る、大ダルには右へ行く踏み跡が有る、そちらには絶対行かない事と分かっていながら今回行ってしまった。 夜間で踏み跡が有るとつい行ってしまう、尾根から外れていてヤバいと思い尾根まで藪を登り返す羽目になった。この踏み跡はかなり読図が出来る人が最短コースで進んだ跡らしい。 県境の看板、杭など確認して尾根を確実に進む。途中岩場なども有り夜間なので注意して進んだ。2つ?ほど小さなピークを越えると槍の山頂に到着。 山頂には小さな看板と三角点が有る、確実に現在地点が確認出来る。山頂を巻いて行けそうだが?合流点が不明確でリスクが有りそう。 山頂を5分程降ると県境の石柱が有りそこを右に進むのだが、今回見つからなかった。引き返そうと思ったが、このまま真っ直ぐで合ってると自信をもって言う。 確かに踏み跡も足跡もついている、コンパスの方向も有っている、心配ながらもどんどん先に進んだ。チョットしたピークで横尾山で先に行った選手に追い着いた、 電話をしている気配だったが?本部に連絡しようとしていた、やはりコースに不安だったらしい。コンパス方向は合っているし、4人で更に先に進んだ。

木賊の頭分岐(2013年撮影) 槍山頂到着(2013年撮影)


牧場の柵!何時もの柵と違う

今までは広い三沢のコルに出てそこを登り返すルートだったが、そんな所が一向に出て来ない。 更に踏み跡がしっかりして来て登り返すとバラセンの柵に出て来た。出た柵には出入り口にもなって居る。 今までは右に林が有って、左に草原が広がる柵に出て、三沢の頭だった。 ここは両側が木々に覆われた柵だ、暗く周りの状況はまったく分からない。踏み跡、足跡もしっかり先に続いている。 昨年とは違う柵の様で有るが方向は合っている、何度も地形図とコンパスで確認、方向は良いが地形図上で自分の位置が良く分からない。 兎に角先に進んで行くと見覚えの有る標識に出て来た、何と行き成りここへ出て来てしまうのかとびっくりした。 三沢と飯盛山への立派なな道標だ、これで現在位置がはっきりわかり気が楽になり飯盛山が近いことが確認できた。

柵を潜り出る(2013年撮影) ここで柵の外へ(2013年撮影)


コースは正解!獅子岩目指して進む

案内看板が出て来たら、バラ線を越えて立派なハイキングコースに出る。ここから先は迷う事無く進める。 最初のピークは階段が続く急な登りを通過。そして次は狭く細いコースを登って行く、最後のピークを越えると柵が出て来て分岐に成る。 ここを左に曲がると(右へは行かない事!)飯盛山分岐通過。ここで本部に最後の連絡を入れる。結構辛い足だが意外と歩けた。 左に駐車場が見え真下にゴールが見えた。スタッフの出迎えを受けゴール!(22:40)長いトレイルがやっと終わった。 青梅コース総合で5位!そんなに速かったのかな?順位はさて置き、ゴール出来目標が達成出来た。本来は明るい内にゴールしたかったが! 宿に迎えの連絡をしてゴールの感動に浸った。翌日はゴール制限時間まで完走して来る選手を待った。 今回は雨に降られて足がふやけて白くなった、でも豆は出来なかった。ガーニグーと糸井靴下のお蔭と思っている。 でも今回ソックスに穴が開いてしまった、研究所に連絡が入ったらしい、ウルトラ、トレイルともう長い距離を走っているので、消耗だろうとは思うのだが? 新しい物と交換して戴けた、それだけ絶対的自信を持っているソックスなのだろう。
・・・・・来年参加される皆さんの参考に成れば幸いです・・・・・

飯盛山の案内板(2013年撮影) 感動の獅子岩ゴール(22:40)

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