さて、結婚式な一日のお話をしましょう。
Sくんの話によると、結婚式は四日間行われるそうな。最初の2日は、新郎(シンラオ)側の招待。あとの2日は新娘(シンニャン:新婦)側の招待。わたしが行ったのは、メインの新郎側1日目。
まずは新郎が、新娘の家へ行って、お嫁さんをお出迎え。そして新娘を連れて、新しい家となる新郎側の実家へ向かいます。新郎側の家では、ありとあらゆるところをデコレーションして、大騒ぎでお出迎え。家の中へ迎えると、新娘が、新しい両親へあいさつをする儀式が始まります。お茶を出したり、食べ物を出したり。(実はよく見えなかったので、実態は不明。)家族全員が、新しい家族を迎えるお祝いムードにあふれていました。
その後、ホテルへ移動して、披露宴。この披露宴も、形式ばったところはほとんどなく、リラックスしたムード。
日本だったら、いろいろな人のスピーチがだらだらと続くのですが、スピーチは、新郎、新娘の父、そして一人招待されていたお偉いさん(彼ら二人の留学の斡旋をした国際教育センターの人。そーいえば、この方は日本でわたしの授業を見学されたような…)の三人のみ。
あとは、のめや歌えやの大騒ぎ。新郎新婦も、別にひな壇に座っているわけではなく、招待客に混ざって食事をしていました。だから、なんだか感じがよかったわぁ。
そして、とにかく飲む。その量が半端じゃない!Sくんは、ほとんど飲めない人なのですが、その仲間たち(友人)が飲む。そして、Sくんのお兄ちゃんがこれまた飲む。青島だから、ひたすらビールを飲む。そして迷惑なことに酒に弱いわたしにも飲ませる。断ろうとしても許してくれない。飲んで飲んでのみまくり、飲ませて飲ませて飲ませまくる。最後はみんなしてへべれけ。なんだかわかんないが、初対面の彼らと肩を叩き合って、笑い合う。飲んで飲ませて大騒ぎ。記憶が飛んじゃうかとおもった…。
で、これで終わったとおもったら大間違い。夜の6時から、新郎新婦の友人を集めて2次会が。仲間たちが倍増し、これまた押しなべて飲む。飲んで飲んで飲む。そして飲ませる。めちゃくちゃなことを言って飲ませる。
曰く、
「ここは青島だから、外国もの(コーラのことです)はだめ。ビールを飲め!」
「中日友好だから飲め!」
「日本人だから飲め」
「うれしいから飲め」
「とにかく飲め」
そこでふと我に返る。
「あのぉ〜〜、女の子で飲まされてるの、私だけなんですけどぉ…」
仕方ないか。中国の女性はあまりお酒を飲みません。「じゃ、あたしもぉ〜。」と言うわけにはいかないのが、中国。「外国からの大切なお客さま」にお酒を勧めないのは、失礼にあたるのですね。そんで、断れないあたしも、そーとーなお人よしですね。こんなことしているから、「お酒弱いんですぅ〜。」と言っても、誰にも信じてもらえないのです。結果、今日2回目のどんちゃん騒ぎ。めちゃくちゃつかれたが、かなりおもしろかったです。
さて、2次会が終わると、最後にまた新郎の家へ移動します。時計はもう11時をまわっていました。「こんな夜更けに一体何を?」と思いながらついていくと、これが大当たり。新郎新婦をはやし立てながら、色々なことをさせるというくだらないながら、爆笑のゲームが残っていました。これも、中国の結婚式ではよくやるらしいですね。
何をしたかというと、まず、二人をペットの上に上げて、いろいろな質問タイム。答えられなかったり、間違えたりしたら、お玉で新郎の頭を殴る。残念ながら、私の中国語力の限界により、内容はほとんどわかりませんでした。
その後、友人が考えた(らしい)ゲーム。
1.二人の股間(といっていいのか)に大きなたらいを結びつけ、向かい合わせでたたせ、「パ〜ン」と音が出るまで打ち合わせさせる。(その際必ず、「Oh,Yeah」と声をあげること。)
2.新郎が目隠しをして、新婦の口の中に食べ物を入れる。(新婦はその際、「我要、我要(ほしいわ)」と声を出す)
などなど。爆笑しました。その後二人が最後の杯を交わし、就寝タイム♪なが〜い一日が終わりました。
ちなみに、私が悩んだのがお祝いです。普通は、お金をあげるらしいのですが、留学している二人に、中国元をあげてもしょうがないだろうし、かといって、日本円では、かなりの金額になっちゃうので、二人が恐縮するだろう。じゃ、何か記念品を、と思っても、いずれまた日本へ行く二人に、めったなもんをあげても、邪魔になるばっかりだ。悩んだ末、たか〜いお酒を一本買って行きました。(中国のお祝いの定番、芽台(マオタイ)酒。)これなら、飲めばなくなっちゃうし。