一泊した次の日、わたしたちは、チャリンコを借りて陽朔郊外へサイクリングとしゃれ込むことに。このチャリンコ、レンタル料が一日なんとたったの5元!桂林では、1時間で5元って言ってたのに。
「朝の天安門広場自転車いっぱいのところから特派員##がお伝えします」的なニュースに慣れている日本人のみなさまには驚きでしょうが、何を隠そうわたくし中国チャリンコ初体験ですの。高校、大学、日本語学校時代、足掛け10年のチャリ通人生を誇る私にしては信じられない事実ですが、信号待ちで「レースしてんのか?」と言いたくなる中国人民チャリンコ部隊のスタートダッシュに恐れをなし、元同僚K嬢(中国滞在3年、すでに帰国)の所有していた「週に一回、メンテナンスに通わないと何が起こるかわかんないぞ号」に恐れをなし、中国の交通ルール無法地帯な現状に恐れをなし、しかもたまに交通法規を破って、おまわりさんに捕まったとき、交差点で黄色い旗を振らされる罰則に恐れをなし、結局中国チャリンコデビューは果たさずじまいだった。しかし、この陽朔の田舎道では、恐れる物はなにもない。
チャリンコに乗って、山の間をぶっ飛ばす。まわりは山の連なる絶景。気分はもう最高!
思わずつぶやきたくなる「ねぇ、わたしたち風になってる・・・」<あほ
ただ、チャリンコで走っていると、そこここにおばちゃん、おねーちゃんが立っていて、「案内してやる」と声をかけてくる。聞けば、景色のきれいな小道へと案内してくれたり、おばちゃんの手料理をご馳走してくれたりするそうだ。それはそれで魅力的なのだが、いかんせんわたしたちには時間がない。今日の午後には桂林に戻り、6時半の汽車に乗らなければならない。ので、おばちゃんの誘いは断りつづける。おもしろかったのは、このおばちゃんたち、必ずといっていいほど一冊のノートを携帯している。中身は、このガイドさんにお世話になった観光客の感想の数々。「この人はとってもいい人ですよ」的なことが書いてある。日本人には日本人が書いた部分を、欧米人には、英語で書かれた部分を見せ、信用を得ようってわけですね。なかなかのナイスアイデア。
でも、「このおばちゃん、サイテー」なんて書く性悪な観光客がいたらどうするのだ?<おまえだけだ、そんな奴は。
では、駆け足でわたしたちが回った場所を紹介します。
〜月亮山〜
山の真ん中に、お月様のような穴がぽっかりと開いているなぞの山。その穴を目指してまたまた登山。これで4日連続。あ〜しんど。そして山から、またしつこく周囲の景色を堪能する。どれだけみても、きれいなんだもん。
こんな山です。穴のとこまで登りました。
この真ん中がお月さんなんですね。
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で、ここから陽朔市内を臨むとこんな感じ。

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朝早かったこともあって、観光客は皆無に等しかったんだけど、わたしらという観光客を敏感に察知したらしいもの売りのおばちゃんが、後を追って、「お月さん」まで登ってきた。
いらないっつーの。
そして、私たちが下山をはじめたらおばちゃんも後からついてくる。つまりあたしたちのために登ったっていいたいのか?罪悪感を持たせる作戦か?
しつこいっつーの。
まあ、なかなかよろしい絵葉書を持っていたので、思わず購入。出口でも、別口の「おばちゃん軍団」が待ち構え、何かしら売りつけようとする。
だからもう帰るっつーの。
〜聚龍潭〜
「船で洞窟内を回る」と言ううたい文句につられていってしまった鍾乳洞。ガイドのおねーさんが、つきっきりで説明を加えながら案内してくれる。しかし内容は、やはり「象だ」とか「鷹だ」とか「西遊記だ」とか「鷹その2だ」程度のもの。そしてやはりライトアップが気持ち悪い。(桂林の芦笛岩参照)てくてく歩いて洞窟内をめぐり、いつまでたっても船に乗る気配なし。「騙されたか?」とおもったあたりで、「じゃあ、これから船に乗るわ♪」というおねーさんのお言葉。
わーい、わーい、船だー。
で、船で洞窟内を巡って、「わぁ、洞窟探検みたーい♪」・・・・って、ほんの100メートルくらいで終了。
お〜い、それだけ?なんだよ、もう。
でも、文句たれながらも、桂林の芦笛岩よりおもしろかった。理由は、観光客がわたしたち3人だけだったので、ガイドのおねーさんがわかるまで丁寧に説明してくれ、雑談を交わしながら行けたから。(写真は、芦笛岩とかぶるのでなし。)
〜穿岩古榕公園〜
郊外サイクリングの締めとして、公園を訪れる。ここの売りは、池の岸にたつカシュガルの木。周囲の山々ともマッチして、なかなかの風景。
こんな感じです。

おもわず「この〜木なんの木♪」って歌いたくなっちゃいますね。
公園にもかかわらず、入園料(18元)を払ったにもかかわらず、この公園のなかには家が立ち並び、人々が生活している。どういう仕組みになっているのかなぁ。もしかして、裏口があるのか?
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そして、昼すぎに陽朔市内に帰りつく。またしてもカフェですてきな昼食を取り、小休止。陽朔最後のまったりとした時間を惜しみながら楽しむ。(ちゃんとした自家製ハンバーグが入ったハンバーガーが最高!値段も14元)そして、桂林行きのバスをふん捕まえ、バスで桂林まで戻る。(約1時間半、8元)バスの中では、3人そろって爆睡。
正直な感想は、帰りたくなかった。もっといたかった。1泊じゃ足りなかった。そのくらい、陽朔はすばらしい。D、「別に興味ない」なんていってごめんよ。
桂林に着いたら、CITS(中国国際旅行社)へ行き、お願いしていた広州までの汽車の切符を受け取る(手数料、20元)。ふとそこの張り紙が目に入る。
「漓江の水増量のため、1月17日より、漓江下りは通常どおり運行」
え〜〜〜〜、そんなぁ〜〜〜〜。もう、間が悪過ぎ。(ちなみに、私たちが行ったのは15日)
ま、ともあれ切符を手に入れたわたしたちは市内のスーパーへ買い物、いや買出しへ。これから13時間の汽車の旅。食料などを買い込まねば。(ちなみにこのスーパー、ニコニコドーだったのには驚き。中国にもあるんですねぇ。)意外に手間取り、ギリギリに列車に飛び乗る。13時間の汽車の旅は、トランプしたり、おしゃべりしたりで時間をつぶし、就寝。次の日の朝、7時半ごろ広州へ到着です。
またまた続く。