中国旅行記 

北京編その1−始めての国内旅行の巻(1999.8)

日程

夜行列車で北京へ

1日目:動物園
2日目:故宮・天安門広場・お買い物
3日目:万里の長城(のはず)
4日目:買い物三昧

 

発端

 中国に赴任して、3ヶ月。夏休みに帰国しなかったので、「どっか旅行したいわぁ」とおもっていたちょうどその頃、日本の友人から「夏休みに中国へ遊びに行く」との知らせが。7月中は、咲は、「中国で宇宙人状態」を脱出するため、大学に短期留学していたので、(このときの体験は、機会と要望があれば、書こうとおもっています)八月に出発することに。目指すは北京。しかも汽車旅行。ほぼ中国語宇宙人の私、そして中国語まったくゼロの友人K。普通の旅になろうはずがありません。

 

 

そして到着

 んで、夜行列車に乗って北京へ。ちなみに、切符の入手は、駅で行いました。中国は、列車の予約システムが、あまりうまく機能していないので、人ごみを掻き分けて、駅の窓口で買う羽目に。しかし、列車は快適。中国の列車は、「硬座(インツォ)」(直角の座席)「軟座(ルアンツォ)」(軟らかい座席)「硬臥(インウォ)」(3段の、硬い寝台席)「軟臥(ルアンウォ)」(2段の柔らかい寝台。4人の個室になっていて、鍵もかかる)の四つの座席からなっています。わたしたちが選んだのは、「硬臥」。夜行でしたからね。狭さを問題にしなければ、かなり快適です。安いし。(120元くらいだったかな?)その後、わたしは列車の旅に病みつきになるのでした。北京到着が、朝6時。それからすぐホテルへチェックイン。中国のホテルは、どんな時間でもたいていチェックインしてくれます。今回は、駅から歩いていける距離の、3つ星ホテルに泊まりました。(中国語にまったく自信がなかったため。)一休みしてから、街へ繰り出しました。しかし、当時の北京は、10月1日の国慶節を前に、やたらと道路工事が多く、バスがま〜ったく動かない!まいりました。

 

 

なによりもまず、動物園♪

 わたしという人間をご存知のかたは、きっとわかるでしょう。動物好きのわたしは、まず動物園へ行きました。その理由はもちろん、「パンダが見た〜い!!」しかし、中国の動物園は、広いのなんの!!そのわりには、動物が少ない。動物エリアが点在しているから、全部見ようとおもったら、一苦労なんですよぉ。しかも、MAPは有料だから、買いたくなかったし。結局、見なかった動物もけっこうあったような気が。でも、パンダは見ましたよ。しかし、押しなべて、暑さでぐったりしていました。しかし、済南の動物園でもおもったことですが、これはまるで、「動物探し」ですな。檻が広い割に、動物が少ないから、いるのかいないのか、よくわかんないのです。おそらく、中国全部の動物園がそうなのでは?ので、このときから先、どこへ行っても動物園へは行かなくなってしまったのでした。

 その日の夜、友人を中国の本当に一般的なレストランに連れて行きました。いやー、感動した、感動した。「こんなにうまいのに、こんなに安いわけ?」と。中華料理のお楽しみは、高級店より庶民の店にあると思います。

 

 

故宮から天安門広場へ

 次の日、故宮から天安門広場へと黄金の観光コースを巡りました。しかし、このコース、一度でも北京に来たことがある人は、「?」と思うはず。「天安門から故宮なのでは?」と。そうです。入り口を間違えちゃったのです。うっかり北の「神武門」から入ってしまったのです。人の流れにも思いっきり逆らっていました。こんな頼りない案内役で、ごめんよ、K。しかし、故宮はすばらしかったです。あの壮大な建築物が、現代にも残っていることに感激!来てよかった!心からそう思いました。

 そして、天安門広場へ。お決まりの毛沢東のまえでパチリ。でも、ここも工事中で、風景は今ひとつ。う〜ん、残念。そのあと、前門あたりでぶらぶらとお買い物。それで、一日が終了しました。

 

 

万里の長城・・・のはずだったのに??

 3日目の今日は、万里の長城へ、わたしも、Kも、じつは「ここへ一番行きたい!」と思っていました。けちなわたしら2人組は、駅前で客引きをやっていた、バスツアーに参加して行くことにしました(一人35元)。しかし、それが失敗の元。行く先は、八達嶺長城と、明十三陵のひとつ、定陵。最初は何事もなく、順調でした。市外部を離れての、バスからの風景も珍しかったし、天気もよかったし、二人してわけもなくはしゃいでいました。
 んで、お昼時に、山の中のようなところで下ろされました。「?ここはどこなんだろう。」ガイドさんに必死で聞いてみたら、1時間半後に集合とのこと。「ああ、昼食休憩ね」と、理解したわたしたちは、のんびり昼飯を食って、近くにあった熊園(らしい)の前にある、「熊是人類的朋友(熊は人類の友達)」という看板の前で写真を取ったりして遊んでいました。「ここが八達嶺長城では?」という一抹の不安もいだいていましたが、「いや、1時間半で見て来いってこたぁないだろう」と自分を説得しつづけていました。言葉に自信のないわたしは、うっかりバスから離れて、置いて行かれるほうが怖かったんですぅ。
 そして、集合時間。バスのタイヤのパンクというハプニングはあったものの、なんとか出発。すると、バスはどんどん山から離れて、別の場所へ。「ま、まさか…?」そう、そこは明の十三陵。かの場所は、やはり万里の長城で、「1時間半で見てこい」だったのです。そんなことわかんなかったわたしたちは、登ってもなければ、写真も取ってない。余りのショックに、十三陵のことはあまり覚えていません。そのあと、よくわからん公園に2ヵ所くらいよって、バスは帰途へ。北京駅についたのは夜7時をまわっていました。ちょっとしたバス旅行でしたね。目的のない。力の抜けたわたしたちは、元気を取り戻すべく、その夜はぜいたくに北京ダックを食べにいったのでした。ぐすっ。ほんとにごめんよ、K。

教訓:初心者は、初心者らしく、高くても言葉の通じるバスに乗ろう。

ちなみに、この「万里の長城、行ったけど登らなかった事件」は、いたるところで話題にされ、これをネタに授業をしている先生もいるらしい、ひどい…

 

 

最後はお買い物デー♪

 最後の一日は、お買い物に費やしました。私たちがいった場所は、「西単」「琉璃廠」そして、ホテルの近くにあった、「新世界商城」というデパート。それぞれが、どんなところかというと、

「西単」:ちょっと下町チックなデパートがいっぱいで、庶民の買い物客がいっぱい。Kは、ほとんどのお土産をここでゲットしました。こぎれいすぎず、中国のお土産を買うにはとても楽しいところです。

「琉璃廠」:古い中国の町並みを再現した場所。おみやげ物や、掛け軸、飾り物などが豊富。中国語の授業で、習って、是非行って見たかったところです。ただし、吹っかけ方が普通じゃない。そうとう粘ったら、めちゃくちゃ値切れます。・・・ってことは、吹っかけすぎ?ここで、私の愛する「剪紙」(中国の切り絵細工)を山のように買いました。

「新世界商城」:済南に比べたら、夢のように美しいデパート。すっかりおのぼりさんになってしまいました。でも、何を買ったかというと、済南には売っていないフレーバーのインスタントラーメン。生活のレベルが知れますね。ここの地下スーパーがおもしろかった。お土産になるものもいろいろ買えますよ。

 

そんで、結論

 いやぁ、北京はいいねぇ。遊びごたえがあるわ。あんな失敗もくれのたびでも、友人はかなり喜んでくれたし。それはやっぱり、北京という場所がおもしろいからではないでしょうか。やっぱ、はじめての中国なら絶対北京がお勧めですわ。観光するところもあるし、都会だから便利だし、また行きたい。次は、万里の長城リベンジですね。(そして、また行ったのだ。)

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