(2001.6月分)
6月29日 最後の授業
今日は、済南に来てから2年3ヶ月教えた3年生の最後の授業でした。
来週からはテストだし、授業といっても、私からの話と自習で終わらせましたが。
今日のこの日のために、1人1人にメッセージカードを準備して、握手と共に手渡しました。
2時間かけて、何を話すかも考えました。で、絶対すまいと思っていたんだけど、
泣いちゃいました…
何を話したかもあんまし覚えていない。話したいことが一杯あったんだけど、話せたかどうか。
ちょっと今、胸が一杯です。
みんな、今までありがとう。こんな先生によくついてきてくれたね。
みんなのこと大好きだよ。ごめんなさい、これ以上は語れません。
6月27日 ふぅ・・・
昨日も中国日記で書きましたが、少々(というかかなり)へこんでいます。
ギブアップ寸前です。今からちょっと弱音を吐きます。理由その1
卒業試験の急な内容変更で高3部大騒ぎ
そりゃそうだよ。時間割も、点数配分も、全部決まった後だったんだもん。
わたしなんて、試験問題全部できていたのに。授業も、それを元に復習に入っていたのに。
変更を報告する立場にあった私は、今ちょっと、申し訳なくて先生と生徒の顔をまともに見られません。理由その2
有能パートナーH嬢突然の退職
ここ2日、姿を見ないと思ったら・…
事情はいろいろあるんでしょうが、残された私はどうすればいいのでしょう。理由その3
ちょっといっちゃってる学生からちょっといっちゃってる電話攻撃。
しかも、私の学生ではない。日本語の学生ですらない。もちろん中国語。「日本に留学したい」という話なのだが、どうしていいかわからん。
理由その4
セクハラハゲおやじからお久しぶりですセクハラ攻撃
詳しくは中国日記で書きます。
最後まで私に安息の日々はなさそうです。神様、私が何かしましたか?
やっぱりアレがまずかったんですか。
6月25日 頼むよ…ほんとに。
復讐企画に押されて、すっかり教師日記の更新を怠っていた今日この頃、みなさま健やかにお過ごしでしょうか。ちょっと書きたいネタもあったんですが、次の機会にまわします。
さて、月曜日の今日、学校に行ったらパートナーHさんにこう言われました。
「あ、咲さん、卒業写真の撮影、もう終わりましたよ。」
呼んでよ、誰か。
確かにあたしは外国人ですよ、お客さんですよ。でもさぁ、2年半も見てきた生徒たちですよ。あたしだって一緒に写真くらい写りたいじゃないですか。呼んでくれたってばちはあたらないじゃないですか。どうですか?わがままですか?あたし。
などと書いているうちに、たった今、関西のA学校から電話がありました。(まじで)
7月に卒業試験があることは書きましたね。たぶん中国日記あたりで。
その試験内容について、ものすごい変更がありました。
ただいま、まじでへこんでます。
6月20日 縦書き教材
どんなに疲れていても、いっぱいいっぱいでも、授業だけは欠かさない咲ねぇさんですコンバンハ。
当たり前とか言わないように。<いや、当たり前です今日は、とある教材をプリントして渡しました。「時間感じ方」というテーマのもので、意見を聞きながら進めました。
授業自体は問題なかったのですが、本文を読ませてみると、とにかく読めない。ものすごくヘタ。
おかしいなぁ、そんなに難しい文章じゃないんだけどなぁ、と、かなり慌てて、「文章難しい?」と聞いてみると、生徒たちは口をそろえて、「縦書きで読みにくい」
といいました。
これはうっかりしていました。日本語教材は、ほとんどのものが横書きです。上級教材になると、縦書きのものも増えているのですが、いままで使ったことはなかった。中国では、新聞でも、文書でも、横書きが基本なんですよね。で、日本語は新聞を始め、縦書きも普通にありますよね。だから、縦書きが横書きになることで読みにくくなるということを全く意識していなかったんですよ。今回初めて使って、生徒達は面食らっちゃったというわけ。
意識して、縦書きの教材も入れていかなかったわたしのミス、とちょっくら反省しました。日本以外で教えていると、日本では全く問題にならなかったことが、時として大問題になることもあります。1つ勉強になりました。
6月15日 地獄が見えた今日
日本は梅雨真っ盛り、蒸し暑い日々をお送りでしょう。今日、中国山東省でも梅雨入りが宣言されました。
うそです。ごめんなさい。ちょっと雨が続いただけです。さて、今日は、ビデオ授業の日。
今日はちょっと気合いれちゃいました。
おとといに続き、夕べも夜一時まで予習してたんですよ。
どのビデオを見せようか、直前まで悩んだりしてね。
今朝はね、済南は大雨。
授業は朝からだから、六時半に家を出たんですよ。
でね、高3部のビデオデッキは3倍速が見られないから、ビデオかついでいったんですよ。
ビデオかついで、満員バスで一時間半。
女の細腕に、これはきつかったです。
でも、生徒のためですもの。そんな苦労は厭いません。でもね。
それなのにね。
学校ついたらね。
なんで停電してるんじゃい!!!!
まあ、ありがちといえば、ありがちなんですが。中国では。
神様、そんなにあたしが嫌いですか?
あたし、前世で何かとんでもないことをしましたか?別の準備もしてあったので、大丈夫だったけど、おかげで月曜日のネタがなくなってしまいました。
つーことは、あれですか。北京で予習しろってことですね、神様。神様のいぢわる・・・・・・。
6月14日 天国が見えた昨夜
昨日は、珍しく日記をサボっておりました。なぜかというと、更新する気力がなかったからです。
今、ビデオの授業をぼちぼちしていることは話しましたよね。
んで、準備がものすご〜く大変だということも話しましたよね。
わたしの部屋には、ビデオなんていいもんはもちろんないから、ビデオを使いたいときは、電教室というところにいって、理由を言って貸してもらいます。でも、私は高校部から高3部まで通いの身、電教室の先生の勤務時間に借りにいけるのは、まれです。(大体高3部にいるから)
また、電教室の先生がいる時間に返せる日もまれです。
さらに、翌日の準備がなくて、ゆ〜っくりビデオの準備が出来る日はもっとまれです。
だから、ビデオの準備が出来る日って、ものすご限られているんですよ。
昨日がね、その珍しい日だったんですよ。ビデオを借りられて、翌日の準備も終わっていて、ゆ〜っくりビデオに没頭できる日だったんです。でね、
この機会に、できるだけたくさん、使えそうなビデオを予習しておこうと思いまして。
没頭しちゃったんですよ。
夜8時から2時30分までぶっ続けで。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
さすがに、「今なら死ねる」とおもいましたね。
でも、最後まで見てから、「使えん!」と判断したときの気分ったらもう・・・・
「ルパンV世」はいけると思ったんだけどなぁ。
6月12日 日本からの客人
非常事態も無事終了し、まったりとした日々復活。しかし、職員室のエアコンがぶっ壊れたため、地獄のように暑い毎日を送っている今日この頃、皆様健やかにお過ごしでしょうか。
高3部が、スポンサーである建築会社の本社に間借りして存在していることは、以前話しましたね。え?しらない?そういうもんだと思っておいてください。
さて、この建築会社、日本との提携とかをいろいろしているので、頻繁に日本から客人がいらっしゃいます。
んで、日本から客人がきた場合、社長自ら会社内を案内し、なぜか高3部も案内されるのです。そして、日本からの客人ということで、もちろん、うちのクラスにいらっしゃいます。予告全くなし、授業であろうが休み時間であろうがお構いなし、そもそも、「日本」以外何も接点がないわけだから、生徒たちも途方にくれるのだが、それは相手はスポンサー、学校としては断れない辛い立場なのです。昨日、一人の客人がいらっしゃいました。住宅建築関係の方です。たまたま到着のときに、ばったり出くわしたので、そのままうちのクラスへ直行しました。ちょうど授業が終わって休み時間。
だいたい、こんな場合、クラスに入ってお客様からいろいろ話をしてもらい、生徒から質問を受ける、というのが一般的なパターンなのですが、これが大変。
まず、知らない日本人、初めての日本人となると、生徒たちはなかなか話が聞き取れない。そりゃそうだよ、話題も、建築のこととか、あまり縁のないことだし、話すほうだって、どこまでの言葉を使えば伝わるかなんてわかんないし。それに、日本語って、ちょっとした言い回しとか、言葉尻とか、方言とかでずいぶん印象が変わってしまうし。
それから、生徒からの質問タイム。これも大変。まず、みんな間違いなくしゃべりたがらない。そりゃそうだよ。日本人の客人だけでなく、建築会社の社長、重役、学年主任まで勢ぞろいなんだぜぃ〜。かたや、生徒も45人。こんだけ多けりゃ、話さずにすめば、それにこした事ない。かかなくていい恥は、誰だってかきたくないもんね。
つーわけで、聞くにしろ、話すにしろ、実力通りの力なんて出せるわけがねぇ。そこを、うまく操縦してやっていくわけなんですが・・・・・・咲先生、もうどっきどきです☆
誤解のないように言っときますが、日本人がうちの生徒と話すのが迷惑だといっているわけじゃないんですよ。先生のように気をつけて話してほしいといっているわけでもないんですよ。中国にいる日本語学習者としては、教師以外の生の日本語に触れる機会はものすご〜く少ないわけだし、いろんな意味でいい機会だと思っています。聞き取れたにしろ、聞き取れなかったにしろ、自分の日本語が通じたにしろ、通じなかったにしろ、彼らにとっては得るものがあると思うんです。だから、わたしは喜んでお迎えします。
ただね…。
心の準備はさせてください。
昨日は、マジでどっきどきでした。
建築会社の社長に言われました
「君は、本当に7月に日本に帰るの?」
こ、これは、咲ちゃん愛人勧誘就職勧誘復活か?
びくびくしながら、「はははははい、そのつもりです」と答えました。
とくに問題なく、「そうか、そうか」と納得された後で、一言。「あんた、ちょっと太ったね。」
うわぁぁぁぁぁぁぁん(号泣)
6月8日 非常事態終息宣言・・・・・・?
朝6時半出発の今日、みなさんの熱い期待にこたえてやっぱり寝坊してしまった今日。とりあえずどうしていいかわからずたばこを一服して煙が目に染みた今日、皆様いかがお過ごしでしょうか。
あ、遅刻はしませんでした。一応。さて、非常事態終息宣言です。
わ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い。
今日、有能パートナーHさんには一目も会えず、来週もどうなるかわからないことも、
来週の月曜日から、ご両親様中国上陸という新たな非常事態が待っていることも、今だけは忘れさせてください。
関係ないけど今日の出来事
小考(中学校入学試験)と会考(高校卒業試験)を明日に控え、なんだか学校中があわただしかったです。わたしに直接かかわることは何もないのですが、会考には泣かされつづけてきたのではっきり言ってやな気分。消えてなくなれ、あんな無意味なテスト。<問題発言
ちなみにわたしの生徒たちは、明日の小考の試験監督として駆り出されるそうです。人手不足、ここに極まれり。でも、これで先生の苦労をわかってくれるかしら。
6月7日 非常事態継続宣言
「非常事態終息宣言」として、オチまで考えていたのに、思わぬどんでん返しで笑いが止まらなくなっている今日この頃、みなさんお元気ですか?
有能パートナーHさん、今日の午後から復帰予定でした。
今日出勤したら、Hさんの姿はなく、机の上に紙切れ一枚。いやぁ〜〜〜〜な予感。紙切れにて曰く、
「咲さん、もう済南に帰って来ましたが、用事が終わらないのでまた出かけます。
ザ・ばっくれ☆
「今日の午後の授業はできません。すみませんがお願いします。
ザ・とばっちり☆
Hさん、昼休みに一時帰ってきて曰く、
「明日の授業もちょっとできません。
・・・・・・・明日は朝8時からみっちり。通勤時間、1時間半。
ザ・極め付け☆
落ちつけ、あたし。泣くな、あたし。
泣いたら体力を消耗するぞあたし。
その体力を明日の早起きに回すんだあたし。
もうすぐ週末じゃないか、あたし。
追記:口で言うほど怒ってません。
プライベートにかかわることなので、詳細はいいませんが、
Hさんの所用は、ホントに大事な用なのです。だから仕方がないのです。
ええ、怒ってませんとも。ちょっと悲しくなっただけで。
6月5日 非常事態入りました♪−第2弾
非常事態に入ってもHP更新だけは欠かしていない、そんな自分がちょっといとおしいと思う今日この頃、皆様お元気ですか?
さて、先週の金曜日の帰り際、有能パートナーHさんがこう言ったんですよ。「高考(大学入学統一試験)の模擬試験の正答を作ってくれませんか?」んで、わたしは、2つ返事でOKしたんですよ。ブツも見ないで。
今日、突然そのことを思い出しました。をを!Hさんが復帰するまでに作っておいてやんなくっちゃぁ、と。で、ブツを探してみました。出てきたもの。
高考模擬試験、6回分。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
Hさんは悪くない。Hさんに罪はないんだぁ〜〜〜〜〜〜。
今日ほど、自分の軽率さを恨んだことはありません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
悲しいときは泣いてもいいんだよって誰か耳元でささやいてください。
6月4日 非常事態入りました♪
突然の夕立でずぶ濡れの今日この頃。「トイレ行ったら雨が降り始めたくらいで授業遅れんなよ」って思っている皆様、お元気ですか?わたしの今日の授業です、はい。ぷちっぷちっ(理性の切れかけた音)。
さて、今週はちょっとした非常事態です。まあ、前からわかっていたことなんですけど。
パートナーHさんが、所用で木曜日まで休みなんですよ。
ってことは、彼女の持ち授業を、すべてわたしがかぶっちゃうんですよね。
それはいいんですよ。3週間も前からわかっていたことだし。
ただ、その当時は、わたしとHさんの授業がかなり時間的にかぶっていたから、代打授業をする予定はなかったんですよ。
先週の、突然の授業変更で、まさか1点の重なりもなくなるなんて、思っても見ませんでした。はい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ふえ〜〜〜〜〜〜〜ん(涙)
神様、これはいじめですか?陰謀ですか?
OK.神様。つまり、てめえがやれってことですね。
やりますよ、やればいいんでしょ!!!
はっ(理性が目覚めた)
いやいや、取り乱してしまいました。
本当に、気にしてないんです。わたしの緊急帰国のときは、逆に迷惑かけちゃったし。
ただ、あの時は授業はほとんど重なって・・・・・・はっ!いやいや。
心配したHさんが、「大変だったら、予定を繰り上げて水曜日までに帰ってきます、と言ってくれたけど。
「うん。大変だからそうして♪(にっこり)」なんて、アナタ言えます?人として。人として、言えますか?
ちょっと関係ある今日の出来事
最近、ジャーナルが途絶えがち。
先週の金曜日に、「できるだけ続けて出してね」と言ったら、ちょっと言ったら、
今日は5冊も集まりました。
生徒は悪くない。生徒は悪くないのぉ〜〜〜〜。
6月2日 アクセントのこと
前回の教師日記(5月31日付)で中国人教師との意見の相違について触れました。今日は、アクセントについて触れましょう。
まずは予備知識。中国で使われている教科書では、だいたいアクセントは数字で表記されています。0.1.2.3.のように。例えば、「桜(さくら)」のように下がる部分がないのが0、「午前(ごぜん)」のように、2つ目の音で下がるのが1、「心(こころ)」のように3つ目で下がるのが2、てな具合です。
そもそも、このアクセント表記、平板型も尾高型も区別がないので、とっても使いにくい。改善の余地があるとおもうが、それは置いといて。
数日前、有能パートナーHさんと、アクセントが原因で、ちょっとやりあいました。事の発端は、「デザイン」という単語。これは、「デザイン」という2のアクセントになります。辞書にもそう書いてあります。(確認済み)しかし、Hさんは、これが3(デザイン)だといって譲らなかったんです。しかも、わたしの発音と、Hさんの発音は同じなのに。
つまり、同じ発音を、2なのか、3なのかでもめてたわけです。あ〜〜〜〜、ばかばかしい。
声を大にしていいたかった。記号はどうでもいいじゃん。正しい発音ができてるんだから。
もともと、日本にいた頃は、記号をつけてまで、アクセントに頓着することはしませんでした。だって、みんな日本にいるんだし、周りは日本語のシャワーだし、頓着する必要はあまりなかったんですよ。でも、中国にいれば、日本語を耳にする機会は非常に少なく、結果、アクセントは重視せざるおえません。だから、アクセント記号にこだわる理由もわかる。でも、記号にこだわって、実際の発音がないがしろにされるというのは、「木を見て森を見ず」になってしまわないでしょうか。
聞けば、同じ問題は、別の日本人&中国人教師のペアでも抱えているようです。でも、矯正のしようがないんですよ。だって、アクセントは正しいんだもん。でも、同じような概念で別の単語を覚えると、やはり、アクセントが違っちゃうわけで。
あ〜あ、なんとかならんもんかしら。ま、わたしも、強く出られない根拠はあるんですよ。なんたって、「地方出身者はアクセントに弱い。」
「スキー」って単語、ありますよね。わたし、あれ27年間「スキー」だと思っていたんです。
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