5月31日 中国人教師と組むこと
おとといの晩、一雨来てから日差しだけはやたら強いが、気温はけっこう低い日が続いております。夜は気温が下がりすぎて、寝冷えの恐れもある今日この頃、皆様お元気でしょうか。
今日は、メインのクラスの授業はなく、日本語を習っていないが、日本留学が決まったこのための初級授業オンリーの日でした。パートナーHさんと分担して持っているのですが、彼女からヘルプサインが。どうやら、取り立ての「は」で苦しんでいる模様。
「ここまで進むとは思わなかったから、予習をしていませんでした。」
「だから、昨日どこまで進んだか、言ったじゃんよ!」
「忘れていました」
「・・・・・・をい(左の手の甲でツッコミ)」
まあ、それはいいとして、「取り立て」の概念をざっと説明したらすぐにわかってくれたのですが、曰く、
「わたしは、強調の『は』しか習いませんでした。」
こういうときに、ちょっと困るんですよね。別に、理解さえできていれば、どんな教え方をしてもかまわないと思うんだけど、「は」のすべてを『強調』で片づけられると…。私がいいたいのは、別に、「は」の教え方がどうの、ということではありません。一冊の教科書を、二人で分担して教える時、どうしてもお互いがお互いの理解や教え方に固執してしまい、ずれが出てしまうんですよ。そのときの歩み寄りというのが実に難しい。以前は、組む相手によっては、チェックポイントをすべて書き出して渡す、と言うこともしていましたが、そういう出すぎたまねが逆効果になる場合もあります。つまり、「面子」を傷つけちゃうわけですね。
それがわかってから、わたしは、できるだけ私のほうが折れるようにもしているし、余計な口出しはできる限りしないようにもしています。それでも、どーしても「それは違うんじゃない?」ということはあり、直そうとしても、相手には「こういう風に習った」という固定観念があるから受け入れてもらえない。結果、ケンカになり、険悪なムードになる。かなりよい関係を保っているわたしとHさんの間でさえ、そうです。相手が経験豊富で年齢も高い先生であれば、この問題はさらに切実です。20歳をいくつも越えていない(誇大表現)娘っ子から指摘されても、なかなか聞けないわな、そりゃ。
これが、一人一人が独立した授業をしているとか、1つの教科書を1:9とか2:8のような割合で授業数を分けていれば、おのずと主導権を握るほうも決まり、問題は起きにくいと思うんです。しかし、この学校では5:5の割合で日本人教師と中国人教師が授業分担をしており、その点ヒジョーにやりにくい。日本語教師には限らないと思いますが、スキルアップできるかどうかは、己のプライドを捨てられるかどうか、ということにかかっていると思います。年齢のプライド、学歴のプライド、経歴のプライド・・・。それらを捨てて、他人の意見に耳を傾けられるかどうかにかかっていると思うんです。
特に、教師のような、「人に教えて当たり前」というような仕事をしていれば、なかなか人の意見は聞きにくくなってしまいます。もちろん、これは中国人教師だけがどうの、ということではないと思います。私自身にも、そういう面はあると思うしね。論点ずれましたね。すみません。
これにからめて、中国で教える日本語の発音についても書きたかったのですが、次回に回します。関係ないけど
今週のビデオ授業は山田洋次監督の『学校』です。
やはりアニメより理解が辛いみたい。
5月28日 あっと驚く月曜日♪
日曜日の夜を乗り越えて、おかげでちょっと寝坊しちゃった月曜日の朝。かけこむように職員室へ。
「おはようございます」と有能パートナーHさんのさわやかな笑顔。
・・・・って、あんたもあと1分もしたら授業じゃん。なに落ち着き払ってんのさ。「あ、咲さん。」
「はい?」
「授業の時間割、変わりましたから。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・はい?(思いっきり尻上がりで)
・・・・・・・・・・・・・・・・・それって、『変わります』じゃなくて、『変わりました』なの?過去形なの?」
「そうです。」
「つまり、今日からってことなのね…・・」
「あ、時間割、そこに張っておきましたから。」わたしの机の隅には、Hさんお手製の時間割表が張ってありました。
有能日本語教師Hさん25歳。彼氏は外交官、結婚間近(?)。
さすがやることにそつがありません。痒いところに手が届く気配りです。その気配りを、「前日に電話する」という方向に向けてくれたら、
おねーさんもっとうれしかったなぁ…Hさん、痒いところに手が届いているけど、痛いところには気付いていませんね。
痒くても死にませんけど、すご〜く痛かったら死ぬんですよ。ま、いいや。これくらいじゃ、あたしは死なないし。さすがに「当日知らされる」っつーのは初めての経験だけどね(涙)。
さて、どんな変更かな。・・・・・・・・・じっ(注視)・・・・・・うっわ〜〜〜〜、ぜんっぜん変わってるやん。
授業数減ってるし。こないだ増えたばっかりなのに。
それに、ほとんど午後授業。午後はいやなんだよね。
しかも今日、予定の授業が減って、予定外の授業が2時間!!あははははははははは、昨日の苦労、だ・い・な・し〜〜〜・・・・・・・。
ばか〜〜〜〜〜〜〜〜(泣)
別にいいですけど。慣れてますから。
新しい時間割に不満があるわけじゃないんです。週に8時間も必要なかったし。これで行けば、木曜日から週末気分が味わえそうだし。そのかわり、月〜水は死にそうだけど。
でも、「授業減ったから、もうビデオはなしね♪」なぁんて言ったら、みんな怒るだろーなー。
5月27日 週末の過ごし方
予習がある仕事って大変ですよね。日本語教師もそうですが、もちろん、日本語教師に限った話ではないと思います。
そんなみなさんは、週末をどう過ごしているのでしょうか。なぜそんなことを言うかというと・・・・
ただいま仕事がたまっております。
ただいまちょっとだけ半泣きです。
なぜたまっているかというと、週末をあてこんでいろんな仕事を詰め込んでしまったからで、なぜ半泣きかというと、にもかかわらず、夕方までな〜んもせんと、ぼーーーーっとしていたからです。
もともとわたしは、「たとえ日曜日に徹夜しようとも、週末は遊ぶ」ということを公言してはばからない人間です。平日にため込んだ疲れとか、ストレスとかを週末にぱーーーーっと遊ぶことでリフレッシュするんですよ。「休みの日でも、授業のことが頭から離れない」なんて人もいますが、わたしはそんなことはありません。自分でも、気分転換、ストレスとの付き合い方がうまいほうだと思っています。もっとも、気分転換の方法が、銭湯だったり、ゲーセンだったり、衝動買いだったりするところが情けないですが。
でもね、今日はね、昨日一日出歩いていたから、どこにも出かけんとお仕事するぞーって思っていたんですよ。でも、洗濯以外建設的なことはなんもせんと、気がついたら日は傾きかけていたんですよ。ああ〜〜〜、タイムマシンで今日の朝まで戻りたいぃ〜〜〜
だいたい、わたしは自分でも瞬発力の人間だと思っています。その上、追い込み型の人間です。締め切りとか、ゴールとか見えないと、力が出ないんです。
だとしても、だとしても、日曜日に徹夜して、月曜日からまともに働けるわけないじゃないか!
それで後悔したことは1回や2回ではありません。(3回や4回でもありません)それでもこうなってしまったわたしの怠惰をどうにかしたい。
こんなわたしが、教師なんかやっていていいのでしょうか。
「外国語は毎日少しずつ、こつこつと」などと言っていていいのでしょうか。
かなり心が痛いです。なのにHP更新しているわたしの変なまめさもどうにかしたい。
5月24日 ビデオ授業
メルマガ『日本語教師あ・つ・ま・れ〜!』からいらしたみなさん、こんばんは。
それ以外の皆さんもこんばんは。
このHPは、日々を真剣に生きる日本語教師の、悩みとか、喜びとか、日々の勉強の成果とかを率直な気持ちで書き綴ったハートウォーミングで大変ためになるサイトなどでは全然なく、愚痴と、苦情と爆笑ネタ垂れ流しの、中国在住腹黒日本語教師のストレス解消サイトです。
あきれて逃げたりしないで、末永くお付き合いいただければ、大変うれしいです。さて、最近、週に一回ビデオの日を設定しております。つーのも、日本語の授業を増やされちゃったので(4月23日付日記参照)その窮余の策でございます。教科書をいまさら増やしてもしょうがないし、生徒だって、喜ばないし、ここは一発ビデオでも、っつー、短絡的な思考で。
んで、楽してやろうと思って、決めたビデオ授業、実は何倍も大変なんです。(やる前に気付けとはいわないでください)
まず、ビデオを見せる場合、わたしは事前に2回は見ます。時間をチェックしたり、難しい語彙、大まかなストーリーをチェックし、導入に使うのです。授業で見せる以上、ただ流しっぱなしってわけにはいきませんものね。これが、時間がかかるのなんの。
そりゃそうですよ。2時間のビデオを2回見たら、4時間ですよ。それも、足を投げ出して、ポテチでもかじりながら、だら〜って感じでは見られません。まるで、お侍さんの勉強のような、真摯な態度で臨まねばならんのです。ちなみに、先週は「火垂るの墓」を見せてみました。
関西弁じゃあお手上げだろうから、中国語字幕がついているものをセレクトしました。
これなら、たとえ中国語字幕があっても、意義があるんじゃないかと思って。
結果、女の子号泣してました。男の子も、ちょっと目をウルウルさせていました。
あ、ウワサのふじおかたくやくん(仮名)も泣いていました。
言葉がわからなくても、それ以上のものが伝わればいいな、と思いました。
でも、終わった後で、生徒が泣いているかどうかをわくわくしながらチェックしている自分に気付き、ものすごく自分が嫌いになりました。今週は、「先週、2時間授業がつぶれたから、ビデオはナシよ。」と宣言したら、ものすごいブーイングをいただきました。
切ねぇなぁ。わたしだって、そんなに持ち駒があるわけじゃないのよ。
今日は
サーバーダウンで更新できないや、と思っていたら、あっさりつなげたので、慌てて更新です。あ、はじめましての方、掲示板にメッセージなぞ残しておいていただけると、非常にうれしいです。
5月22日 ふじおかたくやくん(仮名)のこと
今日は、以前このHPでもすこし登場した私の生徒の一人、ふじおかたくやくん(仮名)のことを書きましょう。
彼は、成績はともかく、いつもニコニコ、見ている人を幸せにしてくれる人です。わがクラスの男子生徒で構成されるサラリーマンズ(私が勝手に心の中で構成)の一員であり、わたしのPCのブレインでもあります。日本語がなかなか通じないのが悩みですが。
一目会ったそのときから、済南レディースの心をわしづかみにしてしまったその人のよさ。わたしのPCをネット接続するとき、すべて教えてくれた彼。
モジュラージャックがない電話に接続するため、手製でコードを作ってくれた彼。
日本語新聞を作るから、パソコンを貸してくれ、といいに来た彼。
でも、ローマ字入力ができなくて教えを乞いに来た彼。
ローマ字入力はあっという間にマスターしたものの、原稿に読めない漢字がたくさんあって、頭を抱えていた彼。
日本語学校の面接の時、kinki kids の「フラワー」を歌って見せた彼。
でも、歌詞を忘れて、途中から宇宙語になっちゃった彼。
そんなふじおかたくやくん。アナタは最高です。さて、彼には不精ひげがあります。もみ上げから、アゴまで、そりゃあもう。こっちの子は、そういうことに無頓着なのか、割と多いですね。
で、先日A学校の校長がいらっしゃったとき、(注:彼は、A学校に留学が決まっている)ほっぺたスリスリされながら、「ひげを剃れ」と繰り返し言われちゃったらしいんです。まあ、日本では普通そうですわな。確信犯(?)でない限り。
私は、彼の不精ひげをこよなく愛しているのですが、面接のときは涙を飲んで「剃りなさい」と言いました。でも、今回、見られちゃったわけですね。んで、週明けの昨日。ふじおかたくやくん、ちゃんと剃ってきました。
でも、鼻の下だけは残していたんです。・・・・・・なんか、ますますオリジナルに似てきたような。
先生、そんな君がだい好きだ。
5月21日 聴解教材
毎日暑いですねぇ。少なくとも、済南は。
昨日の最高気温、巷では38℃、新聞によると35℃。
今日の最高気温、新聞によると35℃。
35℃ですよ。人間の体温が36度なんですよ。まだ、五月も半ばなんですよ。どういうことなんでしょうね。
このまま、6月になったら、40℃越えちゃうんじゃないでしょうか。
そして、7月になり、8月になったら・・・・
その上、中国で最も暑いといわれる新彊になんて行ったら・・・
あたし、生きて帰れるのかしら。
こわいよ、こわいよぉ、お母さん!!なーんちって。こう暑いと、くだらない妄想が止まらない今日この頃、皆様健やかにお過ごしでしょうか。
さて、本題。
わたしは、ただいまできる限り毎時間聴解をしております。聴解の授業ってのは、ともするとおろそかになりがちで、教科書が遅れちゃったりすると、削除されがちで、できて週一回のペースです。
んで、教科書のノルマも減ったし、すべての授業が2時間続きになったこともあり、2時間のうちの30分は聴解に費やすことにしたのです。
これまでは、「毎日の聞き取り50日 中級」(凡人社)を使っておりました。さすが「毎日の」聞き取り。毎日聞かせていれば、聴解力の向上は割と目覚しく感じられ、びっくりしたもんです。
「継続は力なり」。いままで飛ばし飛ばしでおろそかにしてしまった聴解、「なかなか向上しにくい」と思っていた聴解。少しずつこつこつと続けることの偉大さを噛み締め、反省しました。
さて、今回、この教科書が終わってしまったので、新しく「ニュースで学ぶ日本語パートU」(凡人社)に入りました。で、本日第一回目。さっぱり・・・・
いやあ、難しかったみたいです。「結構聞けるだろう」とふんでたぶん、ちょっとショックでしたね。
ま、新しい教科書で、形式も違うし、人の声も違う。これだけで、なれるまで時間はかかるでしょう。それ以外に、どこに原因があるのかを考えてみました。・スピードが速い。(ニュースだから)
・いいまわしが独特である。(ニュースだから)内容に関しては、この2つが大きかったように思います。ま、それを聞かせるための本であるわけだし。問題は、形式が全く違うので、聞きどころが違う。つまり、もうちょっと運び方に今までとは違う工夫が必要になるわけですね。
やれやれ、新しい教科書は、生徒だけでなく、教師にも勉強です。
5月18日 ヒジョーに疲れました。
この一週間、わたしらの身辺を駆け抜けた式典だかシンポジウムだかもやっと終わりました。いやはや、週末がこんなにうれしいのも久しぶりです。平常いかに楽をしているのかがよくわかります。
式典だかシンポジウムだかにはほぼノータッチだったのに、こんなに疲れたのはなぜ…。まず、火曜日の夜には、泣きながら翻訳をしておりました。
水曜日の夜には、日本からいらっしゃったA学校の校長一行と深夜まで食事しておりました。
木曜日の夜には、シンポジウムの晩餐会でした。んで、今日。
今日は、校長とシンポジウムの来賓が高三部を見学されるらしい、ならば、A学校の校長も、あたしの生徒と話すだろう、と思い、いつもより早めに出かけました。
しかし、学校に着いたら、ご一行はすでに帰るところでした。どうやら、御一行は8時半に到着したらしい。うちのクラスの生徒たちとは、もう話をしたらしい。
来れるかって、そんなに早く。一時間半かかるんですよ。何にも連絡なかったしさぁ。
しかも、うちのクラスの生徒が、ぞろぞろとバスに乗っていっしょに出て行く・・・ その数、総勢20人強。おいおい、あたしの生徒をどこに連れていくんだぁ〜〜〜。
これから授業なのに。
きのう、遅く帰っても、必死で準備したのに。
校長が来るから、というので早めに来たのに。
日本に留学してから、生徒たちはお世話になるんだから、いろいろとしこもうと思ってたのに。
あたし的には、クラス見学に来る今日がメインだったのに。
あたしめちゃくちゃ疲れてるのに。ここ数日の疲れもあってか、なんだかわけもなく泣きたいほど悲しくなりました。
他の先生から、「おまえは一緒にいかなくてもいいのか」と聞かれたけど、そんなこといわれても、あたしなんにも聞いてないし。よくわからんままボーゼンと見送りました。そして次の時間は2時間授業です。
残った生徒は約20人。授業できるわけもないし、するわけにもいかねぇ。雑談と遊びに費やしました。「外で野球でもするか」と言ったら、さすがにいやがられました。
さて、どうやら、連れていかれた学生たち、中学校でA学校と、何かの調印式だかなんだかをやるので、そのお飾りとして連れられたらしい。他の日本語の先生たちも、参加していたのですが、タイミングが良かったのか、悪かったのか、あたしにはお呼びがかかりませんでした。自分のクラスが見学されたのに、立ち会うこともできなかった。
自分の生徒のかなりの数が連れていかれたのに、付き添うこともできなかった。
そもそも何一つ知らされなかった。
自分の生徒にも、日本にも、わたしが以前いた学校にも関係があることなのに、ここまで自分の頭の上を通りすぎていかれた今日は、さすがに自尊心が傷つきました。
誰が悪いわけでもないから、文句を言う気もありませんが、今日の事態は、担当教師としては、恥以外のなにものでもありません。
来賓側から見ても、A学校からみても、授業の大半を担当している外籍教師がその場にいないというのは、実に奇妙なのではないでしょうか。ま、それは考えすぎか。で、今日は、自分が何だかかわいそすぎて、頑張ったごほうびとして張学友のCDを買ってあげました。
週末聞きまくって、人間の心を取り戻そうと思います。ま、今日、唯一よかったことは、残された生徒と雑談をして、普段あんまり話す機会がないような子達とも、ゆっくり話せたことかな?
5月16日 翻訳に泣いた日
教師日記ですが授業日記ではありません。(いつものことですが)
ま、お仕事のことなので、こっちのほうに。
昨日、掲示板にも書きましたが、昨日は翻訳に追われていました。
原因は、明日から始まる小学校の開校式だか開校一周年だかの記念式典です。そう、うちの学校には小学校もあって、これは去年の9月に開校したので開校式も、1周年記念もちょっと違うんですが、それはもういいや。とにかく式典だから、来賓をたくさん呼ぶ。
外国からも来る。
日本からも来る。
だから、スピーチをすべて日本語訳しなさい。
中国人教師と協力してね。日本人4人で分担してね。
・・・・ということを言われたのが月曜日の午後。締め切りが水曜日の昼。
その上、原稿がが回ってきたのが火曜日の午後。
さらに、私とパートナーHさんの分は遅れて、回ってきたのが昨日の夜の9時。提出場所の関係で、明日の朝にはあげねばならない。
しかも、Hさんは高三部。わたしは高校部。その距離はタクシーで30分。あははははは。もう笑いが止まりませんでした。(涙)
で、しかたがないから、電話でHさんが口訳し、あたしがワープロ。肩と首で受話器をはさんで聞きながらワープロ打ち。首の筋が死にました。
・・・・・二時間かかりました。んで、それをわたしがさらに意味が通る日本語に手直ししました。
・・・・・二時間半かかりました。あははははははははは。
ワープロ打ちながら思いました。
あのヤロー、いつかのーみそガタガタ言わす。
誰なのかは聞かないでください。ま、私はまだいいほうです。
量が多くて、締めきりギリギリまでおわんなかった人。
ソフトが強制終了してしまい、原稿が空のかなたに吹っ飛んで泣いた人。
二日続けて10時すぎまで帰れなかった人。
誰とはいいませんが。コメントすると、ものすごい罵詈雑言を並べたてそうなので、これにて。
今日は、
記念式典参加のため、A日本語学校の校長も本日済南入り。今まで、いっしょに飯を食っておりました。
あちらも急に「スピーチをしてくれ」と言われ、泣いていました。いやはや、疲れた二日間だ。
5月14日 日本の政治
すみません、しばらく教師日記の更新を怠っていました。
書きたいネタは2.3あったんですが、中国日記にばかりかまけて、つい怠けてしまいました。
「これでいいのか?日本語教師」と真剣に考えてしまう今日この頃、みなさまお元気でしょうか。さて、今日から政治の授業が始まりました。
ただの政治じゃないっすよ。なんと日本の政治で、何を隠そう教師はあたしです。
え?「てめえにできるのか?」って?そんなこと聞いてはいけません。(きっぱり。)
少なくとも、高3の先生で、日本語で日本の政治が教えられるのはあたし以外にはいません。
というより、あたし以外は絶対に無理だから、仕方なく。なんでそんなことをするかっつーと、やっぱり留学がらみなわけで。
日本の大学に行く統一試験には、文系に「総合科目」という科目があるわけで。
「総合科目」には、日本の政治とか、地理とか、歴史とか含まれるわけで。
で、生徒はものすご〜く勉強したがっているわけで。
つまりそういうことです。自作のプリントで授業に臨みましたが、私の虎の巻は、中学生用公民の参考書一冊。
だいじょうぶなのか?<あたし(汗)
来年から始まる新テストなので、どんな問題が出るのかさっぱりわからん。
教える内容は、わたしのカンとひらめきだけがたよりです。
カンの結果は、来年になればわかります。すました顔で「基本的人権の尊重」なぞを語る自分が、世界で一番ふざけた存在に思えてきます。
神様、死んでも地獄には落とさないでください。
こうなると、頼りは自分の図太い神経とハッタリだけです。「ハッタリも、周りがそうと気付かなければ本物とかわりなし」
私の短い日本語教師人生を支えてきた言葉ですが、その結果が今のあたしとなると、この言葉、ちょっと(かなり)問題ではないかと悩んでしまう初夏の昼下がり。うふっ。
あ、授業の評判は上々でした。
5月9日 今日の反省
連休が明けて二日目の今日、久しぶりの8時から授業。「大丈夫かしら?」と思っていたら、案の定、出勤10分前に目がさめました。休みボケを感じつつ、初夏の朝日が目に染みる今日この頃、みなさん健やかにお過ごしでしょうか。
わたしは、朝の授業が好きです。というより、午後の授業が嫌いです。なんたって、昼に1時間以上の昼寝の習慣を持つここ中国、昼寝の後では、教師も生徒もまともなコンディションになりゃしませんもの。
しかし、今日はあきませんでしたわ。
なんたって、教師のあたしがかなりバットコンディションでしたからね。また、今日扱った教材がきわめつけに難しい読解で、しかも「いかにして読解を読みこなすか」というテーマでやったもんだから。
ただでさえ多い人数で(40人以上)読解なんぞ扱った日にゃあカンペキに「講義」ですわ。まあ、読解性を生かすためには、それも致し方ないのですが。「休み明け」の一言ではすまされないたるみ方をしているあたし。
そろそろ気を引き締めて行かないと。ちょっと反省です。・・・・・いいじゃんよ、たまにはまともでも。
5月6日 あなたな〜らどうする?
夢の大同、北京旅行の興奮覚めやらぬ今日この頃、わたしは一気に現実です。そう、今日から授業なんです。世間一般には、5月1日から7日までが連休ですが、受験前の高校3年生は4日から授業開始です。んで、受験とは関係ないわが留学クラスもなぜか5日から授業開始。日本語は今日からです。
さて、授業の前に、日本語係の生徒が、あたしんとこまでやってきました。「次の時間は、ビデオを見たい」とのこと。前の時間は英語の授業だったのですが、その時間にビデオを見たが、終わらなかったので、その続きを見たいらしい。他の授業でなにをやろうとあたしの知ったこっちゃないが、その続きを日本語の授業で見るというのはいかがなものか?
ま、今は特に差し迫ってこなさなければならないノルマもない、今日の授業は補習扱いなので、別にビデオを見てもどっからもなんの文句も出ないでしょう。こんなとき、あなたならどうしますか?
結局、わたしは迷った末、「ダメ」と言いました。「日本語の時間なんだから、日本語の授業をするわよん」と。いや、違うな。「迷った末、やめた」というよりも、「迷ったからやめた」と言うほうが正しい。授業中、突発的に即座に判断しなければならない状況というのはよくあります。「迷うことはしない。してもいい結果にはならない」と、大学の教育実習で教えられました(笑)。これは一理あると思います。
さて、そのときは、ただ漠然と「やだな」と思ったのですが、なぜ嫌だと思ったのか、なぜ迷ったのか、あとから考察(理由付け?)してみました。
まず、日本語の時間に日本語以外のことをするのがヤダ。
何かの必然性があるならともかく、そうじゃないものね。
そして、補習だからこそ、無意味なことをするのがヤダ。
補習だから、別にたいした影響はないとは言うものの、英語2時間、日本語2時間、英語のビデオ流しっぱなしじゃ休みにわざわざ来させた甲斐がないと思いませんか?休みにわざわざ学校に来て、ずっとビデオだったら、(しかも英語の)「来なくてもよかったじゃ〜ん」って、生徒は思わないかしら。
最後に、生徒に屈するのがヤダ
授業をデザインし、主導権を握るのは、あくまでも教師であるあたしでありたい。生徒の要望に答えた授業をする、というのは大切なことだと思うけど、授業をする、しない、を生徒の判断に任せたのでは、のちのち悪い癖がついてしまうと思う。つまり、けじめをつけたかった。とまあ、こんなとこですね。わたしの授業自体、とくに大切なことをするわけじゃなかったし、ほんとうにこれでよかったかどうかはわかりません。ちょっと後悔もしましたが、「一度決めたことをあとで覆す」というのもあたしはあんまし好きではない。
あなたならどうしますか?
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