(2002・9月分)
9月12日 寮
10月生の入国も近づいてまいりました。
ともに日本語学校で気張っている日本語教師の皆様、教科書は発注しましたか。カリキュラムは決まりましたか。授業のコマは教師でばっちり埋まりましたか。
ちなみに広島では、日中国交正常化30年を記念して中国行きのビザがお安くなるため、旅行者が中国に殺到、10月上旬の広島着の飛行機はすでにキャンセル30人待ちどっぴゃ〜〜〜〜ん。チョー困っちゃうって感じィ〜〜〜というウワサが流れているのですがこれは本当でしょうか。
本当なら、入学式できないんですけど。* * * * *
先日、新しく作った学生用の寮を見てまいりました。
もとは学習塾だったというビルを改装しただけあって、そこはかとなく学校臭さの漂う寮でした。
定員は17名、3階建てです。そこを見ながら、事務長がポツリとこんなことをおっしゃいました。
「咲先生、ここの3階に住まない?」
「イ・ヤ・で・す。」
「いや、家賃はタダにするから」
「だから、お手当てもらっても釣り合わないから。」
危なく寮母さんになってしまうところでした。
9月7日 学生の呼び名
授業が始まって2週間。ようやく体力的にも精神的にも落ち着いてきた今日この頃。みなさん、夏の思い出は海に流してきましたか?
新しい担当クラスも決まり、教える学生も倍増した最近、わたしは学生同士の呼び名が少々気になっています。
学生の大半は中国人、下は18歳から上は38歳までの学生を抱えるわが学校、学生同士は中国語で話すことが多いのですが、お互いを呼ぶときに、いろいろな呼称があることに最近気がつきました。
中国にいたときは、クラス内に年齢差なんかなかったから、そんなこと気にもしなかったし、関西にいたころは、中国語がさっぱりわかんなかったから気付きもせんかった。
しかし、多少なりともちうごくごを理解した今、ちょっとず〜つ聞き取れるようになりました。
これが学内の上下関係というか力関係というかを顕著に表しているのでなかなかおもしろい。
今日はその一端をご紹介してみましょう。1.相手のフルネームをなんの敬称もつけず呼ぶもの。「李○○」とか「王○」とか。
これは特に上下関係のない友達同士の呼び方で、一番一般的なもの。フルネームで呼ぶのは、同姓が多いところに関係するのではないかと勝手に思ってます。
中国でも、クラスメート同士はだいたいこう呼んでました。2.「小○」と上に「小」をつけて呼ぶもの。
これは、年下のものを親しみを込めて呼んでいるよう。
私の観察する限り、こう呼ばれているのは、一番年下18歳の女の子で、クラス全体からわが子か妹のようにかわいがられているLさん(仮名)が、名前の一部を取って「xiao cui」と呼ばれています。3.「○姐」または「○哥」
直訳すると、「○姉ちゃん」「○兄ちゃん」
年上で、且つ友達である人に、親しみを込めて「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」と呼んでいるよう。
相手によって、そう呼ばれたり、呼ばれなかったりしているみたいですが、学生全体からこう呼ばれているのは、一番年上のJさん(38歳、♀)とYくん(30歳、♂)。
みんなから好かれ、頼りにされているってことでしょうね。4.「老○」
さて、これはちょっと別格です。わたしの中国語の知識では、結構な敬称にあたると思うのですが。
「○姐」、「○哥」とはちょっと違って、みんなから尊敬されている人、頼りにされている人、または恐れられている人がこう呼ばれているようです。
該当者は、
Tくん(30歳、♂)→一番年上で、真面目。尊敬されている。
Mさん(28歳、♀)→一番日本語がうまい。厳しいのでみんなから恐れられている。ここまではわかるのですが…
Hさん(25歳、♀)
これがわからない。やっぱりみんなから怖がられてるんでしょうか。
※あくまでも、あたしの微々たる中国語の知識と、学生同士の関係から推測したものです。
本気でこの言葉を調べたら、ちょっと違うのかもしれません。
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