(2002年1月〜3月)

教師日記!<ほとんど愚痴

 

 

3月6日 移転への道

先日、勤務先の日本語学校の卒業式に参加してきました。
式の後、留学生友好会との交流会にも参加させていただいたのですが、どちらも和やかで、心温まる大変いいものでした。
3年前、正体不明になるまで学生に飲まされた謝恩会とはえらい違いです。
<少しは慎め、あたし
卒業生のみなさんの今後に幸多からんことを祈るばかりです。

さて、その後、専任の先生からお礼のメールが届きました。

4月からは戦友(?)ですね。アパートはもう見つかりましたか?
私も○○市(学校の所在地)には2年住みましたが、
仕事を除けばつまらないところです。

 

うわぁ〜、来た来たぁ〜〜〜。
みぞおちにクリーンヒット!!!

 

更に、今日美容院にて美容師さんとの会話。

わたし「月末に○○市に引っ越すんですよ」
美容師「まじですか?わたし○○市の出身なんですよ。
     
あそこ、な〜〜〜んにもないですよねぇ。

・・・・・そんなにあたしが憎いのかヲラ。

 

アパートはもう決めました。
徒歩圏内に古本屋1軒、マクド1軒、コンビニ2軒、焼鳥屋2軒があることは確認済みです。


2月28日 祝!!

本日、めでたく今通っている日本語学校から、常勤としての採用通知が届きました。

どんどんどん、ぱふぱふー。
(喜びを音で表現してみました。)

これからしばらくは、アパートを探したり家財道具を見繕ったり引越し荷物をまとめたり友人と祝賀パーティーをしたり両親に三つ指ついてあいさつしたりラブラブダーリンと涙の別れをしたりご近所にモチを配ったり大統領を居酒屋に招待したりしなけりゃならんのでそっとしておくとよいです。

後半部分はウソです。<あたりまえだ


2月20日 就職面接

ご報告の前に、一言いわせていただきたい。

こんな大事な日にとまんなよ、目覚し時計!!!

マジです。あと30分気がつかなければやばかった。ずっと6時15分かと思ってた。

 ま、そんなこんなで就職面接を受けてまいりました。といっても、学校関係者の方とはすでに話も模擬授業も済んでいるので、経営母体の学校法人の理事長による形式的なものだったのですが。
 とはいっても
面接と初授業は何度やっても緊張します。慣れることなんてありませんね。
結果はそのうちわかります。乞うご期待。

 面接の最中に、理事長がこんなことをおっしゃっていました。

「失礼な言い方になるかもしれませんが、女性の日本語教師は専業フリーター志向が強い人が多い。」

 つまり、ある程度のキャリアをつんだら別の場所、と学校を転々としたり、常勤にはこだわらず、望んでフリーでいろんな学校を掛け持ちしたり、という人が多いということ。
なるほど、と思いました。
 今までのわが身を省みてもそういう面は強かったと思うし、実際、キャリアと腕だけがものをいうこの世界、腕さえあればどこででも、という意識があるからこそ、「専業フリーター志向」が強まるのでしょうね。また、女性が多い業界であるというのも原因の1つだと思います。
 理事長としては、共に長いスタンスで学校を築いて行こうという意識が少ない人が多いという現状を危惧していらっしゃるのですが、日本語学校業界自体に先生を育てるという余裕がまだまだなく、「即戦力以外はカス」ともいわれる世界。勤務条件も悪いし、一つのところで長く勤める人が少なくなることも仕方がないのではないでしょうか。
 しかし、学校のためにも、学生のためにも、本当はそれではいけないのでしょうが。
 なんかいろいろと考えさせられる一言でした。


2月15日 今年度終了

 準備に追われて夜更かしした上に、遅刻が心配で眠れなかった2時間睡眠の女、咲ねぇさんですコンバンハ。しかも「遅刻して間に合わなかった」という夢を3パターンも見てしまったことは内緒です。

 おかげさまで、無事(といっていいのかどうかわからんが)今学期の授業が終了いたしました。ひゃっほう。これから1ヶ月間は、何をしても許される身分となりました。
しばらくは新聞を切り抜くことも、同じビデオをくりかえしくりかえしくりかえし見ることも、ディスカッションの夢にうなされることも(しばらくは)ないのです。
まあ、提出物の添削だの、成績評価だの、明日いっぱいぶんくらいの残務は残っているのですが。

成績評価と言えば、「AVの授業の成績評価を来週頭に出してけろ」という依頼を受けました。
あの、もしもし?
AVの授業で成績をつけるなんて一言も聞いてませんけども。
だから内容チェックのプリントの提出チェックとか内容評価とか、一切していませんけども。
なぜ、1月の初めに言ってくれないのですか。

そんな困った仕事を残しながらの春休み。わ〜〜〜い。

ま、その辺の仕事はあす、ちゃっちゃと片づけて、明後日から温泉に行ってまいります。
九州の秘湯につかりながら、耳から脳みそ垂れ流してきます。
しかも
帰ってきた翌日に日本語学校の就職面接です。

こんなことでこの厳しい世の中を渡っていけるのか、非常に不安です。

寝不足で脳みそがいかれてます。スミマセン。


2月10日 最近の授業

教師日記の滞り方にそらもう冷や汗垂れ流しっぱなしの咲ねぇさんです。こんばんは。
授業を放棄しているわけではないし、書くこともなくたら〜んと授業をしているわけでもありません。
それどころか、ヒジョーに苦しんでいます。

ちょっとだけ、愚痴ってもいいですか。

 

もうやだ、能力試験後のクラスなんて…

 

 何が辛いって、「何をするか」から、頭を悩ませねばならんのがものすご大変です。
 普通の授業ならば、決まった教材があって、それをいかに料理するか、というところから始まるのですが、わたしが今もっている授業のほとんどはそうではない。まずはネタさがしから始まり、それをどう料理するかを考える。主教材ではない派生的なものだから学生もなかなか本気にならない、加えて上級ときたもんだ。
あ〜あ、もうやってらんねーや、ケッ。

 ふう。思いっきり悪態ついたらすっきりしちゃったわ。
 実は、ここ2週間くらい、授業があんましうまくいかなくて、ちょっと落ちこんでるんですよ。
どうしても、読解的な物が増えちゃって、学生がうんざりする、
それぞれの授業の目的をはっきりさせて、メリハリをつけようとした結果、個々の授業がマンネリ化する、
クラスの雰囲気が嫌〜な感じになる、
欠席が増える・・・等々。
まあ、結局は、わたしの力不足なので、文句を言える立場ではないのですが。

 実際、「さて、何をしようかな」から始めねばならん授業は、本当に大変です。
これが、今までずーっと見てきた学生ならなんとかなるんですよ。気心も知れてるし、パーソナリティーもわかっているし、どういうも授業が必要か、そしてそのためにはどんなものを使えばいいか、どういうふうに授業を持っていけばいいか、ということが、今までのお付き合いの中で自然とわかってきてるから。
教師との信頼関係の中で、学生が教師を助けてくれる部分もあるしね。
 しかし、なんせ1月から持ったクラス。信頼関係を作りつつ、このような授業を進めなければならない、しかも週に2日の非常勤、というのは正直本当にキツイです。

 をや、またしても愚痴ってしまいました。
まあ、この時期、何をやってもムダ、という側面もあるにはあるのですが。
学生の本音を言えば、「もう勉強はヤダ」ちゅうとこですからね。
この時期の日本語学校の目的は突き詰めれば「学校に来させる」ところにあるのです。
進学が決まった子は、学費を工面するためにバイト三昧で学校に来る時間が惜しいし、受験を控えている子は自分の勉強がしたい。出席率も自然に下がるのです。
実用的な日本語を伸ばしてやろうとあれやこれや考えて授業をすると、受験組がいやがるし、
肩の力を抜ける面白いことをやろうとすれば、「それくらいなら休ませろ」と。
ほんと、どうしようもないとこはあるんですよね。

ま、後1週間の辛抱です。
そう、今週で私の授業は終わりなんです。来週からもう春休みですの。

 

えーっと、そこでご報告なんですが…

 今の学校から正式に、「4月から専任でどうか」というお話をいただきました。
まだ、本部(経営母体)の方の面接が残っているので本決まりではありませんが、日本語学校の現場的には私に決定のようです。
今後の進路については、いろいろと思うところもあったのですが、やりがいから考えると、やはり専任として学生と関わりたいこと、新テストが実施される今年はどうしても日本語学校の現場にいたいこと、慣れた職場という安心感、条件等、いろいろ考えた上で、こちらの学校でお世話になることを決めました。
 
もっとも、私が決めただけですが。なんたって、まだ本部の面接が残ってるし。
その最終面接でこける可能性もなきにしもあらずなので、まだあんまし持ち上げないでください。


1月25日 新聞記事

今朝の読売新聞スクープ記事

中国政府公認の留学あっせん組織の一部が文書偽造

トップニュースでした。

 

 

何を今更・・・・

 

うちらの業界では周知の事実でしょ。
これがなければ、日本語学校の苦労は
とっくに半分に減ってます。

という話題で盛り上がったのはうちの学校だけではないはずだ。

 

突然ですが…
 鶴ちゃん一時帰国にともない、咲ねぇさん明日から2日ほど関西方面へ飛びます。
 関係者各位は首を洗って待っているように。

しかし・・・
 忙しくて支度、全然してないんですけど。
 ほんとに行けるんだろうか。


2002年1月20日 始動

 すっかりご無沙汰してしまいました、教師日記です。始動と申しましても、すでに授業が始まって2週間たっているのですが(汗)。
今回は、おくればせながら新しいクラスの状況を少しご報告しようとおもいます。

 前回ご報告したとおり、1月からの授業は、「果たしてどうしたもんかいな?」という内容でした。(12月26日の日記、参照)何をどうしたもんやら、まったくもってピンと来ないので、去る1月8日、学校まで押しかけて(言うまでもないが2時間かけて)ちょっと相談してまいりました。
 そこでわたしの出した希望は1点のみ。

「主教材ではない、切り張りの時間割の授業ならば、それぞれの授業の目的を明確にしたい。」

 中級以上の授業になると、教材も読解中心のものが多く、どんな物を扱っても読解主体、または意見発表のようなものになり、かなりマンネリになりがちです。だから、それぞれの授業(読解2コマ、会話2コマ、演習2コマ、AV4コマ)は、単に扱う教材をかえるのではなく、何を目的にした授業なのかを明確にして、メリハリをつけたいと思ったのです。

それを踏まえた上で、専任の先生が「何を目的とした授業をして欲しいのか」ということをよく聞き、方針を立てました。

読解
 すばやく読み、内容を理解し、質問に答えるという読解性を一番に考える。
 積極的な発話、会話は求めない。
会話
 「自分の意見をいう」がテーマ。
 大学入試が控えている子が多いので、という理由での専任の先生からの要望でした。
 できれば、わたしはロールプレイ的なものがやりたかったのですが、これは仕方ないでしょう。
演習(新聞等)
 新聞を使った授業は、1.読解 2.日本事情 3.会話(ディスカッション)の3パターンが考えられるが
 日本事情を理解すること、というのに主眼を置く。また必要に応じて会話の授業とつなげ、
 自分の意見の発表のためのネタにする。
AV
 見て、聞いて、理解するということを重視。聴解の授業に近い形で。
 あとは、ちょっとしたお楽しみの要素もいれて。

 以上の方針を決めて、緊張して臨んだこの2週間。今回のクラスは、中国人、タイ人、ミャンマー人の15名。新しいクラスというのは、学生の個性がつかめないので、どうしても探り合いで進めていくのですが、積極的で、口のこなれた学生が多く、そういう意味では非常にやりやすかった。授業内容も、おおむね好評で、ほっと一安心というとこですか。
 しかし、こういうバラエティーに富んだネタの授業で、しかも、自分で準備するものも多く、
準備にかかる時間が半端じゃありませんて。

最近は、新聞のスクラップがわたしの日課になりました。


 

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