2001年1月分
1月31日 夜の電話
昨日の夜、山大付近まで足を伸ばし、トコさんと四川料理を食べてきました。道連れとして、わたしが旅行中の間、ひとり済南で孤独な日々を送っていた同僚S嬢を連れて行きました。わたし達は「火鍋くいてぇ病」の発作が起きていたので、火鍋を所望したのですが、そこのは高くて断念。でも、普通の料理もおいしかった。
まあ、これは前置き。事件は家に帰りついてから始まります。部屋のドアを開けるや否や、電話のベルの音。受話器を上げると、「わしや。」のひとこと。わたしの周りで自分のことを「わし」呼ばわりするのは、故郷のじーちゃんか派遣元、A学校の校長しかいません。じーちゃんはわたしが中学生のときに他界したので、つまり校長であるという結論に。
聞けば、わたしの電話番号が変わったことを知らず、古い電話番号に連日電話をかけつづけ、今日やっと、他の先生から新しい電話番号を聞き出したそうです。だから校長、年賀状にも、定期報告書メールにも新しい電話番号書いたってば。
前日も、質問メールを出したのに、PCがいかれてまだ読んでないとのこと。
もういい。これからはあなたに連絡したいときは、早馬を飛ばします。電話の内容は思った通り、2月にここへくることと、その際、3年生の父兄あてに留学説明会をすること。そしてあろうことか留学希望者の面接ももう済ませてしまうということ。ついては、担当教師のわたしの目から見た赤裸々な評価表を用意してたもれ、とのこと。まあ、電話の内容自体はなんてことない。
しかし、電話を切ってからちょっとブルー。この面接、去年の覚書を調べてみたら、去年より1ヶ月半も早い。マジでちょっと早すぎるって。
更に思う。去年の9月からは能力試験対策一色の日々、能力試験後は他の教科に日本語の授業お召し上げになり開店休業の日々、それが終わったら冬休み、でもって冬休み終了第1日目が面接かい!日本語絶対忘れてるって。やつら。
校長、もっと猶予をください。まあいい。あるがままの子供達の姿を見ていただこう。
まあ、とりあえず、明日の補習から面接練習希望者を募るのだ。ちなみに
今日の午前いっぱい使って作成した「赤裸々な評価表」。咲の第1級極秘資料に指定。
生徒はもちろん、同僚の先生にも見せませ〜ん。明日は
学校の陰謀により(?)8時から授業。
1月29日 初出勤・初授業・初○○
一昨日、パートナーの中国人教師Hさんから高3の補習授業について、お知らせの電話がありました。29日、朝1時間目から。・・・学校の誰よりも遠いとこから通ってる外国人教師に正月(旧正月)そうそう8時から授業をさせるのですね。そして追い討ちをかけるような一言。
「29日は私は休んでもいいですか」
・・・そりゃないぜ、ベイビー。
とはいうものの、前学期は試験監督も試験の採点も、Hさんに任せっぱなしで南でラリホーしていた私。これくらいはご恩返しでしょう。というわけで、新年(くどいようだが旧暦)早々50人授業なのです。
朝6時半から寂しく宿舎を出た私。わたしは、中国人のみなさまがわたしら日本人より優れている最大の点は早起きであることだと思っているが、正月6日(旧暦)の今日は人っ子一人いやしない。普通、平日の6時半なんて、出勤ラッシュなのにねぇ。中国人のみなさまが休んでいる間にも、私を働かせるわけですね。<中国人のみなさまが働いている間にてめーはバカンスしていたくせに。
到着して、机の上においてある補習の日程表を見る。5日間の補習のうち、日本語は3日、うち2日が朝いち授業。学校の誰よりも遠いとこから通っている私に対して、これはいじめか?嫌がらせか?<たんなる偶然です。そして授業。初日の朝っつーことで、遅刻者の多いこと、多いこと。おいおい、学校の誰よりも遠いとこから通っている私より遅いたぁどういうことだ?生徒諸君よ。これだからやなんだよ、朝いちの授業は。しかも、休みで充電してきたのか、パワフル!そのパワーが授業にぶつけられればいうことないのですが、間違いなく周りの友達たちにぶつけられています。うるさいったらあーりゃしない。新学期早々怒りたくなんぞなかったし、みんなの気持ちもわかるので、ちょこちょこ注意を加えながら進めるが、ついに切れて新学期早々爆発!まったく、困った子供たちです。(苦笑)
で、結局2時間目はそれ以上教科書を進めることをあきらめ、日本留学についてあれこれはなしました。留学のメリット、デメリット。日本語学校での生活、大学受験、などについてです。
そーいや、2月のはじめに、私の派遣元、A学校の校長が御来校らしい。以前から、留学についての説明会、面接について質問のメールを出していたのですが、返事はなしのつぶて。私の元後輩であり、元同僚であり、現在鬼のA学校専任講師のU嬢の話によると、校長は、「パソコンなんて言葉聞いただけでチキン肌」な世代のため、メールを読んだり、書いたりができないらしい。ちなみに、事務所でEメールが扱えるのは一人だけだそうな。そんな接続、捨てちまえ。
ま、そんなこんなで、面接に備えて、軽いでやすい質問、あいさつの仕方なぞもレクチャーしました。さすがにみんな真剣。一心不乱に聞き、メモをとっていました。最初からこうすればよかった。ま、なんてことない一日です。
1月27日 日本に留学するのなら・・・
授業もしてないのに、教師日記、久々の更新です。
昨日、生徒の一人、Rさんから電話があって、「晩御飯にご招待したい」とのこと。ありがたくお受けして出かけました。
ん?そーいや、きのう、もう一本、「あけましておめでとう電話」が生徒からかかってきてたような。
確かに、私は「春節は一人ぼっちで寂しいわん」的なことを授業中公言したような。
昨日電話をかけてきた生徒も、「24日にもかけましたが、先生はいませんでした」といっていたような。・・・つーことは23日、24日に、生徒からお誘いの電話がかかってきてたかも。うわー、ごめんなさい、みんな。21日に旅行から帰ってくる予定だったのに、帰れなかったのよぉ〜〜〜。
過ぎた事はもうよい。<よかないよ
授業で謝れば済むことだ。<そーかぁ?話を戻しましょう。
Rさんのご両親と、4人でレストランでお食事。またまたおいしい物を食べさせていただきました。これだけでは教師日記でもなんでもない単なる「教師たかり日記」ですが、問題はそのときの話の内容です。
高校3年生ともなれば、(私の担当は高校3年生。念のため。)一番の関心は、卒業後の進路。前にもいいましたが、私のクラスは、卒業後日本へ行くことを前提とした特別クラスですが、「絶対に日本へ行け」ってわけでもありません。中国で進学か、日本へ留学か。
留学ならばどの日本語学校へ行くか。生徒自身にとっても、ご両親にとっても一番の関心事はこれ。いろいろと聞かれました。どうやら、本人は日本へ留学したい、しかし、ご両親は心配のため反対、でも、本人が望むなら、ということらしい。ま、これは私が口を挟むべき問題ではありません。
はたしてこの場で、「Rさん、そりゃ日本へは行ったほうがいいよ」なんていえる人がいるでしょうか。いや、いない。そういう発言は、日本留学後も責任もてる人がいうべきです。私のスタンスは、前に話した通り。(1月6日の日記参照)で、次なる質問は、「A学校(私の派遣元)は、いい学校ですか?」
さて、このような場合、私はどう答えたらいいのだ?
「A学校はいいよぉ。ぜひここに留学しなさい」なんて口が裂けてもいえません。どの日本語学校に行っても、学生は何らかの不満を持つもんだろうし、だいたいあたしはこの学校以外の日本語学校を知らない。比較対象もなしに、「いいよぉ」なんていえるものか。
でも、「A学校はちょっとねぇ、あまりよくないよ」なんてますます言えるわけがない。2年もA学校に勤めていて、しかもそこから派遣されてきて、そんな発言は失礼極まりないうえに、私の存在を否定するもの。あたし単なるアホじゃん。更に困った質問。この高校には、A学校の他に、B学校という日本語学校も留学生の募集をかけています。
汚い言い方をあえてしちゃうと、学生の取り合いをしているような形になってしまっているわけで・・・・
そこで聞かれた。「A学校とB学校、どちらがいいですか?」うわぁ〜〜〜〜やめてくれぇ、そんな質問。
確かに、私の立場を考えれば、「そりゃぁ、A学校に行きなさい、B学校はダメですよ」と言うのが正しいのだろう。学校も喜ぶのだろう。が、実態も知らないB学校を勝手に否定して、学生を引っ張ってきたら、そら死んだあとエンマ様にお尻ペンペンですわ。
また、なまじ私の発言の影響は大きいってわかってるから、たちが悪い。(だって、生徒は毎日習っている先生の言うことを信じますわな。)う〜〜ん、困った、困った、困ったぞぉ〜〜〜
結局答えた、正直な私の気持ち。
「日本語学校はどこも同じだよ。要は本人のやる気だからね。ただ、大学に進学することを考えれば、情報が集めやすいから、都会のほうが絶対便利だとは思うけど」嗚呼、虹色あいまい日本人。
で、結局親御さんは「やっぱりA学校へいれたい」ときっぱりとおっしゃった。担当教師である私が、そこに2年も勤めていたというのが大きいらしい。先生がいた学校なら、ということか。
な〜んか責任重大、プレッシャーだなぁ。
情報が少ないぶん、情報の媒体である日本人教師の存在とか、発言とかの重さを改めて感じ、なんだかちょっとキンチョー。そして、今後同じ質問を受けたら、ということを考えて更にキンチョー。ああ、いっそのこと、100くらいの日本語学校が、学生募集に来てくれたらいいのに・・・・
1月9日 日本のビデオを見せるなら?
今日の授業はビデオ鑑賞。来週試験なのですが、試験範囲はほとんど終わっているし、今日はせっかくの2時間続きの授業なので。
授業でどんなビデオを見せるか、めったにビデオを見せることはないのですが、これはいつも悩みの種です。今回見せたのは、「となりのトトロ」。ここ中国で、生徒に見せるとなると、どうしてもアニメが多くなります。理由は、言葉の聞き取りやすさ。邦画だと、どうしても発音が不明瞭な点もあり、「よくわからない」という生徒も多いんですよね。高校生で、レベル差もあるし、学習時間も少ないし、できない子は「わかんないから見ない」ってことにもなっちゃうんですよね。それで比較的発音がはっきりしているアニメを見せることになってしまいます。
で、結果は、生徒大喜び。異常なくらい笑っていました。ストーリーもわかりやすいし、食いつきはかなりよかったです。う〜ん、見せてよかった。と、思ったのもつかの間、2時間目に担任の先生がスーっと入ってきて、中国人の先生に耳打ちをする。なんと、「次の時間は授業を中止して、全員で雪かき」
もちろん、生徒大ブーイング。
ごめんね、明日また見せるからね。しかし、授業つぶして雪かきは止めてください。宮崎アニメは、個人的に大好きなのですが、日本語学習者に見せても大丈夫なものは限られますね。難しいから。次に見せたいのは、「天空の城ラピュタ」。しかし、手元にないので、誰か送ってください。
アニメといえば、12月の日記にも書いたように、今、アニメを使った授業という試みをしています。使っているのは「週間ストーリーランド」。まだ一回しかしていませんが、反応はなかなかよし。遊びではなく、きちんと授業として成立するように、新出単語の導入とか、設問とか、レジュメをつくってきちんとやっているのですが、まだまだ手探り。春節開けに本格的にしてみようと思います。
ちなみに、過去見せたアニメ以外のビデオで私が「よし」と思うものベスト3
「Shall we dance?」
「居酒屋ゆうれい」
「スーパーの女」
さてみなさま、どうでしょう。
1月6日 日本留学説明会
今日は週末授業の予定だったのですが、何かしらの都合で、外国語の授業は日曜日だけになりました。で、新聞に載っていた、「日本留学説明会」なるものを覗きに行ってきました。中国からの留学生を、どうやってで招聘しているのか、その方法に興味があったので。今回の説明会は、済南市にある中外合資の##大学(本当の意味の大学であるかどうかは不明)と、日本の@@日本語学校が提携関係を結び、そのお披露目とともに、@@日本語学校への留学方法を説明する、というものでした。
予備知識として、日本の大学へ留学する一般的な方法を説明しておきます。
1.まず、日本の日本語学校へ入学する。(日本入国のビザを取得)
2.日本語学校で、1年から2年(一般的には)の日本語教育を受ける。
3.各大学への入学試験を受け、合格すると大学へ入学。
直接大学や大学院に入学する方法もないことはないのですが、まず、直接募集をかけている大学、大学院は非常に少なく、中国で情報を集める、という面においても、可能性は低いでしょう。例外としては、大学が直接高校または大学と提携を結び、留学生を受け入れるというもの。これには、留学する学生側に、大学や専門の選択肢がないという欠点もあります。中国の高校生たちが行きたがっている国公立大学については、(わたしの知る限り)中国から直接入学できる大学はなかったように思います。(あれ?東京大学はできたかも…)
さて、今回の説明会の内容は・・・
ごくごく一般的な留学生の生活について、@@日本語学校の紹介、などでした。その後紹介ビデオの放映、質疑応答。質問内容としては、
「留学生のアルバイトについて」
「留学費用について」
「大学入学試験はどういうものなのか」
「大学入学後の学費、生活費について」
など。やはり、お金の問題が、実際最重要課題になるのね、と思いました。
しかし、「@@日本語学校は、大学ですか、語学学校ですか」などという質問もあって、日本留学に関する包括的な知識の浸透の必要も感じました。ちゃんとした知識がないと、最悪、悪い業者に食い物にされることもありですもんね。
留学についてのことは、大体すでに知っていることだったので、日本の最新情報を求めていたわたしとしては、ちょっと残念。
ただ、##大学で半年の日本語予備教育、のちに@@日本語学校で1年間の日本語教育、そして大学入学、というラインは、なかなかいいのではないかと思いました。これだけ中国で日本語教育が広がっている現状、入管の審査状況を考えても、日本語ゼロの学生を日本ですべて教えて大学に送り出すというのは、そろそろ限界にきていますもの。で、感想。
日本語学校の立場から言えば、「大変なのね」の一言。校長自ら中国までやってきて、募集をかけるとは。積極的に学生募集に走りまわることが必要なんですね。最近緩んだとはいえ、入管のビザ申請の審査を考えると、当然のことですが。とくに最近では、中国にある学校と提携して、学生を募集するのが一般的になりつつあるように思います。日本語学校もコネの時代ですね。
学生の立場から言えば、「もっと情報が欲しい」。こうやって、日本語学校が個別に募集をかけ、提携を結ぶと、留学したい学生から言えば、選択肢が非常に少なくなってしまう。保証人がなければ留学できなかった時代から考えれば、雲泥の差とは言うものの、一つの日本語学校から「うちはこうだからいいぞ!」といわれれば、まる信じしてしまう。日本語学校にもいろいろあるのにねぇ。それは、中国の高校、大学、と提携している日本語学校、大学についても言えることですが。もっといろいろな日本語学校を比較検討できるような、包括的な募集システムがあればどんなにいいか。例えば、日本語学校をたくさん集めた合同説明会を開催するとか。(かく言う私の派遣元も、高校と提携しているので、あまり大きなことは言えませんが)
しかし、実際問題、おのおのの大学、日本語学校もそれぞれの経営があるわけだし、自分のトコで先にいい学生につばをつけちゃいたいというのが実情でしょう。「包括的な情報提供」というのは、大志ですな。でも、もしそうなれば、日本語学校間に競争意識が出て、学校の質の向上にもカンフルになると思うのですが。で、ここで期待されるのが今年試行の「大学入学のための新テスト」。母国で、このテストを受けて、その成績によって、日本に行く前から大学入学の資格を得られるというものなんですが、軌道に乗るのに、5年以上はかかるでしょうねぇ。日本語学校の存在意義を根底から揺さぶるし。ただ、すでに母国で日本語を学習している学生にとっては、また日本語学校に行くよりは、最短距離となっておいしい話。しかし、実用面ではなかなかですね。大学に、直接入学した学生のお世話をしきれるノウハウがあるかどうかも疑問だし、第一、「この中国で、そんな大切な試験をしちゃっていいのか?」とも思うし。ふ〜む。
最後に、日本留学について、個人的な意見を言わせてもらえば、
「無理に日本日本って言わなくても…」
中国の大学も、入りやすくなりつつあるんだし。
確かに、日本の大学に行く最大のメリットは、大学の数が多いこと、そしていい大学に比較的入りやすいこと、です。(少子化、国公立大学の独立採算性導入による)
しかし、これだけは言えます。
中国で頑張れないやつは、日本に行ってもものにはならん。
悲しい例はずいぶん見てきました。そういうのはもう見たくないので。おまけ
説明会のあとで
わたしの生徒のご両親に囲まれ、質問攻めにされました。日本留学についてのことがほとんどでしたが、「うちの子は2級に合格しますか?」なんて聞くのはやめて。そんなことあたしにもわかんないもん。しかも
生徒も何人か着てました。・・・・おい、今日は授業だろーが!!!
2001年1月4日 中級以上の会話能力
新世紀をむかえ、会考も終わり、間抜けな演芸大会も終わり、こだわりや不満は上海に置いてけぼりにして、平常授業に戻って今日で3日目。なんとかいいペースで授業はできているのですが、最近ひしひしと感じること。
みんな日本語が下手になってませんかぁ?とくに会話が。
原因は、わかりすぎるほどわかっています。
原因その1:能力試験あとの3週間のブランク(語学には致命的)
原因その2:詰め込み形式の能力試験対策の結果。
まあ、ある程度予想はしていたことですが。能力試験対策は、会話能力が落ちることを覚悟してやってたわけだし。
…でもやっぱりちょっと問題ですね。
というわけで、1月からは、会話能力向上に重点を置いて日々の授業をしておりまする。が、「会話の授業は成立しない」といいきるわたくしなので、けして「会話授業」ではありません。「日々の授業にできるだけ会話向上につながる要素を取り入れる」ということ。
さて、ここで問題。会話向上につながる授業とは?
答え→私にもよくわかりません。<をい
要は、生徒にたくさん話させるということだと思うのですが、これがなかなか難しい。初級ならば、タスクとか、口頭練習とかをふんだんに取り入れることは可能なのですが、中級以上になると、読解中心の教材になるのでそうもいきません。
更に立ちはだかる時間と人数のカベ。
高校では、1クラスに結構な人数を抱えている上に、1コマの授業は45分。(おそろしいことに、去年は40分だった。)全員に自由な発言をさせるのは難しい。それに、ディスカッションなどで、自由な発言を強要するのは、私はあまり好きではありません。クラスには必ず、日本語力ではなく、性格上の問題で、発言ができないこというのが必ずいます。そんな子に、あまり無理をさせたくないんですよね。苦痛やストレスになりかねないし。そこで、お手軽にできる方法として、私がここ1年くらい授業の内外で奨励しているのが、教科書本文の音読。とにかくひたすら読ませる。これなら、ストレスにもなりにくいし、なんたって、一人で手軽に何度でも練習できます。個人個人に時間外に読ませて、発音のチェックをするのにも有効です。語彙も増えるし、そこに出てきた表現を応用して会話することも心理的にしやすいと思います。回りくどい方法に思えますが、けっこう有効なんじゃないかと思っているんですが、どうでしょう。
しかし、更にここで問題が。
今使っているのは、山東省統一の、高校生要日本語教科書なんですが、この教科書、テープがないんですぅ。冬休み中に、作れってことかしら。きゃい〜〜ん。以前から、初級終了後の会話能力の向上については興味を持っています。皆さんはどうしているのでしょう。教えていただけたらありがたいですわ。
さて話は変わって、「今年の目標」について。
ここ数年、年の初めに私は今年1年のテーマを決めています。過去のテーマは、
1996年:「就職」(卒業後職にあぶれていた頃です)
これは、年末に日本語学校に就職が決まり、難なくクリア。
1997年:「ハッタリ」(教師1年目)
年上の学生を必死にひきつけようとしていた頃。
ちょっと達成されすぎて「やばいな」と思ったので次の年、
1998年:「謙虚」
図太い神経には重荷すぎたか、守れず。
1999年:「謙虚」
同じテーマにしたが、やはり守れず。
2000年:「身の程」
謙虚になることはあきらめ、ランクダウン。で、今年。「身の程」は、何とかなったかな〜?というより、1年のテーマにするにはあんまりだと思ったので、今年のテーマは、掲示板にも書きましたが、「控えめ」に決定しました。その心は、「謙虚」はまだ自信がないから、という単純なもの。さてさて、私は控えめな人間になれるのでしょうか。乞うご期待。
みなさんのテーマはなんですか?掲示板にでも書きこんで見て下さいね。
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