教師日記!<ほとんど愚痴

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3月28日 この2年で得たもの

先週の金曜日に、無事学校での勤務を終了しました。
31日付けの退職になるのですが、引越しその他もろもろの準備のため、残り3日は年休扱いということにしていただきました。

この学校に勤めて2年半。専任になって、2年。
ここで、私が得たものはなんだろう。
それは、
「続けることの力」だと思います。
日本語教師というのは、わりといろいろな場所を転々としたり、条件のいい学校を探してキャリアアップをする事が多い業界です。
確かに、多くの場で、多くの経験をすることは、プラスになることも多いでしょう。
でも、本当にそれだけでいいのだろうか、
転々としながら4年働いてきた自分と、4年間同じ職場で働いてきた人と
積み重ねてきたものは同じなのだろうか。
そんな疑問を持ち始めながら勤めたこの学校は、私にとっては最高の勉強の場でした。
なんせ、「ここ一筋」で10年以上やってきた先生が2人!日本語学校では貴重な環境です。
ここで私は多くのことを学びました。
長期的な視野に立った指導計画、学校運営。
教師が学校の一部となり、そして学生にとっては故郷になること。
長くいてこその人間関係の厚み。
それは取りも直さず、一所に足場を固めてこその
「続けることで得た力」であり、わたしのような流れ者日本語教師では足元にも及ばない「熟成された経験の厚み」でした。

逆に、わたしがこの学校のために残せたことは何だったろう。
確かに、授業は小利口にこなせたでしょう。
学生もそこそこ指導できたでしょう。
先生も笑わせたでしょう。
でも、それだけです。
それだけの自分を、わたしは今非常に恥じています。

いろいろあったけど、本当にいろいろあったけど、学校に不満を持ったことは一度もありません。
ここに勤めることができて、本当によかったと思います。
また、やむをえない事情とはいえ、またしても2年で職場を去らねばならない自分が残念で、情けなくてたまりません。
日本語教師として7年間、生きてきた私ではありますが、その7年間が熟成されていくチャンスをまだまだ持てずにいます。
今後も、日本語教師は続けていくつもりだけど、
「熟成されていない自分」を恥じる気持ちは持ちつづけていきたい。
そしていつかは自分自身の経験を熟成させていきたい、
そう思っています。

2年間、ありがとうございました。


3月25日 退職を前に

先日の発言で多方面にびっくり大ウェ〜ブを起こしている咲ねぇさんです。こんばんは。

さて、退職は3月末日ですが、ダンボール帝国再建という重要任務が控えているため、学校での勤務は明日で最後になります。
まあ、退職といっても、わたしの場合、単年度契約の専任講師のため、契約満期による退職、ということになります。今年の3月で退職を決めた理由はこれでもあります。本部採用になってからでは、なかなか辞められないでしょうしね。
去年の末には契約更新なしの意向を伝え、実に用意周到に進めた今回の退職。
次の残務処理もすべて(わたしにできることは)終わり、4月生の受け入れ準備も進んでいます。学校業務のすべてを書いた手引書、題して
「下っ端マニュアル」も作成し、引継ぎ準備も完璧。カ〜〜〜〜。この忙しい最中でも、後任への配慮は忘れない。できる女は違うねぇ。

 

で。

 

おととい採用予定者に逃げられました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
というわけで、咲ねぇさんの後任候補、ただいま絶賛募集中♪

 

職員室での会話

主任:「まあ、いざとなったら奥の手があるわ。」
わたし:「奥の手・・・・・・ですか?」
主任:「そう、奥の手。」
わたし:「奥の手?」
主任:「奥の手。(熱いまなざし−−−−−−−−−−→わたし)」

そんな目で見るな!


3月23日 突然ですが・・・

2日連続で教師日記の更新。うわー、何年振りだろう。雪でも降るんじゃねいか?

さて。

突然ですが。

 

3月いっぱいで退職します。

 

もちろん次の仕事の確保なぞしてません。入管の通過率が50%を切っただの、日本語教師が大量首切りだの言われているさなかに、われながらいい度胸です。

別に、日本語教師がイヤになったわけでも、職場に不満があるわけでも、学生指導に疲れて口から泡吹いて倒れたわけでも、いても立ってもいられなくなったほど中国に帰りたくなったわけでもありません。半年ほど前から用意周到に計画した上での退職です。

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・えーっとですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

結婚します。

 

しかも首都圏に嫁ぎます。

 

 

そうなんです。ごめんなさい。
この数ヶ月のHP更新停滞の理由の一つはこれでもあります。
なんせ、日留試対策と能力試験対策と進学指導と学生指導とやりながら、大学の同窓会会報何ぞも作った上にお互いの両親への紹介と結婚式場探しと新居探しと結納をやってたもので。しかも首都圏と広島の遠距離で。

人妻になる前に、天に召されてしまうところでした。

 

*********

さて、結婚を報告した各方面からえらく寄せられる質問に、先回りして答えておきます。

 

@相手は中国人じゃありませんから。

・・・・親にも言われました。まあ、わたしの経歴と仕事から考えれば、こっちのほうが普通ですが。なんぜ、わたしの知る既婚の同業者、国際結婚率は50%超えてますし。

A奴隷Dでもありませんから。

・・・・論外です。(向こうもそう言うと思います)


2004年3月22日 この一年を振り返って

気がつけば、3ヶ月ぶりの教師日記ですな。

はっはっはっはっは。

いや、笑い事ではありません。
あたしがうかうかしている間に、卒業式が終わり、補習も終わり季節は冬から春に移り変わり、卒業生の進路決定どころか新入生の入国も始まろうかという始末。
いったい何やってんだか、あたしは。

一応、この半年、まじめに先生やってました。死ぬ思いで。
前回の日記(注:すでに3ヶ月前)にも書きましたが、今年の学生の志の低いことといったら。
進学実績もさんさんたる有様でした。
まあ、進学だけがすべてではないのはわかってます。いい学校に行くことがすべてでもありません。
でも、明らかに
君ただ日本にいたいだけだろというやからの多いこと。
現実の厳しさから脱落していく学生は毎年いるのですが、今年はどうもそうではない。
初めから、志を下のほうに持ったまま存在しているような気がしました。
つまり、
「希望の大学などに入るため努力する」ではなく、
「努力しなくてもなんとかなる方向を探す」という色がものすごく濃かった年でした。
「努力」という概念が、初めから抜けてしまっているのです。
実際、努力しなくても日本にいつづけられる方法は存在するわけだし、そしてあたしは、それに代わる夢を彼らに提示することができなかった。それが一番悔やまれます。

日本語学校の教師の仕事は、日本語を教えるだけではありません。
生活のサポート、精神のサポート、進学のサポート。
一言でいえば、
「夢をかなえるサポート」「夢を持ちつづけさせるサポート」だと私は思っています。
楽な夢しか持たない学生
夢を持ちつづけさせられなかった自分。
その2つで悩みつづけた一年でした。

まあ、そんなしょっぱい一年でしたが、
それでもクラスの学生全部があたしを慕ってくれ、別れを惜しんでくれたのが心の支えです。
言うことは聞かなかったけどな!
そういうことも、卒業式も終わったし、チャラになったことにしましょう。

本当はもっといろいろ書きたかったのですが、
卒業式と同時に本当に記憶の中でチャラになってしまったので、このくらいにしておきましょう。
毎年思うのですが卒業式というのは不思議です。
吐き気をもよおすような出来事も、この日を境に本当に「いい思い出」になってしまうんですよね。

 

以下、授業における今年の失敗メモ書き(10月生用)→来年の自分のためです

@初級事項の確認で無駄に引っ張るのはやめましょう→時間の無駄です
A「中級から学ぶ」を使いましょう→到達点を考えれば、これが一番効率的です
B日留試の読解対策は工夫しましょう→
 いきなり斜め読みから入っても無理。
 習得した語彙、文法を考えて、読解の読み方という技術的なものと、語彙力、文法力をつけることを平
 行させて。留学試験対策で、一気にやる気が下がった子が多かった。
Cむしろ、留学試験より、能力試験対策に重点を→
 それなりの下地がないと、やはり留学試験は難しい。語彙力の向上には、早めに取り組むべし

今週は少しマメに日記を更新するつもりです。


12月13日 戦い終わって・・・

 

忙しいわ、ボケ!!!

 

というわけで、更新停滞記録を3週間から1ヶ月に伸ばした上、いきなりの逆切れで閲覧者のみなさまをいや〜な気分にさせてみました咲ねえさんです。みんな元気?キャハ☆

昨日、無事・・・・とは口が腐っても言えないけれども今学期が終わりました。
日本留学試験が終わって、
日本語能力試験が終わって、
定期試験が終わって、
大掃除が終わって、
残されたのは補習のみ!!!

真面目に補習を受けるタマは補習は必要がないことは今日と明日は忘れることにします。

今年の試験対策はつかれました。
ここ2,3週間は、9時10時に帰宅の日々が続きました。
まあ、それは別にいいんですけど、なんといいますか、
年々、
「大学合格のためにガンバロウ!」という学生は減ってます。

少しでも楽な道を。
少しでも安い大学を。
努力が必要なら、行かなくてもいい。

そんな意識を隠さずにさらけ出す子が増えています。
もう試験対策にならねぇって。
まあ、日本留学試験、日本語能力試験という2本柱になって、焦点が絞りにくくなったってのもあるでしょうが、
「頑張ればきっといいことがある」
「今は辛くてもガンバロウ」
そんな指導が空洞化している毎日でした。
もちろん、頑張ってくれる学生もいるのですが、
頑張らずともなんとかなるという甘えが蔓延しているのも事実。
「頑張れば、きっと」という夢を実現させてやるのがわたしの仕事だと思っていたのですが、
わたしの教師としての仕事も、ちょっとターニングポイントを迎えている気がします。

次の申請から始まる、入管審査の厳格化もある意味当然の部分もあるでしょう。
方法とかは、どうかと思いますけど。

ひとまず、今日は愚痴でした。
ほんとは昨夜こぼす予定でしたが、一瞬で寝てしまいました。


11月15日 今日の日記は読んでもらうことを意識していません

明日は日本留学試験。
長いなが〜いストレスのもとであった留学試験対策も、昨日でおわり。

って、もう1つ試験あるんかい!!!

というネタは去年もやった事なんてもう突っ込めないほどに疲れています。

以下、今日の教師日記は、留学試験対策の教材評です。
言っておきますが、
読者のことは一切考えておりません。来年の自分のためのメモ書きです。

*  *  *  *  *  *  *  *

1.完全攻略問題集 聴解・聴読解  (日本語研究社)

まず始めに聴解対策をするなら、絶対にこれでしょう。むしろ、一番始めにやらせるのが吉。事前にごいを導入できるので、学生も「結構できた」感が高いし、読解のための語彙の勉強になる。4月生にやらせたが、むしろ、10月生に9月くらいからやらせればよかった。4月生なら、7月からはじめてもいいかも。結構やさしめ、基本的な問題が多いので、あまり後半にはやらないほうがいいかも。
第3課、4課は難解。前から順番にやるのではなく、順番に工夫が必要。

2.チャレンジ日本語<聴読解> (国書刊行会)

10月生に使わせたのは、ちょっと失敗。形式としては、試験の形式にあわせてあってぴったりなのだが、内容が難解。もっと直前に、20問ずつ一気に聞かせないと、効果的な使い方にはならない。解説もない、完全な演習形式なので、発展途上の10月生に使わせるのは、無理だった。4月生の総仕上げとしては、いけるかも。

3.日本留学試験標準問題集 聴解問題 (ユニコム)

難易度的には適当。ただ、本を持たせるかどうか悩む所。持たせたら、スクリプトがついているから無意味だし、かといって、持たせないと、解説部分を効果的に使うことができない。また、分野別にわかれているので、授業で使うなら、テープで1回分を編集するべし。(各分野を混ぜ、難易度別に)冬休みに作ろう。
聴解オンリーでやると、絵がないぶんどうしてもだれてしまう。なかなかむずかしい。

4.日本留学試験標準問題集 読解問題 (ユニコム)

やはり、分野別、難易度順に分かれているのがビミョー。自習で使うにはいいが、時間を切って、ある程度まとまった量を読ませるには使いにくいことおびただしい。これも、1回分をコピーで編集してくばるって手もあるけど、全部するならそうはいかないしなぁ。せっかく解説に、語彙とかもでてんのに、使いこなせなかった。内容としては悪くないので、来年も使いたいけど、ちょっと使い方は考えないと。

 

結論。来年から、学生に買わせて、授業で使いたい、と思えるのは、完全攻略問題集のみ。ほかは、授業で使うのは難しいなぁ。並びを考えないと。

 


10月5日 後期授業開始

生きてます。<念のため

というわけで、ほぼ3週間ぶりの更新です。
この3週間の間に、季節は夏から秋へと移り変わり、秋の味覚がおいしい季節になりました。

ちなみに、今年の栗は不作です。<いかねぇさまへ私信

そんな、少々テンパってる咲ねぇさんです。おひさしゅう。

さて、この3週間、軽く鼻血を吹きそうなくらい忙しい毎日を送っていました。
夏休みが終わって落ちついたかしらと思ったら、
前期期末試験があり、
10月生のビザ更新があり
新入生の受け入れ準備があり
新入生の入国があり、
後期授業のカリキュラム作りがあり、
入学式があり
新入生オリエンテーションがあり(以下略)

それらに授業と学生指導をちりばめたスバラシイ毎日でした。
ちなみに、これを書く前にちょっと去年の日記を確かめてみたら、
やっぱりいい感じにぶっこわれてました。

でも、これでも去年よりは楽だったんです。
それは、入学式の前に
秋休みを作ったから。(2日間)
だって、授業なんかしている暇があるもんかい。というわけで。
いやー、貴重だった。この2日間。あれがなかったらどうなっていたことか。

というわけで、明日より後期授業開始。
今年卒業する進学クラスを2つ受け持つことになりました。<予想通りです
今年は、久しぶりに1級対策も受け持つことになりました。
さっき数えてみたら5年ぶりでした。
なぜ数えたかというと、さっきまで授業準備をしていて、
あまりにむずかしくてびっくりしたからです。
きれ〜いに忘れてるわ、これは。2級対策ばかりでなまったな。

さあ、明日からまたガンバロウ。

 

ちょっとひとりごと(前回の続き)

↓前回の日記で書いた学生のことですが、いろいろあって退学が決まりました。
思うところはいろいろありますが、結局のところ、それが一番いいのでしょう。
去り際に、わたしの前にきて、「ありがとうございました」と言いながら、涙を流しました。

「よかったな」と思う自分と
その涙も信じないさめた自分と
複雑な思いで見送りました。
わたしはこの半年間で、彼に何かを伝えることができたのでしょうか。


9月18日 ひとりごと

何が腹が立つって、学生に裏切られるほど腹の立つことはない。
勉強しねぇとか、態度が悪いとか、校則を守らないとか、
実際、そんなことはたいした問題ではない。
たいていの教師と同じように、
わたしは常に学生と真剣に向かい合う。
誠意を持って対峙する。
常に学生のことを一番に考える。
だから、それを裏切られたときは、自分という存在が根底から覆されるような気がする。
まるで、今までの自分が無意味になったような脱力感に襲われる。
教師を本当に辞めたくなるのはこんなときだ。

実際、この仕事を長く続ければ続けるほど、まず学生を疑うことが身についてしまう。
そんなことは嫌だけど、信頼して接することができなくなる。
それでもなんとか、信頼関係を築こうとする。
そのたびにぺしゃんこになるのはたまらない。

でも・・・・・
わたしの誠意は、本当に誠意なんだろうか。
誠意に対して誠意で返すことを期待するのは、
それは誠意の押し売りではないのだろうか。
学生のためだから、学生が一番だから、
私の考える「学生のため」は、果たして本当に学生のためになっているのだろうか。

そんな、怒りと反省が交錯する日常を、
また明日もガンバロウ。

************

・・・・とまあ、咲ねぇ本日脳みそ沸騰中。
こんな日は、仕事はほっぽらかして寝るに限りまーす。


9月11日 ムダな動き

その1:とりあえず、読む順番にこってみる

その2:時間がかかりそうな物は後回しにしてみる

その3:「終わったもの」と「まだのもの」の厚さを比べてみる

その4:「まだのもの」がどのくらいあるか、枚数を数えてみる

 

そんなことをしている暇があったら1行でも先に読み進めたほうがいいと思いませんか?

 

そんなわたしは作文添削中。
終わらねー。


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日本語学校編

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