| CASE1:中国人教師、逃亡!! | CASE2:売春婦に間違えられた・・・・・? |
| CASE3:セクハラ!! | CASE4:給料いくら? |
| CASE5:物乞いに・・・・ | CASE6:バスの中で。 |
| CASE7:ゴキブリホイホイの怪 | CASE8:中国小ネタ集 |
去年の4月、咲がここへ赴任したての時のことでした。
ここは、中国人教師と、日本人教師が、1つのクラスを半分ずつの時間受け持つシステムなんですね。私のパートナーは、B先生という結構なお年のおっちゃん先生でした。初めて会った時から、「な−んか、気概のない40代だな」という印象は否めませんで、授業の引継ぎもちゃんとしてくれないし、「大丈夫かいな?」と思っておりました。しかし、「ま、ここは中国だ」と寛大な心で臨むことにし、とりあえずはネコをかぶって1週間。何事もなくすぎました。
そしてある朝、外国語科の主任が私の部屋にやってきて言うことが、
「B先生は辞めたよ」。「えーーーーーーーー」。
おそるおそる、「今日はもう来ないんですか?」
ときくと、「そうだ」との返事。もちろんその日はしっかり授業がありました。
当然、赴任したてのわたしは、中国語はゼロ、他に日本語が出きる人は、私が勤務していた場所ではいない、授業の変更(中国では頻繁にある)、教室の変更(やはり頻繁にある)、時間の変更(くどいようだが頻繁)、テストの予定などの伝達事項、すべての情報が流れてこなくなる!!!!
日本の日本語学校での修行のおかげで、中国人には慣れているつもりでしたが、これにはぶちきれましたね。授業は倍に増えるし、学校の業務はな−んにもわかんないし・・・・・(T_T)。
そんな私をいつも気遣ってくれたのは、当時の私のクラス、高1.4組の担任で、今は学年主任のH先生、いじょーに世話焼きの化学のZ先生、そしてなにより、まだ日本語を始めて1年にも満たないのに、必死で通訳してくれた、高1.4組(当時)のかわいいつばめたちでした。
それにしても、こんなことが許されるのが信じられない。みんなも淡々としているのが信じられない。来中早々、洗礼を受けた気分の事件でした。
今年の五月、咲は、洛陽に行くために済南へやってくる友達をバスターミナルへ迎えに行きました。中国のバスというのは、到着時間、出発時間があってないようなものなので、早めに行ったら、結局2時間待たされてしまいました。そのときにあった、身の毛もよだつ出来事です。
バスがどこへ到着するか、よくわからなかったので、うろうろしていたら、ふと隣に怪しいおじさんが立っていることに気づきました。なんか、咲のことをじーっと見つめています。「気持ちわる・・」と思って、待合室に逃亡、椅子に座っていたら、そのおじさんも隣に座ってくるではありませんか。「ひえ〜」と思って、バスのたまり場まで移動。ふと振り返ると、さっきのおじさんが、10mの間隔をあけて、きっちりついてきています。もう、頭の中は、パニック。そのまま逃げつづけ、バスターミナルを2周しましたが、まだきっちりついてくる。
もうくたびれて、待合室に突っ立っていると(座ると、隣に座られそうだから)、そのおじさん、スーっと近づいてきて、持っているバッグで咲の太ももを「ポン」とたたくんです。「な、何?」と思う間もなく、2回目。そして、おじさんはそのまま出口のほうへ去っていきました。
ほっとしたのもつかの間、出口付近でおじさんは振りかえると、明らかに驚いた顔で、私のほうを見ています。「これは、ついてこいということなのだろうか・・・?」と、おじさんは、小さく手招き。それでも私がついてこないもんだから、また戻ってきて、「かばんポン攻撃」再開。すでに恐ろしいを通り越してむかついてきていた私は、ずーっとおじさんにガンを飛ばしていました。すると今度は、首を振って、「こっちへ来い」の合図。それでもめげずにガンを飛ばしつづけ、やっとおじさんは退散しました。その間、おじさんは一言も発せず。ほんとにブキミでした。時計を見ると、30分が経過。30分間も、おじさんにびくびくしてたわけです。
後でやってきた友人に事の次第を報告すると、結論は、「売春婦に間違えられたのでは?」でもぉ、午後の3時に、バスターミナルの待合室に売春婦がいるかぁ?ほんとにあれは一体なんだったのでしょう。あれ以来しばらく、知らない男性恐怖症でした。
セクハラ・・・この問題に苦しんでいる女性の方は非常に多いと思います。私も、この中国でセクハラらしきものに遭ってしまいました。
加害者は、頭がかなりライトカットの英語教師。最初のうちは、頻繁に話しかけてくれ、いろいろと教えてくれ、「いいひとだなぁーー」と思っていたのですが、時間がたつにつれ、「なーんかおかしい!」と思うようになってきました。ことあるごとに、「その髪型はビューティフル」とか、「昨日の白いシャツ姿は、セクシーだった」とか・・・。「あなたの頭もとってもセクシー!」という言葉が、いつものどもとまで出てくるのですが、「ごっくん」と丸呑みし、薄ら笑いでかわしておりました。
・・・・しかし、ある日、それは起こりました。職員室で二人きりになったとき、すすーっと近寄ってきたかと思うと、「ちょっとシークレットな質問をしてもいいか」といってきました。「やだな」と思いつつ、にこやかに、「何?」と問い返すと、
「君は、とっても美しいブレストを持っている」
「・・・・へ?ぶれすと??」
指し示す辞書を見ると、そこには『brest-乳房』の文字が・・・・・一気に脳みそピーマン化してしまった私を前に、自分の女房が、乳が小さくて困っていること、そして、どうしたら君みたいになれるのかと切々と訴えてきました。知るか!そんなもん。これは成長という名の自然現象だぁー−−−。これって、立派なセクハラですよねぇ。後で聞いてみたら、この男、他の女の先生(中国人)にも似たようなことをいって嫌がられているそうな。どこの国にもいるんですね。
もっときわどいことを想像していた人、すまん、すまん。
「あんた給料いくら?」ここにいると、いろんな人に頻繁に聞かれる質問です。そりゃもう、タクシーの運ちゃん、たまたま立ち寄ったお菓子屋のご主人、中国人の先生の友人、などなどありとあらゆる人々から。「ほっといてくれ!」といいたくなるのですが、なぜそんなことに興味があるのでしょう。(あるか、ふつうは。)ちなみに、咲は現地給料なので、日本円にしたら微々たるものです。しかし、こちらの人の基準からしたら、そこそこな値段。後学のために、この質問には、正直に答えることにしています。そのリアクションは、
1.「ふふん」と鼻でせせら笑う
2.「ひくーーーーい」と、タクシーを降りるまで、6回繰り返した(数えたのだ)
3.「ま、悪くないね」とえらそうに言う
4.「そんなに低いのに、何で来たんだ」と問い詰める。<この質問が、一番困っちゃうんですよね。
どうも、「中国基準で低い」というよりも、「金持ちの日本人が、そんな給料で満足してるのか?」という意味のようですが。なのに、学校内では、「外国人は特別待遇」と、冷たい目で見られることもしばしば。あ〜、せつないわ。
そーいえば、この6月に昇給したのですが、かわりに、去年はもらえた、夏休み中の給料がもらえなかった。差し引きすると、悪くなってしまっている。(; ;)
やっぱり多い、「物乞い」。アジアに旅行なさった人も、見たことはあるでしょう。みなさんは、どう対処していますか。ちなみに咲は、一度も、お金をあげたことがありません。「なぜ?」といわれるとよくわからないのですが、なんだか嫌なのです。そのことを深く考えさせられる出来事をひとつ。
ある日、咲と、教師仲間のMちゃんは、一緒にお買い物に行きました。そこでであったのが、子供の物乞い。しかも、不具の片手を見せて憐れみをこうという私の一番きらいなタイプでした。「没有!(ない)」といって、逃げようとしたら、私のコートをしっかり握り締めて、離そうとしません。引っぺがそうとしたら、私の手に噛み付いた!!!「げーー」と思うと、今度は攻撃をMちゃんへと移し、大騒ぎとなりました。それでも彼は離してくれません。
たまたまそこに、同じ学校で働いている中国人の先生が通りかかり、彼女がお金を出してくれて、収まったのですが・・・・・・ケンタッキーに飛び込んで、手を洗いながら、自己嫌悪に陥ったのは言うまでもありません。
なぜ私は、あそこまでされて、お金を出して何とかしよう、と思わなかったのだろう。お金が惜しいわけじゃないのに。そのせいで、関係ない先生に迷惑をかけてしまった・・・・。
しかし、振りかえってみると、あそこまでされたからこそ、お金が出せなかったのだと思います。思うに、私が物乞いにお金をあげるのが嫌な理由は、「ほどこしている自分がいや」というのが一つ、もう一つ、「明らかに、相手の嫌悪を誘う行動をして、お金を出させようとしているのが耐えられない、その嫌悪感でお金を出す自分も許せない」ということなのだと思います。別に、確たるポリシーがあるわけではありませんが、とにかく「嫌」なのです。
でも、本当はあげたほうがいいのだろうか、と悩む今日この頃。試しに一度、あげてみようと思いつつ、まだ実現していません。皆さんはどう思いますか?
これは最近の出来事なんですが。この9月から、咲はバスで1時間かけての通勤生活を送っています。(高校3年生は、別の場所に隔離されているため)以前は、学校の中に住み、そこで授業があったので、へたすると、3日間お日様を見ない日も。だからこうやって通勤するのも、気分転換になっていいかな・・・・・って、それはどうでもいい話。そのバスの中で起こった事件です。
ある停留所に止まったとき、運転手さん(若い女性)が、乗ってきたお客さん(おじさん)に向かって、モーレツに怒り散らし始めました。どうも、おじさんが、閉まった扉を傘でノックして開けさせたのが原因らしい。それで、二人は大喧嘩。咲は関係ないので、心の中で、「もっとやれ、もっとやれ」とつぶやいてのんびりしていたら、バスがUターンして、止まってしまった!!「え〜〜?」「こいつが降りるまでうごかさねぇ」と思ったのか、「もうこんな仕事辞めてやる」と思ったのか、それは謎。とにかく、他のお客さんも怒り出すわ、なんかわかんないけど、けんかに加わるわ、仲裁に入るわ、子供は泣き出すわ、そりゃもう大騒ぎさ。結局、運転手さんの職業意識がが呼び戻されたのか、事無きを得ましたけど。(おじさんは捨て台詞を残して、次のバス停でおりました)
「ちょっと、たたかないでよ」
「ごめん、ごめん」
これで済む問題じゃないんですかぁ〜?どうして、ここの人々は、挑戦されると(?)1歩も引かないんでしょう。
その他、バス事件はいろいろあるので、新しいことがあったら、ご報告しますね。
これは日常生活での話。この9月に赴任してきた先生(日本人)の一人が、ゴキブリホイホイを持参してきました。そして、外国人教師共同の食堂に置いておいたのです。「ここでゴキブリは見たことがないんだけど」とおもいつつ、ま、虫くらいはつかまるかもしれん、と特に気にしていなかったのですが、ある日、ふと、がさがさと気になる音が
「・・・・・?」
どうも、ゴキブリホイホイのようです。みると、なんだか、のそり、のそり動いているような気が
「・・・・・・・???」
そ−っと中をのぞいてみると、そこにいたのは・・・・・・な、な、なんとヘビ!!!「ぎぇ〜〜〜」と思ったものの、自制心が働いて、なんとか叫び声は押さえました。
とりあえず落ちついてから今後の対応策を考えました。、どうしよう・・・・これだけべったりとついていたら、もう救出は不可能だろう。しかし、捨てるとなると、これは一応人のものだから、その人に断らなければならない、なんて言ったらいいんだろう、今、ここにいるのは、赴任して間もない、初々しい若い女性ばかり。(いや、咲がそうではないというわけではないんだけど)「ヘビが掛かったから、捨ててもいい?」などと、明るく言おうものなら、パニックになり、泣き出し、中国なんてもういや、ぷいっと出てって、はいそれま〜で〜よ、になるかもしれない。それは困る!等等。
結局、「これは、なかったことにしよう」と決め、ゴキブリホイホイは目立たないところに移動しました。しかし、これだけセンセーショナルなことを、そうそう忘れられるわけもなく、3日間、もんもんと悩みつづけたあげく、ソフトな表現で、告白、ゴミ捨て場行きとなりました。
でも、なんでヘビなんて掛かったんだろう??ねずみは頻繁に出るんだけど、「野良ヘビ」なんて、みたことないし・・・・
コラムにするほどではないが、ちょっとハートウォーミング(?)な小ネタを集めてみました。
小ネタ1:路上生活者
咲の住んでいるとこの近所に、路上生活者のおじさんがいます。なかなか地域の住人にも溶けこんで生活しているのですが、この間、咲が吸っているより倍の値段がする煙草を吸っているのを見て、軽い屈辱を感じた。
小ネタ2:ねじれの関係?
友人の話。授業が終わって帰る時、中国人の職員に、「再見(さようなら」とあいさつしたら、「ニイハオ(こんにちは)」と返されたそうな。あんたたち、どんな関係?
小ネタ3:飯店(レストラン)で
行き付けのレストランの女主人が、舟木和夫にそっくりなことを友人が発見!もう、あそこにはいけない・・・・<顔見ると噴き出しちゃうから
小ネタ4:中国人民的標語
中国のいたるところで見かけるスローガン。「少生、優生、幸福一生」つまり、「ちょっぴり生んで、優秀に生んで、一生幸せ♪」人口統制政策のスローガンでしょうが、そううまいこといくかぁ?(写真はここ)
小ネタ5:アイム、チャッキー!
10元ショップ(日本で言う100円ショップ)で、すっげー気持ち悪い人形を発見。顔と、手足と、尻尾は、映画「美女と野獣」の野獣で、ボディーだけなぜか人間の赤ん坊。写真にとって、みんなに見せたいんだけど、そのためには買わねばならない。どうしよう・・・・、夜になったら、動き出すんじゃねーか?
小ネタ6:空耳アワ〜
同僚の先生が赴任したての頃の話。内線電話で、「ヨウ、ニダ、シン(手紙来てるよ)」とのお知らせ。しかし、中国語がわからなかった彼女は、英語で、「You need a sing」といわれたと思い、「No!」と言い放って電話を切った。
小ネタ7:ほしぶどうパンの謎
同僚の先生がよく買っているほしぶどうパン(6個いり)一つのパンのなかに、必ず一粒だけほしぶどうが入っている。「けちくさい」と思いつつも、「逆に難しいのでは?」と感心してしまった。どうやっていれてるんだ?
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