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不知火 幻庵
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| 旅立とうとする幻庵。それを妻のあざみが引き止める。
あざみ「どうしても行かねばならぬのですか?」 幻庵「未練がましいケ、あざみ。ワシも魔道の漢として生まれたならば、 そんな二人に二人の子供が近付いてくる。 ざくろ「おとうちゃ、がんばってケ」 むくろ「たくさんいい侍をやっつけてケ」 幻庵「うむ、お前たちもおかあちゃを守るのじゃケ」 「うん!」 幻庵「それじゃ、行ってくるケ」 幻庵、去っていく。それをいつまでも見守るあざみ。 あざみ「幻庵さま・・・・・」 ざくろ「おかあちゃ、なんかいい顔色ケ」 むくろ「どうしたケ」 あざみ「いえ、なんでもありません。さあ、家に戻りましょう」 「うん」 |
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| 幻庵「ケケッ、堕ちた堕ちたケ」
噴き出す瘴気とともに天草が登場する。 幻庵「ケケッ?」 天草「我が名は、天草四郎時貞。さあ、暗黒神がお呼びだ」 幻庵「ケケッ、なればぬしも魔の眷族ケ?」 天草「汝も魔の眷族なれば我に忠誠を誓うがいい。 幻庵「ケケッ、わらわせる、魔の王はワシだケ」 天草「・・・フッ、ならば死を待っておれ」 天草、姿を消す。 幻庵「いつかあいつも堕としちゃるケ」 |
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| ●仕合前
覇王丸「今度のはまた妙な奴だな」 幻庵「ケケッ、この出で立ちは、ぬしが噂の覇王丸ケ」 覇王丸「そう言うお前は一体何者だ?」 幻庵「ワシの名は不知火幻庵、このワシが魔界最強の漢たるために 覇王丸「そいつは光栄だな、だが、俺の魂、そう簡単には渡せねえぜ。 ●仕合後 覇王丸「くっ、ちょっとばかし油断しちまったぜ、だが!」 幻庵「ケケッ、まだ立ち上がってくるケ 覇王丸「これからが本当の勝負だ、いくぜ!」 幻庵「ケケッ、そう死に急ぐこともなかろう。その命ひとまず預けるケ」 と、幻庵は去っていく。 覇王丸「変な奴だな、だが、妙に通じ合えるぜ」 |
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| ●仕合前
色「・・・あなたは、誰・・・・・?」 幻庵「ワシが誰かはどうでもいいケ。 色「・・・斬るしか、ないのね・・・・・」 幻庵「ケケッ、ぬしならばこのワシの餞にふさわしいケ」 ●仕合後 幻庵「やるのう、これでこそワシも堕としがいがあるケ」 色「・・・あなたでは、無理・・・・・」 と言って色、姿を消す。 幻庵「ケケッ、逃げたケ、とりあえず次はと」 幻庵の背後に巨大な光の珠が発生する。 幻庵「ケケッ、こっちだケ」 幻庵、その光の珠に飛び込む。 |
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| ●仕合前
幻庵「うーむ、こんな所に迷い込んでしまったケ」 しばらく歩いていくうちに正雪のもとに辿りつく。 正雪「ふん、ここに誰かが入り込んできたと思ったら 幻庵「何だケお前は、わざわざ呼んでおいて失礼な奴だケ」 正雪の背後から二振りの魔剣が現れる。 正雪「とりあえず貴様ごとき雑魚にはこれで十分だ。 |
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| ●仕合前
正雪「おのれ、貴様ごとき雑魚にこの俺が・・・・・」 正雪の周りに光の柱が立ち、そのまま光に呑み込まれる。 正雪「何、これはまさか、天草アアアアァ!」 「ふふふ、正雪を倒すとはなかなかのもの。ならば、この者では、どうだ」 光の柱から、斬紅郎が現れる。 斬紅郎「我は災い、我は鬼、我が名は、壬無月、斬紅郎!」 幻庵「ケケッ、ワシにかかればどんな奴でもイチコロだケ」 斬紅郎「豪の者よ、己が兵法極意、全てをもって闘うがよい!」 ●仕合後 斬紅郎「・・・まさかうぬに敗れようとは、我は己が剣技に溺れ、 |
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| ●仕合前
幻庵「さて、最後の一仕事ケ。とっとと姿を現すケ」 光の中から天草が現れる。 天草「ふっふっふ、よもやお主ごときが、ここまで勝ち残るとはな」 幻庵「ケケッ、ここまで来たらもう退き返せないケ。 天草「ともかくも、お主とは闘う運命にあったようだな。よかろう、 ●仕合後 天草「・・・まだぞ、穢れきった塵世を浄化するまでは、我は・・・・・」 画面が暗雲に変わり謎の人影が画面いっぱいに広がる、 「ラキ、ラキ、ラキキキキ・・・・・」 天草「・・・お主は・・・・・!」 「ご苦労であったな、汝の役目は終わった。後は我に任せるがよい」 天草「な、何を、ぐおおああーっ!」 天草、光の珠となりそのまま消滅する。 幻庵「な、何だケお主は、ケケッ!?」 突然、幻庵に暗黒の雷が降り注ぐ。 幻庵「・・・ウケケーッ・・・・・!」 「ラキ、ラキ、ラキキキキ、ぬしの狡猾さは気に入った、 幻庵、謎の人影とともに姿を消す。 |
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| 鬼哭島にて、妻のあざみが幻庵の帰りを待ちわびている。
あざみ「幻庵さま・・・・・」 家で遊び回る幻庵の子供たち、そこにあざみが帰ってくる。 ざくろ「あ、おかあちゃ」 むくろ「おとうちゃ、いつ帰ってくるケ」 あざみ、子供たちを座らせる。 あざみ「おまえたち、これから私のいうことをよく聞きなさい」 子供たち、頷く。 あざみ「どんなことがあろうとも、二人力を合わせ、 突然、あざみがうずくまる。 ざくろ「どうしたケ、おかあちゃ」 むくろ「しっかりするケ」 あざみ「だ、大丈夫です、どうやら私のお腹には赤ちゃんが・・・・・」 ざくろ「本当ケ?」 あざみ「二人とも、お姉さまとお兄様になるのですよ。 ざくろ「うん、分かったケ」 むくろ「おとうちゃが帰ってくるまでオイラたちが、おかあちゃを守るケ」 (スタッフロールへ) |
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