花諷院 骸羅
STORY

OPENING
 とある村にて畑を耕す骸羅

骸羅「よっしゃ、これであらかた片付いたか」

 そんな骸羅を見守る村人たち。

「しかし、三太(骸羅の幼名)の奴も随分頼れるようになったな」
「あの乱暴者も和尚様に随分鍛えられたからなあ」
「しかしあの数珠はやけに馬鹿でかくはないか」

 そんな中、和狆が現れる。

和狆「どうじゃ骸羅、精が出ているようじゃのう」

骸羅「おう、じじい、汗流すのは悪くはねえが、
   これじゃあ身体がなまっちまうぜ」

和狆「これも修行のうちじゃ、ひたすら精進あるのみじゃぞ」

骸羅「わあってるよ、しかし巷じゃ凶事だの何だのと
   結構物騒になっているじゃねえか」

和狆「うむ、まあたいしたことはあるまいて」

「そういや、魔物だの鬼だのと結構怪しい奴がいるって話だぜ」
「いつこの村も巻き込まれるか、くわばらくわばら」

和狆「あ・・・・・」

骸羅「何だ、結構大変そうじゃねえか。よっしゃ、ここは俺様が・・・・・」

和狆「ま、待てい骸羅、お前はまだ修行中・・・・・」

骸羅「これも修行のうちだろ、みんなまとめて調伏してやらあ!」

 と言って、骸羅は去っていく。

和狆「うーむ、やっぱ心配じゃのう」

四回戦後
骸羅「どこもかしこも、ひでえもんだぜ」

 噴き出す瘴気の中から天草が現れる。

天草「我が名は、天草四郎時貞、さあ、暗黒神がお呼びだ」

骸羅「な、何なんだ、おめえは!?」

天草「汝が法力、確かに侮りがたし、今のうちに叩いておくか」

骸羅「何をっ、その前にこの俺が調伏してやらぁ」

天草「ふむ、その覇気やよし、いずれあらためて迎えることにしよう」

 天草、姿を消す。

骸羅「こいつは、気を引き締めねえとな」

第六回戦:フェオリナ
●戦闘前

フェオリナ「さて、ジパングといえど広大なものです。
      さて、どこへ行ったものやら・・・・・」

 歩いているフェオリナ、骸羅に出くわす。

フェオリナ「もし、そこのお方、少し道を聞きたいのですか?」

骸羅「ああ、俺のことかぁ、って、お前さん、伴天連かぁ?」

フェオリナ「む、そういうあなたはジパングの僧の方ですね。
      ジパングの僧は武の嗜みありと聞きました。
      やはり闘わねばなりませんか」

骸羅「まあ、何を言っているのかさっぱり分からねえが、
   とりあえず手合わせなら受けて立つぜ」

フェオリナ「ここは一つ、かかる火の粉は払わねばなりまりませんね」

●戦闘後

骸羅「まったく、おかしな術を使いやがるぜ、って、
   いけねえ、またやりすぎちまった、ま、とりあえずだ、
   今取り込んでいるんだ。それじゃまたな、お嬢ちゃん」

 骸羅、走り去り、フェオリナも起き上がる。

フェオリナ「うーん、あのような技に遅れを取るようでは、
      私もまだまだ修行が足りません。ここは一から出直しです」

 と、フェオリナもブレードにまたがり飛び去っていく。

第九回戦:首斬り破沙羅
●戦闘前

骸羅「おおっ、やっと見つけたぜぇ」

破沙羅「何だい君は、まさか、君も坊主だね」

骸羅「ま、そんなところだ。こんな物騒な世の中で
   おめえにうろつかれちゃ何かと迷惑だからな」

破沙羅「何するのさ、僕も今君に払われるわけにはいかないんだよ」

●戦闘後

骸羅「さしもの俺も、こいつはてこずっちまったぜ。さて、と・・・・・」

 骸羅、何やらお経(のようなもの)を唱え始める。

骸羅「ナンマンダー、アンマンダー、
   ○○ダー、××ダー、○×△※☆〜・・・・・」

破沙羅「ああ、篝火いいいいぃ!!」

 破沙羅が消えようとすると突然、骸羅が光に包まれる。

骸羅「な、何だぁ、何で俺も消えなきゃならねえんだよ!?」

 二人とも消えた後、篝火の魂が現れる。

篝火「ああ、二人とも消えてしまったのですね、
   あの人の魂も未ださまよって・・・・・」

第十回戦:由比正雪
●戦闘前

骸羅「おめえか、俺をここまで引き寄せたのは」

正雪「ふふ、和狆の愛弟子と聞き興味を持ってな、
   破沙羅とやらに気をとられている隙をついたまでのことよ」

骸羅「いずれにしても、おめえもかなりの悪人と見たぜ、
   この俺が改心させてやるぜ」

 正雪の背後から二振りの魔剣が現れる。

正雪「その強力に加え、貴様の法力も本物と見た、
   ならば、堕ちろや、花諷院骸羅!」

第十一回戦:壬無月 斬紅郎
●戦闘前

骸羅「どうだ、ちったぁ目が覚めたか」

正雪「貴様ごときに遅れを取るとは・・・・・」

 正雪の周りに光の柱が立ち、そのまま光に呑み込まれる。

正雪「な、何、これは、天草アアアアァ!」

「ふふふ、正雪ではまだ役不足か、ならば、この者では、どうだ」

 光の柱から、斬紅郎が現れる。

斬紅郎「我は災い、我は鬼、我が名は、壬無月、斬紅郎!」

骸羅「あんたが斬紅郎って奴かい、こいつは骨が折れるな」

斬紅郎「豪の者よ、己が兵法極意、全てをもって闘うがよい!」

●戦闘後

斬紅郎「・・・災いを退けし者よ、我は己が剣技に溺れ、
    巨大なる念に自らを呑み込ませた。真の瞳を失うことの恐ろしさ、
    その愚かなる末裔を見るがいい。真の敵は己の中にあり。
    一片の曇りなく我が道を行くことが何と難しいことか。
    よくぞ、我を、討った・・・感謝、する・・・・・」

最終戦:天草四郎時貞
●戦闘前

骸羅「最期にてめえの鬼を斬るたぁな、迷わず成仏してくれよ」

 骸羅が念仏を唱え、斬紅郎が光の柱に包まれて消え、
 代わりに天草が現れる。

骸羅「さてと、ようやくあんたを鎮める番だ」

天草「ふふふ、いかに花諷院の一門とはいえ、そなたにわたしが倒せるかな」

骸羅「まあ、伴天連の神さんといやぁ、御仏の親戚みてえなもんじゃねえか。
   いかに昔のことたぁいえ、
   この世をぶち壊そうたぁやりすぎじゃねえか」

天草「我は悟ったのだ、ただの信仰のみでは世は救えぬ、
   力によっての支配こそがすべて、
   そのために暗黒神にその魂を捧げたのだ。
   さあ、お主も堕ちるがいい」

骸羅「こいつぁ、どうやら心までも奪われちまったようだな、
   こうなったらみんなまとめて面倒見てやるぜ!」

天草「ふふ、我が理想郷のため、そなたごときに邪魔はさせぬ。
   来るがよい、我が麗しの暗黒の淵へ」

●戦闘後

天草「・・・まだぞ、穢れきった塵世を浄化するまでは、我は・・・・・」

 画面が暗雲に変わり謎の人影が画面いっぱいに広がる、

「ラキ、ラキ、ラキキキキ・・・・・」

天草「・・・お主は・・・・・!」

「ご苦労であったな、汝の役目は終わった。後は我に任せるがよい」

天草「な、何を、ぐおおああーっ!」

 天草、光の珠となりそのまま消滅する。

骸羅「なな、何だぁ、また何かあるってのか!?」

 突然、骸羅に暗黒の雷が降り注ぐ。

骸羅「・・・うおっ・・・・・!」

「ラキ、ラキ、ラキキキキ、よもやそなたはあの男と同じ、
 あるいはそれを受け継ぎし者。なればこそ、堕とさずにはいられぬな。
 そもそも我が作りしこの宝珠、その魂を捧げるがいい」

骸羅「な、何を言ってるかは分からねえが・・・・・」

「さあ、無駄な手間を取らせるでない、
 今こそ苦しまぬようにして・・・何!?」

骸羅「負けてたまるかい、ぬおっ!」

 骸羅、数珠を地面に叩きつけ、暗黒の雷を撥ね退ける。

「よもや、ここまでとは、ここは、退くか・・・・・」

 謎の影が消え、骸羅は林の中に立っていた。

骸羅「何とか追っ払ったが、これで終わりじゃねえよな」

ENDING
 恰幅の良い老人が骸羅に近付いてくる。

「おお、骸煉どの」

骸羅「な、何だじいさん、俺は骸羅だぜ」

「おお、これは失礼、わたしの名はホーリーと申す、魔導の士にございます。
 見受けますにそなたは骸煉どの、あ、いや和狆どののお弟子様ですかな」

骸羅「ってあんた、うちの爺さまのこと知ってんのか?」

 突然、和狆が割って入る。

和狆「こりゃ、骸羅!」

骸羅「うおっ、爺さま」

和狆「東の方で物の怪どもが暴れ回っておるぞ、早く調伏しに行かぬかい」

骸羅「わ、わあってるよ、行きゃいいんだろう」

 骸羅、急いでこの場を走り去っていく。

和狆「まったく、いつまでたっても子供じゃのう」

ホーリー「なかなかどうして、和狆どののお若い頃によく似ていらっしゃる」

和狆「いやはやなんとも、しかしながらあ奴までもが蘇ったとなれば、
   この和狆も動かねばなりませんな」

ホーリー「確かに、ですなあ・・・・・」

(スタッフロールへ)

感想などは予想掲示板に書き込んじゃいましょう!!