■主なモンスター
【スライム】
身体構造の単純さからか「最下級妖魔」とも呼ばれる種族。
基本的には戦闘能力も低いが、分裂融合能力を持つ肉食種は非常に厄介。
【妖獣(デーモン)】
雷獣、鵺、土蜘蛛、姑獲鳥など、生まれつき妖力を持つ異形の獣。
または狸、狐、猫などが、数百年を生きて妖力を得たもの。
【蟲(サイコバグ)】
「蟲毒(こどく)」と呼ばれる呪詛によって人為的に造り出された妖獣。
通常、己を造り出した宿主の体内に棲み、使い魔として活動する。
一般的に知能は低く、命令を機械的に遂行するのみ。
当然、宿主の霊的能力が弱ければ、蟲の魔力に犯されて死ぬことになる。
⇒参照「紗姫(巫蟲師)」
【妖魔(グレムリン)】
ゴブリン、トロル、油すまし、べとべとさん、河童、天狗など。
人間に近い知能を持ちながら、その姿は人ではなく、
また「妖獣」というほど獣じみてもいない。
【龍(ドラゴン)】
モンスターの最上位クラス。精霊達の王として自然界を統べる絶対種。
翼竜(ワイバーン)、水竜(サーペント)、火竜(サラマンダー)など、
己の司る属性ごと、様々なタイプのドラゴンが存在する。
龍族の中でも最強に位置するのが、闇の大蛇龍「螺 無人(ラ・ムト)」。
【竜仙(ハーミットドラゴン)】
龍族の中でも上位の存在。獰猛な性質を持つ下級のドラゴンと違い、
人間以上の高度な知能と理性を持ち、普段は人の姿を成す。
真の姿は、中国の伝承にあるような神聖な龍。
⇒参照「蛟谷 蜥刀」
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■人妖(デミヒューマン)
人間に近い姿をしているが、その生態系は明らかに異なる種族。
【マンスライム】
下等人型生物とも揶揄される人妖の一種。
スライムの能力を持った人間(スライム人間)ではなく、
人間にソックリな外見を持つスライムの一族。
最下級妖魔スライムの眷属ではあるが、人型であるため人妖に含む。
元は人間を主食としていたスライムの種族のひとつが、
人間を狩る為の擬態として進化したものと思われる。
しかし、人間に近づくにつれ、スライム特有の分裂融合能力が失われ、
「全身がゴムのように伸び縮みする人間」程度の生物に成り下がった。
進化の過程で、いつしか人間に憧れを抱くようになった。
⇒参照「イノリ」
【エルフ】
高等人型生物の一種。特徴的な「尖った耳」以外は人間と大差ない。
ただし、その姿は一般的に人間よりも美しく、数百年の寿命を持つ。
先天的に強い魔力を持ち、誰に教わることなく魔法を身につける。
【滑瓢(ぬらりひょん)】
高等人型生物の一種。人妖の中でも高度な知能を持つ。
寿命は人間の10倍といわれている。
成人しても人間の赤ん坊ほどしかない小さな体。
頭脳が肥大化しているのか、髪のない巨大な後頭部が特徴。
⇒参照「ジェオ・ポーラー」
【小人(ノーム)】
人間の10分の1ほどのサイズしかない小人の種族。
サイズ以外の生態系は人間とほとんど変わらない。
【巨人(ギガス)】
人間の10倍に体躯する巨人の種族。力に到っては1000倍ともいわれる。
サイズ以外の生態系は人間とほとんど変わらない。
【獣人(リカントロープ)】
獣の姿への変身能力を持つ人型の生物。
もしくは、半人半獣の姿をもつ異形の怪物。
狼男、猫娘、人魚、魚人、ハーピー、リザードマンなど。
【半妖(ハーフ)】
妖怪と人間の混血児。
⇒参照「ジェリー」
【鬼(おに)】
人型生物の中でも最強種と呼ばれる戦闘種族。
鋭い角と、強靭な牙と爪、硬い外皮は刀剣をも弾き返すという。
怨念や狂気に憑かれた人間が鬼に変じるともいわれる。
※「超能力者(エスパー)」「突然変異種(ミュータント)」
「仙人(ハーミット)」は、あくまでも人間なので人妖には含まれない。
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■木霊(トレント)
植物より生じた精霊、もしくは魔物の総称。
樹齢数千年という老木が意思を持った存在といわれる。
生物でありながら、地水火風の四大精霊に限りなく近い属性を持つ。 |
■妖精(フェアリー)
厳密には「生物」ではなく、自然の精(エネルギー)に霊が宿ったもの。
【シルフ】
風の精霊が意思を持ち、実体化した存在。手の平サイズ。
虫の羽根をもつ小人の姿をしており、一般的な妖精のイメージに近い。
【ウンディーネ】
水(氷)の精霊が意思を持ち、実体化した存在。
水(氷)が人の姿をかたどったような幻想的な姿で現れる。
(雪女、ジャックフロストなどもウンディーネの一種と考えられる。)
【泥田坊(どろたぼう)】
近代化の煽りを受けて潰されてしまった水田の怨霊。
地の精霊が怨念を持ち、実体化した存在。
【人魂(ジャックランタン)】
火の精霊が意思を持ち、実体化した姿。
言語能力を持たず、知能レベルも低い。
炎のわりに臆病で、物陰に隠れる様などは小動物のよう。
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■聖霊(ニンフ)
人型生物の最上位種。自然霊より生まれた聖なる存在。
「妖精(フェアリー)」「木霊(トレント)」の上位に位置する。
非常に長命かつ不老ではあるが、不死ではない。
また、もとより希少種ではあるが、女性の姿でしか発見されていない。
※「仙人(ハーミット)」は、人間が修行により自然と同化し、
性質として「聖霊(ニンフ)」に限りなく近づいた存在といえる。
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■式神(しきがみ)
陰陽師が呪術によって、陰陽五行(木火土金水)の精霊を実体化させた存在。
術者である陰陽師の使い魔として忠実に働く。
用途に応じて、人型から獣型まで多種多様に造りだすことができる。
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■幻獣(キメラ)
魔法使い(召還師)の魔力によって現世に実体化する伝説上の生物。
複数種類の獣を合成したような異形の獣。
一般的には「異界から召還されている」とも考えられているが、
実際には地水火風の四大精霊が魔力と混じり合い、
新たなる生命として、その場で誕生している。
仮初の生命体であるため寿命は短く、1年ほどで自然に還る。
【ユニコーン】
白く美しく、そして獰猛な馬の幻獣。額に一本の長い角を持つ
単に角があるだけでなく、一般的な馬よりも明らかに高い能力を持つ。
【コカトライス】
石化ガスを吐く巨大なニワトリの化け物。竜の尾を持つ。
【グリフォン】
猛禽類の上半身と翼に、獅子の下半身を持つ化け物。
幻獣の中では最強種とも呼ばれる獰猛な魔獣。
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■悪魔(デビル)
魔力によって現世に実体化する知的生命体。
幻獣が地水火風を元素とする自然霊の集合体とするなら、
こちらは術者自身の精神エネルギーと生命エネルギーの集合体。
呼び出した人間の心を投影するため、幻獣のように一定の姿で現れない。
固体ごとにまったく別々の姿と名前を持ち、人間程度の高度な知能を持つ。
術者の生命エネルギーを糧として生きるため長命。
(彼らが存在するだけで、術者は己の寿命を半分に削られている。)
尚、外見のイメージから「天使(エンジェル)」と呼ばれることもあるが、
術者の生命エネルギーを消費するなど、根本は同じもの。
【クレランス】
「笑う天使」の異名を持つ悪魔。瞬間最大5100℃の炎を操る。
【ベリアル】
遥けき昔、偉大なる魔王に召還された(つまりは生み出された)悪魔。
術者(魔王)が無限の生命力を持つが故に不死身。雷撃を自在に操る。
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■神獣(プリズナー)
地球上に10体前後しか居ないといわれる超越生命体。
その力は最強種と呼ばれるドラゴンをも凌ぐ神域のモンスター。
高度な知能と、半永久的に生きる不死身の肉体を持つ。
神話の時代、何ものかによって、それぞれが一冊ずつの本に封印された。
その本を手に入れたものは、神獣を使役する能力を得る。
※神獣を封印した本を別名「契約書(ルーラー)」と呼び、
これを手に入れ、神獣を使役する能力を得たものを、
「神獣師(ブリーダー)」と呼称する。
【テスカポリトカ】
「夜の神」と呼ばれるアステカの神獣。闇の力を持つ巨大なジャガー。
【スフィンクス】
美女の顔、鳥の翼、ライオンの身体を持つ神獣。
高い知能と獰猛な攻撃力を併せ持つ。
【クラーケン】
島のように巨大なイカの神獣。
【スレイプニル】
8本の足を持つ馬の神獣。
【ガルーダ】
炎を纏った大鷲の神獣。
【カルキノス】
黄金色に輝く蟹の神獣。硬さと柔軟性を兼ね備えた甲殻を持ち、
巨大なハサミは、地上のいかなるものをも切断するという。
【六道魔王(りくどうまおう)】
かつて、人間の身でありながら魔王と呼ばれた男。
死の淵で何者かによって「神獣」に変えられ、「契約書」に封じられた。
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■不死人(アンデッド)
闇の力によって不死の存在となった人間の成れの果て。
【屍人(リビングデッド)】
生ける屍。ゾンビ、グール、マミー、キョンシーなど、
呼び方は国ごとに異なるが、基本的には同じ存在。
アンデッドとしては下級で、腐敗した不完全な肉体を持つ。
【骸士(スケルトン)】
基本的にはリビングデッドと変わらないが、
白骨化しているものを区別してこう呼ぶ。
筋肉の変わりに魔力で動いているため、間接を自由にバラバラに出来る。
【怨霊(ファントム)】
成仏できずに死んだ怨念の集合体。
混ざり合った怨念が、まったく新しい人格を形成する。
通常、実体を持たないが故に触れることは出来ない。
⇒参照「殺姫」
【再生人間(フランケンシュタイン)】
正式名称「フランケンシュタインズ・モンスター」。
天才フランケンシュタイン博士が、その製法を発明したことに由来する。
無数の死体からパーツを繋ぎ合わせて造り出された人造人間。
「ファントム」同様、パーツとなった死体の生前の記憶が混ざり、
まったく新しい人格の一生命体として生まれ変わる。
⇒参照「クレランス(「アリス・マリオ」の項)」
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■吸血鬼(ヴァンパイア)
アンデッドの最上位種。闇の力で死を超越した人間。
通常、吸血鬼に血を吸われたされた人間が、吸血鬼となる。
「リビングデッド」と異なり、人間としての知能はそのままに、
人間を凌駕する身体能力、様々な特殊能力、
そして何よりも、半不死といえる再生能力を持つ。
太陽の光など「聖なる力」を弱点とする。
超能力の種類や、弱点の克服度合は固体別に多様。
【純血種(ピュアブラッド)】
吸血行為を受けることによって吸血鬼となった正統な(?)吸血鬼。
太陽をはじめとする多くの弱点を持つリスクを負いながらも、
それらを補って余りある異能を手に入れる。
吸血行為を受けた人間が、すべて吸血鬼になれるわけではなく、
不適合者は、その時点で灰となって崩れ落ちる。
処女、童貞が吸血鬼の条件とされているが、これは俗説に過ぎず、
その正確な条件は、今も判明していない。
【混血種(ハイブリッド)】
吸血鬼と人間の間に生まれたハーフ、もしくはその子孫。
不死性や超能力など、優れた異能を引き継いでいる場合もあれば、
先天性の病のように、弱点のみを受け継いだ者まで多様。
尚、吸血鬼同士の交配で子供が生まれることはない。
【超越種(デイウォーカー)】
吸血鬼としての優れた能力をすべて持ち合わせながら、
その最大の弱点とされる太陽をも克服した超越存在。
要因不明の突然変異によって、ごく稀に出現する。
理論上、彼らを滅する術は、肉体を跡形もなく消滅させることのみであり、
人間の力で倒すことは不可能ともいわれている。
⇒参照「黒壱」
【真祖(オリジネイター)】
「吸血鬼」の上位種とされる伝説の存在。
血を吸って仲間を増やす吸血鬼の連鎖において、
理論上、その大元にあるはずの「原初の吸血鬼」の異名。
全てにおいて「吸血鬼」を超越するとされ、様々な憶測を呼んでいるが、
未だ吸血鬼のルーツたるその存在は謎に包まれている。
⇒参照「カトリーヌ・ド・マクシヴァイス」
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■擬似生物(アニマテリアル)
数百年を経た道具に自然霊が宿り生命を得た「付喪神(つくもがみ)」、
もしくは魔導師などによって人為的に命を与えられた人形のような存在。
「animaterial」とは「魂(anima)」と「物質(material)」からなる造語。
【付喪神(つくもがみ)】
数百年を経た道具に自然霊が宿り生命を得たもの。
一反もめん、化け傘、雲外鏡など。人間の姿に化けることもある。
【オートマータ】
西洋の魔導師が造り上げた生命を持つ人形。
おとぎ話のピノキオなどがこれに相当する。
【人形(ひとかた)】
日本の陰陽師が呪術によって造る人形。
原理はほとんどオートマータと大差ない。
ただし、機巧は日本のカラクリ人形に準拠する。
【ゴーレム】
魔法によって土と石から生み出される巨人。
人為的に造り出された「泥田坊」ともいえるかもしれない。
地の精霊の力で生み出されるため、下級の「幻獣」と解釈する場合もある。
【幻竜(ソウルドラゴン)】
魔法によって放たれた炎や雷が、自然霊を取り込み龍の形を成したもの。
寿命は一瞬であり、竜の形状をしたエネルギー波とでもいった存在。
ゴーレム同様、わずかながら生命体としての意思を持っている。
果心居士の神龍、螺 無人のヨルムンガンドがこれに相当する。
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■旧支配者(オールドワンズ)
太古に地球を支配していた謎の古代種族。
40万年前に外銀河からやってきたという地球外生命体の末裔とも推測される。
現在、地球上で彼らの存在を確認する可能性は、
上記モンスターとの遭遇率と比較しても余りにも希少といえる。
一説には「異次元の監獄(タルタロス)」に封印されているとも。
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■邪神(トワイライツ)
「旧支配者(オールドワンズ)」の持つ科学力の結晶たる最終兵器。
秘密結社ラーですら、彼らの技術を模倣したに過ぎず、
その原初のテクノロジーにより、生み出された邪神どもは、
まさに裏十二支をも上回る究極のモンスターといえる。
(巨大さにおいても比類なく、体長は50mを超える。)
「水のクトゥルフ」「風のハスター」「火のクトゥグア」
そして「土のニャルラトホテプ」という4体をはじめとして、
数多の邪神が存在するとされるが、その全容は不明。
【九頭龍(クトゥルフ)】
「水の支配者」たる代表的な「邪神」の一柱。
人魚や魚人に代表される半人半魚の種族「深きものども」が崇める神。
龍と名がついているが、ドラゴン族とは無関係。
タコやイカをはじめ、水生生物の特徴を備えた巨大で禍々しい姿。
底なしの兇暴性を持ち、「むさぼり喰うもの」とも呼ばれる。
ニュージーランド沖に沈んだ「石造都市ルルイエ」に眠る。
【星宙渡(ハスター)】
「名状しがたきもの」と呼ばれる「邪神」の一柱。
空間を自由に渡る「風の支配者」であり、「クトゥルフ」と対立する存在。
遥か遠い暗黒星にあるという「黒きハリ湖」の底に幽閉されている。
強い魔力を持つ者であれば、「儀式」によって召還が可能であるが、
ハスターは人間に憑依し、その肉体を依代とすることで実体化する。
その姿は巨大な怪物と化し、ハスターが去った後も元に戻ることはない。
【恒妖火(クトゥグア)】
「生ける炎」と呼ばれる「邪神」の一柱。
常に形状、色彩を変える巨大な火の玉に包まれているため外見は判別不能。
その名の通り「火の支配者」であり、「ニャルラトホテプ」とは対立する。
うお座の恒星「フォーマルハウト」に幽閉されている。
やはり強い魔力を持つ者であれば、「儀式」によって召還が可能。
ただし、燃える小型隕石となって地上に飛来するため、
地表激突時には、核弾頭に匹敵する爆発を起こし、周囲を焦土と化す。
【無貌神(ニャルラトホテプ)】
「這い寄る混沌」の異名を持つ「邪神」の一柱。
顔を持たず、千の姿を持つという「土(闇の領域)の支配者」。
「邪神」の中で唯一、幽閉を免れた自由な存在であり、
幽閉された「邪神」達の使者として、人の世に狂気と混乱をもたらす。
使者という立場にありながら、その力は「邪神」の最強クラスに位置し、
彼を脅かすものは、対極の存在である「クトゥグア」のみ。
超越的な知性を持ち、この宇宙における全ての存在を冷笑する。
ニャルラトホテプの目撃記録は数多く存在するが、
その姿かたちは、まさに千差万別で定まることがない。
人間の姿で現れることもあれば、やはり巨大な怪物の姿となることもある。
尚、性格は「慇懃無礼」の一言に尽きる。
【闇(ザ・ダークワン)】
旧支配者に「魔王(アザトース)」とも呼ばれる謎の存在。
正確には邪神の一柱ですらなく、旧支配者たちが崇め恐れる「何か」。
かつて旧支配者が住んでいた惑星の滅亡にも関連していると思われる。
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