Midnight Irregulars
エミール左寺を中心として活躍するエージェントチーム
「ミッドナイト イレギュラーズ」の紹介です。

原案:ハルベルトさん
■ミッドナイト イレギュラーズ
都会の闇に潜み、人知れず進行する、数々の禍々しき計画。
秩序の束縛を逃れ、ひそかに利を得、笑う人々。
彼らは知らない。
どんな完璧な計画にも『マーフィ』は訪れることを。

突如現れるイレギュラー。
あらゆる計算を無に返すエージェントチーム。
人は呼ぶ。
ミッドナイト イレギュラーズ、と……。

■設定
エミール左寺を中心にして組織されたエージェントチーム。
裏の世界では実力派のチームとして知られているが
実際には規律や拠点を持った組織ではなく
むしろ『仲間』と呼んだ方が適切な関係。
故に、これといって組織としての目的が存在するわけではなく
それぞれが難事件に突き当たった際に、
協力して捜査を行う、という程度のもの。
今回は、『秘密結社ラー』に関する調査のために集結している。
■主要メンバー
エミール左寺
 気障とユーモアを愛する伊達男。『中国武術の達人』であり『音楽家』。
 どちら方面においても世界的な成功を収めており、
 25歳の若さながら、一代で巨万の財を築き上げた。
 幼い頃、テロによって家族を奪われた過去を持つ。
 現在は、拳法の師『鄭廷福』からの『伝言』を伝えるために、
 闇の拳法家『チャーリー司馬』を追っている。

ウィル・ウィルキンス
 元FBI。私立探偵としてさまざまな事件を解決してきた二丁拳銃の達人。
 体格の良い黒人男性。20代にしてはちょっとオッサンくさい風貌。
 いかにも明るいアメリカンといった性格。
 かなりヒーロー志向が強いが、三枚目を演じることもしばしば。
 FBIのかつての仲間たちが返り討ちにされたという謎の組織を追っている。

ヌァ・"シャヒル"・アンデラ
 アジアに拠点を置き、裏社会で『呪い屋』として暗躍する男。
 文明を拒否し、昔ながらの生活を送るカパ族の集落の出身。
 秘儀(呪術)の才を持って、次代の祭司と見込まれていたが、
 かつて集落を守るために禁忌を犯し、部族から追放された。
 誠実で堅物な性格。人一倍正義感に溢れた熱血漢。やや気が短い。
 自らの誇りと哲学から、同じ呪術師として真意を確かめるべく、
 秘密結社ラーに加担する魔人『紗牙・ドゥルーベ・弔祇邸』を追う。

R・アルジャーノン
 かつてエミール左寺に所有されていた人間型ロボット。
 現在は自身の所有権を買い取り、自分自身を所有者とする。
 ロボット三原則に束縛されながらも、
 警察官として職を得、自分の口座、自分の家、自分の友人を持つ。
 エミール左寺とは、既に対等の関係となっているが、
 敬意と好意を込めて、今も『マスター・エミール』と呼んでいる。
 秘密結社ラーのロボットによる破壊活動を阻止するため、
 自分自身をメンテナンスするパートナーを雇い、調査を開始した。

サンディ・キャルヴィル
 アルジャーノンに雇われている超一流のメカニックパートナー。
 メンテナンスをはじめとして、さまざまなサポート任務をこなす。
 最近ちょっと太り気味なイギリス人女性。気だけは若い34歳。
 かつては、その腕前を買われ、犯罪捜査や諜報活動の手助けをしていたが、
 数年前に大富豪と結婚し、引退。巨万の富を得て、今や誰もが認める成金。
 すべての判断基準が『オシャレかどうか』というピントのずれた性格。

■準メンバー的存在
ミス・メディック
 日本人の女医。黒髪の美女。25歳。
 表向きは小さな病院を構える老医師の助手として勤めているが
 その裏で、表立って病院に通うことに出来ない『ワケあり』の客に、
 事情にかまわず医療行為を行う、闇医者でもある。
 老医師は彼女の『副業』には気づいているものの、目をつぶっている。 
 性格は理知的で上品。
 穏やかな性格だが、時として大ボケをかますことも…。
 何度もお世話になっている都合上、
 イレギュラーズの面々は彼女に頭が上がらない。
 ある意味、イレギュラーズを牛耳っている女性。

ルドミラ・シベルスキー
 ロシア系の血を引くアメリカ人の新聞記者。金髪の美少女。18歳。
 記者としてはまだ駆け出しだが、行動力と正義感と野次馬根性に溢れ、
 危険な事件にも進んで首を突っ込む性格。
 とある事件でイレギュラーズと関わって以来、
 特ダネをゲットしようと彼らを追い回している。
 イレギュラーズの作戦上、
 マスコミを使った情報操作が必要な場合には、積極的に協力しているが
 そのために特ダネを見逃す結果となってしまうこともしばしば……。

小説
 ミッドナイト イレギュラーズ


Chapter-1
Chapter-2
Chapter-3
Chapter-4
Chapter-5
Chapter-6
■過去
イレギュラーズが結成されたのは、
『Name of Bible』の時代よりも5〜6年ほど前。
左寺が、自分の家族を犠牲にしたテロ組織を追っていた頃であり
ヌァが部族から追放された頃であり
ウィルがまだFBIに入隊していない時期。
サンディはまだ独身で、アルジャーノンは誕生したばかりの頃。
当時、アルジャーノンとルドミラはイレギュラーズと接触しておらず
左寺、ウィル、ヌァ、サンディ、ミス・メディックと、
その他の協力者で結成されていた。

彼らは利害の一致や偶然の成り行きから、
左寺の仇であるテロ組織を共に追っていた。
彼らの活躍によってテロ組織は壊滅。
イレギュラーズの名声は裏社会の間に広まったが
実は、テロ組織は他の組織……
『秘密結社ラー』との対立により、既にボロボロになっており
イレギュラーズはラーが表に表れないための
スケープゴートとして利用されたに過ぎなかった。
家族を殺した直接の仇も、既にラーの手のものによって殺されており、
左寺の復讐劇は、本望を果たされぬまま、終わっている。
 
ウィルはこの事件での活躍がFBIの耳に入り、念願のFBIにスカウトされた。
また、ヌァもテロ組織との戦いの中で使ったさまざまな呪術の噂が
『呪い屋』の異名と共に広がってしまい、
結局『呪い屋』としての依頼に追われる羽目になってしまった。
サンディは事件を通して知り合った富豪と結婚し、
一気に成り上がり人生を極めた。

左寺は、人生の全てをかけていた復讐が不完全燃焼に終わったことで、
逆に過去を振り切り、苦い記憶と、それを含めた人生を楽しむ強靭な精神、
そしてその全てを結晶にした渾身の楽曲の題材を手に入れ
音楽家としても格闘家としても、才能を開花させていく。

ミス・メディックは当時、左寺とは親しい関係にあったが、
彼が復讐のために戦っていることを知り、何度も彼を諌めていた。
しかし最終的に自分の言葉より復讐を取った左寺に対し、
作戦の最終段階を前に姿を消した。
数年後、彼らは再会し、わだかまりはある程度解消したものの
お互いの距離を埋められないまま、現在に至る。

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