洋とした野兎
-Killing Artist-
エルセリーザ・ディライト STORY

原案:蓮華さん
■プロローグ
 ヨーロッパ、郊外の森にて

 深い森の近くで立っている金髪に黒いドレスの少女、
 右手が真っ赤に染まっている。
 目の前には何かの肉塊が転がっていて、辺りは夜。満月が輝いている。

??「エルセリーザ様」

 呼ばれて、エルセリーザ、振り返る。

エル「……どうしたの?ユリエル……
   仕事は終わったのだけれども……邪魔するの?」

 微睡んでいるのを邪魔されたのか
 少し機嫌を悪くしたエルセリーザに
 ユリエル・フェアフィールドは 苦笑いをしながらなだめるように言う。

ユリエル「次の仕事です。ブレイン直属のものですよ」

エル「……? 紗牙様の……?いつもはチャーリー司馬からなのに」

ユリエル「僕もメッセンジャーから受け取ったんですが……
      いよいよ始める、だそうです。
      一度痛めつけておいた組織を邪魔をしないように痛めつけておけと」

エル「……じゃあ、始めるんだ。
   悲願……組織の悲願……私は興味はないけれど……」

ユリエル「手始めにヨーロッパ内の組織をまた潰せと言ってますが、
      やることは変わらないですね」

エル「私はヨーロッパ担当だから……ってことはみんな動くのかな……
   ホルスとかセベクとか……アヌビスも」

ユリエル「合同任務とかはないかと想いますが」

エル「ホルスは一対一は強いけど、何処か扱いづらいって
   司馬が言っていた気がする……私は多数との戦いが向いてるし
   セベクが出るのは全ての宣戦布告ぐらいだし……アヌビスは嫌いだし」

ユリエル「(最後は……戦力の説明になっていないような)」

エル「……帰る……やるべきことはやっておいたし……
   頭……二つとも切り落としておいたから運んでおいて。
   血文字も書いて置いたから……」

ユリエル「分かりました。エルセリーザ様」

 エルセリーザ、振り向かずに消える。ユリエル、惨劇の現場を見る。

ユリエル「……楽園を奈落に、か………面白くなってきそうだ」

 月明かりが、エルセリーザが殺した怪物を照らす。
 傍に放り投げられたようにしておかれている
 二つの狼の巨大な頭部と残った胴体。
 血文字で楽園を奈落に、と書かれている。

STORY MODE
EPISODE-1
甲殻の悪魔
EPISODE-2
爆竜騎士
EPISODE-3
魔導師

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