・乳がん緊急特集!! その4
 
目次
 
 乳ガンの「HER2 3+」患者は、ハーセプチンとタキソールそれにビスフォスフォネートで乳ガンの骨転移縮小 !
  
ハーセプチンで乳房再発し夢の「がん新薬」か
  
私の体験から乳ガン最新情報・・・
  
転移性がん最新治療方法 2005.06.24記入
   <転移性がん最新治療薬>
   
<乳がんの最新治療方法>
  乳ガンの「薬価収載」された抗ガン剤 2005.06.24記入
    ハーセプチンとタキソール・ナベルビンがHER2 3+転移性乳癌に有効
  乳ガンのテレビ特別番組
  平岩正樹医師、日本に大勢の癌難民がいる。

緊急速報!!

乳ガンの「HER2 3+」患者は、ハーセプチンとタキソールそれにビスフォスフォネートで乳ガンの骨転移縮小
!

掲示板から・・・
1393. Re: 乳ガン最新情報「HER2 3+」患者 Tdr 2005/04/23 (土) 13:48
乳ガン最新情報・・・私は、この掲示板に数回投稿させていただいた「HER2 3+」の患者ですが骨転移と皮膚ガンで2004,年夏からハーセプチンとタキソールビスフォスフォネートをしばらく投与していたのですが効き目がなく、タキソールとの併用を開始することになりました。タキソールを開始して皮膚ガンが1ヶ月目に薄くなり2ヶ月目で消えました。また、3ヶ月目に転移していた背骨の痛みが取れてきているようでCTスキャンを撮った結果によると転移部分が半分に縮小していました。現在、タキソールとの併用から6ヶ月がたち寝返りができるようになりました。3ヶ月目から頭の髪の毛がとれだして現在上部がほとんど抜けて裾の部分だけがわずかに残っているだけとなりました。しかし本で読んでいた副作用は、それなりにでていますが副作用を止める良い薬ができているので何とか過ごせています。
効いてよかったです。ハーセプチンを併用するのがいいのかどうかが難しいですね。タキソールの副作用も強く出る人は継続が困難ですが、そうでなければ、続けて点滴が出来るいい薬です。

という事がわかりました。


こんな情報もありました・・・。

 ハーセプチンで乳房再発し夢の「がん新薬」か
 一般的なハーセプチンの効果に疑問 ?! 
ハーセプチン術前で効果 乳がん治療、米学会で注目
 6月初めに米ニューオーリンズで開催された米国臨床腫瘍(しゅよう)学会。頭文字からASCO(アスコ)と呼ばれ、抗がん剤などに関する最先端の成果が報告される学会として、世界各国の専門医の出席も多い。
 「今回は日本でも使われている乳がんの治療薬が、使い方によって劇的に効果がアップするという、びっくりする話題があった。現在の標準的治療法を変えていかなくてはならないだろう」と渡辺亨(わたなべとおる)・国際医療福祉大臨床医学研究センター教授(山王メディカルプラザ・オンコロジーセンター長)と話す。1つは乳がんの分子標的治療薬ハーセプチン(一般名、トラスツズマブ)の話題だ。
▽67%で完全消失
 この薬はがん細胞が持つ「Her2」という受容体を狙って攻撃する働きがあるが、乳がん治療によく使われるアンソラサイクリン系の抗がん剤と併用すると、心不全を起こす副作用が現れるとされ、同時投与が禁止されている。
 「ところが、ASCOで発表された米テキサス大MDアンダーソンがんセンターからの報告では、乳がんの手術前に、Her2陽性の患者34人を2群に分け、一方にはパクリタキセルという抗がん剤とアンソラサイクリン系の抗がん剤を連続して投与し、他方は同じ抗がん剤にハーセプチンを併用投与。その結果、併用群で患者の約67%で乳がんが完全消失するという劇的な効果があった」と同教授。
 ハーセプチンを使わなかった場合の完全消失率は約25%だったので、42ポイントものアップ。
 「サンプル数は少ないが、明らかな併用効果が認められたため、比較試験を監視していた委員会が、試験の継続を止めたほどだった」という。 しかも心臓の障害は1例も見られなかった。
 ▽早く標準治療に
 だが現在、日本でハーセプチンの使用が認められているのは転移性乳がんだけ。このため、術前化学療法としては日本では使えない。
 「3分の2の患者でがんが完全消失したことは、今後、今の標準治療が激変する可能性がある」と渡辺教授。
 また、転移性乳がんに対して、パクリタキセルを3週間間隔で投与する日本の標準治療に対し、量を減らして1週間間隔で投与する方が奏功率(がんが半分以下に縮小し、1カ月以上継続)が倍近くアップすることも、ASCOで報告された。
 渡辺教授は「日本では1週間間隔で投与する治験がやっと終わったところ、まだ実施できない状況にある。日本でも早く標準治療に取り入れたい」と話している。
このほか過去に以下の記事が出ていました?

成人病の真実 近藤誠著/文藝春秋
 夢の「ガン新薬」を採点する 外科医が煽ったハーセプチン ?
管理コメント:多くのガン患者にとって抗ガン剤に多くを望むのは当分無理のようです。だったら患者はどうすればいいのか?希望のないまま死ねと言うのかと叱責の声が聞こえます。しかし無いものを在るかのように装った”治療”を受けて苦しむのが患者の望みでしょうか?
平岩医師のやり方は在る意味で現状の問題点、即ちとことん”認可されいるが意味のない抗ガン剤”に拘って患者を苦しめる治療を回避した方法だが、別の意味で非人間的な方法だ。個人批判になるが、”きっとあなたに効く抗ガン剤がある”と患者を”励まし”、次から次へと海外で効いたと云われた抗ガン剤を試すのだ。これでは患者はモルモット、実験台と云われても仕方がない。更に悪いことは、平岩氏には海外のデータを真面目に読む気が無さそうな点だ。素人の私でも、ハーセプチンのデータは目にすることが出来る。そしてそれを読めばどの程度の新薬か理解できる。臨床データの多くにねつ造が入っていることも常識であるから、真実はどこにあるのか医師こそ目を開かなくてはいけないが、そのような気配が感じられない。現にハーセプチンは多くの副作用死を量産している。その早期認可を働きかけた(あちこちでその”効用”を訴えたこと。官に働きかけたか否かは不明)責任を負わねばならないであろう。 
 ・・・ハーセプチンの使用対象は乳がんです。・・・臓器転移をもつ乳がん患者をあつめて臨床試験をしてみると、ハーセプチン単独でも腫瘤の縮小効果が認められ、従来の抗がん剤に比べ副作用も少なかった。また、抗がん剤と併用すると、寿命延長効果も認められました。それで米国でいち早く認可され、最近、日本でも認可されたわけです。ハーセプチンの臨床試験には、米国の乳がん患者団体が協力し、認可までの期問を二年は早めたといいます。
二〇〇一年六月、NHK教育テレビで「がん患者に学ぶ」というシリーズが四夜連続で放映されました。日米の患者やがん治療現場などをルポした意欲的な番組で、なかで二回にわたり映された、ハーセプチンで乳がんの腫瘤が消失したとの報に歓声をあげるおおぜいの米国患者たちの姿が印象的でした。が、それをみながらわたしは、この人たち(患者団体のリーダーや番組作成者たち)はハーセプチンの本当の実力を理解しているのだろうか、との思いをいだきました。そういう理由は、臨床試験のデータにあります。


上記のホームページを見ましたが、実際には、私の体験から下記の効果のあることがわかってきました。


私の体験から乳ガン最新情報・・・
 「HER2 3+」の患者ですが骨転移と皮膚ガンで
2004,年夏からハーセプチンとビスフォスフォネートをしばらく投与していたのですが効き目がなく、
タキソールとの併用を開始することになりました。
 タキソールを開始して
皮膚ガンと見られる症状が1ヶ月目に薄くなり2ヶ月目で消えました。また、3ヶ月目に転移していた背骨の痛みがじょじょに取れてきているようでCTスキャンを撮った結果によると転移部分が半分に縮小していました。現在、タキソールとの併用から6ヶ月がたち寝返りができるようになりました。3ヶ月目から頭の髪の毛がとれだして現在は頭上部がほとんど抜けて裾の部分だけがわずかに残っているだけとなりました。しかし本で読んでいた副作用は、それなりにでていますが副作用を止める良い薬ができているので何とか過ごせています。


 転移性がん最新治療方法 2005.06.24記入

「転移性がん最新治療方法」などは、私個人が収集したもので、特定施設・団体・企業などと一切関係ありません。
ゆえに、ここに掲載した内容は、素人の私が個人情報をもとに作成していますので、将来誤りや訂正が生じる可能性が大いにありますのであくまで参考としてください。
 患者さんの病名や進み具合、また今までに治療してきた抗ガン剤の種類などにより色々な治療方法もあるように思います。治療には、自己責任で望んで頂く必要があります。ここで紹介する情報を利用することにより利用者本人及び第三者に対し、いかなる不都合な結果が生じた場合でも一切責任を負いませんのでよろしくお願いいたします。また、抗ガン剤は、日進月歩していますのですでに(記入2005年6月24日現在)古い情報になっている場合もあります。
 
赤字の一部は、私の家族Her2 3+が(2005年6月24日現在)使用して効果が出ていると思われるものです。
(承認薬)
は、私が調べて知っている物のみ。また最新の薬価収載・追加承認も付け加えました。他にも沢山の承認薬がありますがすでに承認済の物は記入していません。
<転移性がん最新治療薬>
【がん治療薬リスト】       
   (1)  アントラサイクリン系
    (a)  エピルビシン、アドリアシン
    (b)  ミトキサントロン(ノバントロン)
    (c)  リポソーム化アドリアマイシン(ドキシル)
   (2)  タキサン系
    (a)  
パクリタキセル(タキソール) (承認薬)
    (b)  ドセタキセル(タキソテール)
    (c)  パクリタキセルのDDS製剤
   (3)  5-FU系
    (a)  5-FU、フルツロン  (承認薬)
    (b)  TS-1
    
(c)  カペシタビン(ゼローダ)2003.6.6薬価収載、6.24日発売
   (4)  白金製剤、オキザリプラチン、シスプラチン
  
(5)  ビノレルビン(ナベルビン)★2005.5.31「手術不能又は再発乳ガン」
                                  の効能効果の追加承認   

   (7)  トポイソメラーゼ阻害剤 イリノテカン
分子標的薬      
    (1)  
ハーセプチン(Her2 3+患者) (承認薬)
    (2)  イレッサ    (承認薬)
    (3)  ターセバ
  ホルモン剤      
    (1)  SERM(閉経前・後共通) タモキシフェン
    (2)  LH-RHアゴニスト(閉経前) リュープリン
    (3)  アロマターゼ阻害剤(閉経後)
      (a)  アリミディクス
      (b)  アロマシン
      (c)  フェマーラ(レトロゾール)
    (4)  選択的エストロゲン受容体ダウンレギュレーター(SERDs)
    (閉経後)
      (a)  Ulvestant(フルベスタント)
    (5)  ヒスロンH(閉経前・後)
    
(6)  骨転移に対して ビスフォネート製剤
      
(a) ビスフォナール (承認薬)
     (b) アレディア ★2004.11.29(承認薬) 
   
  (c) ゾメタ  ★2004.12.8薬価収載
      (d) オンクラストテイロック


<乳がんの最新治療方法>
■乳がんに対する術後補助療法はどのように行うべきか
    リンパ節転移陰性 リンパ節転移陽性

 低リスク群 高リスク群
 閉経前 ホルモンレセプター
 陽性 ノルバティクス
 (タモキシフェン) ノルバティクス※ +化学療法 ノルバティクス※ +化学療法
 ホルモンレセプター
 陰性 なし 化学療法 化学療法 閉経後 ホルモンレセプター
 陽性 アロマターゼ阻害剤 アロマターゼ阻害剤 +化学療法 アロマターゼ阻害剤 +化学療法
 ホルモンレセプター陰性 なし 化学療法 化学療法
  ※ホルモンレセプター強陽性ならば、LH-RHアゴニスト(リュープリン)併用

(1)ホルモン療法のポイント
  タモキシフェン(ノルバディクス)は既に古い(閉経後患者)
  アリミディクス、アロマシン、レトロゾールなどのアロマターゼ阻害剤を使用する。

   (a)タモキシフェン(5年間)+ レトロゾール(4年間)
   (b)タモキシフェン(2〜3年間)+ アロマシン(2〜3年間)
   (c)アリミディクス(5年間)

    (a)のケース: 約40%の患者が 更に再発から逃れることができる。
            (MA17 test より)
    (b)のケース: 約30%の患者が タモキシフェン単独より 再発が少ない。
            (IES test より)
    (c)のケース: 約40%の患者が タモキシフェン単独より 再発が少ない。
            (ATAC test より)
(2)化学療法のポイント  半年間行うのが一般的
   (a)Her2陰性
     タキソール + アントラサイクリン系    3週毎に8コースが標準的
   (b)
Her2 3+ 陽性
     ハーセプチン + タキソール が第一選択  (承認薬)
        ハーセプチンは「転移性乳がん」のみ保険適用

 ★タキソールの投与方法に注意
   [CALGB 9840 試験]
   
タキソールは、 3週間隔 3時間投与より  毎週問隔 1時間投与が
   奏効率、副作用 共に優れている。
   タキソールの投与量は 80mg/m2

■化学療法のみで手術が不要な乳がん
 (M. D, Anderson より)
  (Her2陽性早期乳がんのみのため、手術しないとわからず
              日本ではまだ行われていません )
  (a)ハーセプチン(12サイクル)+ タキソール(4サイクル)
  (b)ハーセプチン(12サイクル)+ FEC (4サイクル)
  (a)、(b)合わせて 半年の治療で 65%の患者が完全寛解となり手術が不要となった。
     ホルモンレセプターの陽性・陰性は関係ないらしい?  
     ハーセプチンを入れない タキソ−ル → FEC のみだと完全は25%。
【投与方法】
 タキソール : 225mg/m2  3週毎
 5-FU :    500mg/m2   day 1〜4  3週毎
 EPI :    75mg/m2    day 1    3週毎
 CPA :    500mg/m2   day 1    3週毎
 ハーセプチン : 初回 4mg/kg  毎週
         (2回目以降 2mg/kg)

<タキソール(パクリタキセル〉のDDS製剤>
 Abraxane (アルブミン吸着製剤 パクリタキセル)
 Xyotax  (ポリグルタミン酸付加パクリタキセル)
   
タキソールは優れた抗がん剤であるが、他の抗ガン剤と同様の
   前投薬、骨髄抑制、脱毛、食欲不振など多くの副作用がある。 

   
しかし人によってその副作用は、症状に強弱がある。
<パクリタキセルの適応疾患>
 1. 頭頚部、食道癌
 2. 胃癌
 3. 非小細胞性肺癌、小細胞性蹄癌
 4. 
乳癌
 5. 卵巣癌
 6. 腎盂尿肝癌(膀胱癌)
Abraxaneはそれに加えて
 7  大腸癌
 8  膵臓癌
Abraxane、Xyotax はパクリタキセルの副作用が軽減され、毒性が低い。
 今まで投与不能な全身状態不良患者や高齢者患者でも使用可能。

<使 用 例>
 Abraxane 100〜200mg/body 隔週
    〃   100mg   /body   3投1休
 乳癌 Her2(+) ハーセプチン + Abraxane
  〃  Hez2(‐)   Doxile + Abraxane  (現在最良の治療法)
 胃 、食道癌   Abraxane単独投与
 卵巣癌     Doxil + Abraxane  (最後の切り札の1つ)

□抗がん剤治療 「分子標的薬剤」
●分子標的薬剤「イマチニブ」。
 慢性骨髄性白血病の患者のための治療薬です。開発元・販売元は、ノバルティス社(商品名:グリベック)
 昨年5月アメリカで正式に治療薬の認可。日本でも11月輸入承認、12月から発売。
●オレゴン健康科学大学教授ブライアン・ドルーカー博士
 「イマチニブ」開発の一環として、基礎研究、臨床試験を担当した研究者です。
●分子標的薬剤「17―AAG」
 開発はアメリカ国立がん研究所が中心です。まだ認可されていません。現在は、アメリカとイギリスの5カ所の病院で臨床試験中。
 まだ、副作用が本当にないかなど、臨床試験の初期段階(フェーズ1)段階です。
 現在試験の対象は、肺がん、大腸がん、乳がん、卵巣がん、前立腺がん、大腸がん等。
 「17−AAG」は、「ゲルダナマイシン」の分子構造に手を加えて変更し肝臓への毒性を減らしたもの(誘導体)で、
 複数のがんの治療薬になる可能性を秘めた分子標的薬剤です。
(上記は、2005年6月現在書かれた情報に当方で少し付け加えたものです。)


乳ガンの「薬価収載」された抗ガン剤 2005.06.24記入

抗ガン剤
ハーセプチンナベルビンがHER2 3+転移性乳癌に有効
 Dana-Farbar, Harvardなど17の多施設調査で、HER2過剰発現の転移性乳癌に対する第1選択薬として、Trastuzumab と Vinorelbineが68%の奏功率を示した。正常左心機能の患者には16週間の心毒性に勝る奏功を得た。HER2細胞外ドメインが腫瘍マーカーとして有効であった。Trastuzumab and Vinorelbine as First-Line Therapy for HER2-Overexpressing Metastatic Breast Cancer: Multicenter Phase II Trial With Clinical Outcomes, Analysis of Serum Tumor Markers as Predictive Factors, and Cardiac Surveillance Algorithm, JCO Vol 21, Issue 15 (August), 2003: 2889-2895 <2003. 8. 23>
ハーセプチンタキソール・ナベルビンがHER2 3+転移性乳癌に有効
 乳癌が見つかり その時点で肝臓にも転移がありました。手術はせずに化学療法を行ってきました。CEF6クールの後、タキソテール⇒タキソテール+ハーセプチン、1年半経ったところで 原発の左乳房の腫瘍も画像でわからないくらい小さくなり、腫瘍マーカーも範囲内に落ち着いてきました。
 ハーセプチンの方ですが、微増との表現ですがこれは病期安定とも取れます。そうしますとタキソールとの併用で効果が期待できます。認可された組み合わせではハーセプチン+タキソールは相乗効果が認められております。適応外でしたらナベルビンも併用効果が認められています。 
 CPT-11(イリノテカン)ですが、これは投与順番としてはタキソールよりも後になるはずですので、時期的にはまだではないでしょうか?また併用についても評価が定まっていません。後は先日認可されたゼローダ(カペシタビン)がタキソール耐性でも20%程度の効果があるとされますのでこれも候補に入ります。
■カペシタビン ( ゼローダ )
  カペシタビン Capecitabine は再発・転移性乳がんに対して、単剤で20% の反応があり、50%の治療効果がみられました。さらに、ドセタキセルとの併用により、60%の奏功が得られます。脱毛などの副作用が少なく、経口の飲み薬ですので、非常に使いやすい薬と言えます。  2003年6月6日に薬価収載、24日発売となりました。


アバスチン(日本国内で血管新生阻害剤として大腸癌等で臨床実験中)は、腫瘍の増殖と全身への転移に不可欠な血液供給を遮断することで作用を発揮し化学療法との併用によって未治療の転移性乳ガン患者の生存期間が延長されたとヨーロッパで発表されました。
 アバスチンは、血管新生(がん組織に栄養と酸素を供給する血管網の伸長)を阻害する初めての治療薬で、血管新生における主要な因子であるVEGF(血管内皮細胞増殖因子)と呼ばれる生体内の蛋白質を標的として、腫瘍の増殖と全身への転移に不可欠な血液供給を遮断するものです。
 ヨーロッパにおいてアバスチンは、化学療法との併用で、転移性結腸もしくは直腸がんのファーストライン治療として承認され、米国では2004年2月に発売された。
主要な臨床第V相試験において、未治療の転移性大腸がん患者に対して、化学療法にアバスチンを併用したところ、平均で5カ月という顕著な延命が認められたようです。
 ロシュとジェネンテックでは、膵臓がん、卵巣がん、腎細胞がんなどにおけるアバスチンの臨床的有用性についても検討していて、今後数年で世界で約1万5千名の患者が臨床試験に参加する予定です。  2005.08.26

■この他・・・)
 化学療法の乳ガンの抗がん剤は、タキサン系(タキソール、タキソテール)があります。しかし脱毛等の副作用が強く必ず起こります。そこで脱毛を含む強い副作用の比較的少ないと言われている? 乳ガン治療法としては、ナベルビン(本来は肺ガンの抗ガン剤であった)が利用できるようになりました。
この他オキサリプラチンは、今年2005年度中には日本で使えるようになりそうです。
また未承認薬(海外からの個人輸入可能)として、ドキシル、アブラキサンが海外で乳がん治療薬として認可されているようです。
 
さらにタモキシフェン、アービタックス、アリミデックスも海外で臨床実験中のようでが日本にも個人輸入で使ってい琉人がます。す。
しかしこの薬がどの様な物であるのか現在のところ私にはわかりません。  2005.08.26


乳ガンの骨転移の薬
■アレディア

  2004.7.29乳癌の溶 骨性骨転移に対する追加適応を申請

 ビスフォス酸 ビスフォスフォネート Bisphosphonate 15mg 12422.0円 30mg 24149.0円 悪性腫瘍による高カルシウム血症薬
■ゾメタ
 ★2004.12.8薬価収載  ビスフォス酸 4mg 41,257円  ※悪性腫瘍による高カルシウム血症

■アレディア
骨転移用。乳癌という病名では保険適応にならなくて、高カルシウム血症という病名で処方してもらっている点滴薬。
同じビスフォスフォネート系で、アレディアより世代の新しい、ビスフォナールや、オンクラストを使用している人もいると思う。私もはじめの1ヶ月はオンクラストだった。その使用1ヶ月のCTでは、ハーセプチンとの併用で、効果があり、腰椎の腫瘍があきらかに少し加骨してみえ、痛みも軽くなったのでオンクラストを続けたい気もしたが、病院の都合で、アレディアに替わってしまった。骨転移の状況によって、投与方法もいろいろで、月1回の投与だが、3週に1度、2週に1度等の例をみかける
 骨転移に伴う高カルシウム血症の治療薬の商品名。直接がん細胞を殺す薬ではないが、骨転移による痛みを抑えるだけでなく、骨転移の進行も抑える作用もあり、ホルモン療法・化学療法と併用することで相乗効果も認められている。副作用も少なく、全身状態不良な患者にも問題なく用いることができる。同じ系統の薬で、オンクラスト、テイロックなどがある。                     
 ※私は、素人なので上記の方法が標準的な治療方法かどうかは、わかりません。
皆さんがどの様な治療方法を望むのか、情報収集し医者と十分相談してむ判断せねばなりません。しかし日本では、がん治療の薬は、まだ認可されていないものが多くあります。治療法については主治医によく相談して一人の医師だけでなく別の医師のセカンドオピニオンを受けたり、インターネットで調べるなどして、より良い治療を選択する必要があります。
 現在癌は日本人の死亡率第一位、10人中3人は癌で死亡しています。しかし、医学の進歩はめざましく、今や癌は不治の病でなくなりました。ただ、現状では抗癌剤等の新しい治療を速やかに受けることが出来ない状態が存在しています。
 上記の情報は、未承認薬を含む、最新の化学療法についての情報を提供しているのではと思っています。しかし患者が抗ガン剤の副作用に耐えられるかどうか・・。また副作用を抑える薬に対しての方法が、その患者に会わなければ抗ガン剤を長期にわたり続けることが出来ない場合もあります。
病院の主治医から「もう治療法がない」と言われても、まだまだ世界標準の治療方法が残されていることがあるように思われますのでけっしてあきらめないでください。
これから徐々に未承認薬の使用も認められると思われますので。 


平岩正樹医師、日本に大勢の癌難民がいる。
  略歴:1953年広島県生まれ。東京大学医学部卒。東大病院第一外科、国立がんセンター勤務、元東大病院腫瘍外科講、公立蒲原総合病院がん治療部長等を経て、現在東京都内の病院で治療にあたるり、病院とインターネットで「がんの相談室」などを行ない、週刊誌やテレビなどのマスコミ出演多数。

連載中
講談社「週刊現代」「スーパー外科医・平岩正樹・読む抗ガン剤」

著書
『手術室の独り言 ガン治療最前線   ―生と死の現場から』日本文芸社
『君、闘わずしてがん死すなかれ』  ごま書房
『いばるな!医者 おごるな!!病院』  大和書房
『癌になる人 ならない人 それから −癌から身を守る方法−』海竜社
『副作用のない抗癌剤治療 −現代医学の最前線−』二見書房
『医者に聞けない抗癌剤の話 −癌とわかったらすぐ読む本』海竜社
『主治医に聞けないがんの相談室』二見書房
『がん 医者にできること 患者にしかできないこと』海竜社
『がんで死ぬのはもったいない』講談社現代新書

「平岩正樹医師のweb相談室」
       http://2nd-opinion.eee.ne.jp/
       http://dot.eee.ne.jp/drhiraiwa/
「平岩正樹医師のメールマガジン」
       http://www.corseven.co.jp/propolis/magajin.htm


日本には大勢の癌難民が・・。
日本のがん医療で重要なのは、病気を治すためのソフトウエアである。病院という「箱」知識、情報、技術、経験が病気を治すのである。
NHKの『世紀を超えて』やテレビ朝日の『サンデープロジェクト』で紹介されたのか」インターネットの中に書かれている多くの人々の訴えが、これからの医療を生む。
医者は、患者の声に耳を傾けているのだろうか、21世紀の患者は多くの恩恵を手にすることができる。
これからの医療では、患者も意見を述べ、アイデアを出し、時には汗を流すことさえ必要なのである。

■ 講談社「週刊現代」 2001年7月14日号より
平岩正樹医師によると、ハーセプチンは、分子標的治療薬として、初めて日本で承認された抗ガン剤で、ガン細胞の増殖を阻害する薬としています。HER−2というタンパク質をつくる遺伝子をもっているガンがあり。そして乳ガン・卵巣ガン患者の30%、胃ガン・肺ガン患者の40%に、HER−2が 認められ、ハーセプチンがこのHER−2にくっつくことでガン細胞の増殖を抑える働きをするとのべている。またハーセプチンは、ガン細胞の増殖を抑える働きがあるだけで、ガン細胞を消滅させる働きはない。しかし乳ガンのなかでも、HER−2が陽性(その遺伝子をもっている人)の患者のガンは、非常に タチが悪くて増殖の進行が早いので、従来の抗ガン剤も効きにくかった。それがハーセプチンの登場により増殖を抑えることができるようになったため、従来の抗ガン剤も効きやすくなり、HER−2がある患者は、ガンと有利に闘えるようになったようです。このような分子標的治療法は、患者の遺伝体質をふまえた21世紀型の医療として、いま医学界で注目されている。

カペシタビン 2003.6.6薬価収載、6.24日発売されるようになつた。 平岩正樹医師
 カベシタビンは、従来からの点滴約5FUを経口薬にしつつ、薬効を確保した抗ガン剤。5FUと同じようにガン細胞の中にあるチミジンフォスフォリラーゼという酵素をターゲットにし、乳ガン、大腸ガンなど、さまざまなガンに有効。ただ、副作用は5FUより重く、手足の皮膚炎、悪心、嘔吐、下痢などの症状が出る。
 医者が選択できる抗ガン剤は 多いほどいい。しかし、日本の医療行政は、なかなか新薬を承認しない。そのため、欧米では日常的に、かつ安価に使われている薬が、日本では普通の患者には手が届かない輸入価格になる。
タキソール  平岩正樹医師
 タキソールは、週1回点滴する方法である。薬の副作用による免疫機能の低下に注意し、血中の白血球や血小板を調べながら慎重に投与量を調整する。抗がん剤に伴うアレルギー反応を抑えるため、ステロイドや骨の破壊を抑える薬も併用して痛みや吐き気をコントロールする。治療を開始した患者は、「えっ、こんなもの」と体が楽なことに驚いた。治療は効果を見せ、骨に転移したがんが縮小し、痛みはうそのように消えた。副作用で頭髪は抜けたが、2か月後には車いすから立ち上がり、自力で歩き始めた。抗がん剤治療開始から1年。今も治療を続け、1人旅を楽しむまでに回復した。

■この他・・・)
 化学療法の乳ガンの抗がん剤は、タキサン系(タキソール、タキソテール)があります。しかし脱毛等の副作用が強く必ず起こります。
そこでご脱毛を含む強い副作用の比較的少ないと言われている? 乳ガン治療法としては、ナベルビン(本来は肺ガンの抗ガン剤であった)が利用できるようになってきました。また未承認薬(海外からの個人輸入可能)として、ドキシル、アブラキサンが海外で乳がん治療薬として認可されているようです。しかしこの薬がどの様な物であるのか現在の所私にはわかりません。 2005.08.26

オキサリプラチンは、今年中には使えるようになりそうですが、アバスチン、アービタックス、アリミデックス


■「病院の実力 乳がん」  読売新聞から
  抗がん剤治療にも格差
 抗がん剤の専門医 読売新聞の500病院全国アンケート調査で、抗がん剤を専門に扱う腫瘍(しゅよう)内科医がいると答えたのは87施設で、回答施設の21%。ただ乳がんでは専門的な知識を持つ外科医も多い。抗がん剤治療に詳しい医師を選ぶことがその後の生活や予後に大きく影響する。(2004年10月29日 読売新聞)

■京都大グループがん転移抑制のメカ解明 [毎日新聞12月14日]
 細胞膜に元々付着しているたんぱく質「RECK」が、がんの転移阻止に大きな役割を果たすことを京都大大学院医学研究科の野田亮教授(分子腫瘍)学のグループが突き止め米科学誌「セル」で発表。
 がん細胞が転移して活性化するには、栄養や酸素を取り入れるための血管が必要だが、臓器や組織を包む「基底膜」が壁となって血管の生成を阻んでいる。同グループはがん遺伝子によってRECKの働きが抑制されていることを発見し、RECKの働きを強めたヒトのがん細胞をマウスに移植したところ、酵素の作用が抑えられ、がんの進行が抑えられることを確認した。

 
 早く人間に効果のある遺伝子治療が行われることを期待したいですね。


以下を必ずお読みください。

上記に記した内容は、色々なホームページや患者さんから聞くなりして収集した物です。
すでに古い情報や間違っている物もありますので治療に関しては十分にお確かめになってください。
この情報に対しては、如何なることが発生しても、当方は責任をとりませんのでご了承ください。

乳がんリンク集
(1)http://www.healthy.pair.com/
    世界中の900万本以上の医学論文の検索サイト (日本語で可能)
(2)http://www.asco.org/ac/1,2032,_12-002138,00.asp
    米国臨床癌学会での、最近数年間の1万数千本の研究発表の検索サイト 
(3)http://www.nci.nih.gov/
    米国がん研究所(NCI )のデータベース 
(4)http://www.mhlw.go.jp/
    厚生労働省
(5)http://www.ncc.go.jp/jp/
    国立がんセンター
(6)http://www.info.pmda.go.jp/psearch/html/menu_tenpu_base.html
    薬の情報

(7)http://hfnet.nih.go.jp/contents/indiv.php (表示に少し時間がかかります)
    健康食品について、「独立行政法人 国立健康・栄養研究所」が、情報を出しはじめました。

(8)http://www.kwn-rmn.jp/cgi-bin/taiho/news.cgi?mode=menu

ロイター通信が配信するニュースのうち、世界の癌に関するニュースを日本語訳して毎日数本、無料で公開している(大鵬薬品様の提供)

(9)がんの患者大集会が’05年5月28日土曜日開催されました。 クリック ⇒ http://www.daishukai.net

(10)’05年度ASCO(米国臨床がん学会の速報の一部:日本化薬提供)

クリック ⇒ http://mink.nipponkayaku.co.jp

(11)2005年5月の『米国臨床がん学会』の全貌


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『竹取物語』研究所(竹取の翁・かぐや姫)小泉芳孝
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