世界各地の「竹製の民族楽器」
その音や構造など、思いもよらないような発想に満ちており興味が尽きません。

 「アンクルン」    京田辺市の中口ひとみさん所蔵

 インドネシアの竹製の民族楽器「アンクルン」は、インドネシア・ジャワ島の西ジャワより広まったと
言われている。ハンドベルのように一人が1個づつ持って、ゆすってカラカラと音を出す仕組みで、
ピアノの鍵盤のように3オクターブくらいの音を出すことが出来ます。

 音は、竹の長さや太さによって異なり一つのアンクルンは一つの音しか出すことが出来ません。
この楽器は、竹筒の片方を削って枠につり、下の竹筒に当てて音を出す仕組みで、左手で枠の左
側の上の方を持って、右手で下の竹筒の右端を持って横に振ると、竹独特の音がでます。
一人一音、竹でできた筒のようなものを持ち集団で音階を形成します。 しかし、ハンドベルのよう
に優雅に演奏するのではなく、 細かくで左右にゆするとリズムのある演奏ができます。
 ここに展示しているように、木の枠に左側から音階ごとにつり下げると一人で演奏することも出来
ます。バリ島では火葬の儀式で葬送曲を奏でられます。

「アンクルン」    京田辺市の中口ひとみさん所蔵


    民族楽器「アンクルン」


 京田辺市に住む中口ひとみさんは、このアンクルンに魅せられ現在幼稚園児から老人までの方たち
に演奏指導をしたり、国際交流会館などでの国際交流もしておられます。また、地元の田辺小学校の
国際交流に役立ててもらおうと民族楽器「アンクルン」を寄贈し、音楽部員の演奏指導にあたられて
います。

 
 アンクルンの音に魅せられた家族

 現在、京田辺市内には、この「アンクルン」を用いて演奏活動をしているグループは、「ジャランジャ
ラン」と「チャンプル」それに園児をかかえている「母親グループ」の三つがあります。これらのグループ
は、京田辺市内の公民館や住民センタで演奏会などを行っています。
angklung[舞][楽] 
(1)竹の楽器アンクルン

   ひとつの楽器で一音ずつを担当し、合奏する、竹の楽器。竹を組み、編んでつくられた枠に、オク
  ターブ違いにチューニングされた竹2本がゆるやかに固定されている。これをコトコトとゆすると、コ
  ロコロコロとかわいい音が響きわたる。

(2)ガムラン・アンクルン
   ガムラン・アンサンブルの種類のひとつ。葬儀のときなどに奏される。比較的小さな編成で、楽器
  の数は数台から十数台程度のことが多い。独特の響きは一度聴くと耳から離れない。音階はスレン
  ドロ。
 

     
       国際交流のつどい(田辺小学校)        インドネシア人の「アンクルン」演奏
                                 (国際交流会館)

「老人のつどい」での演奏会 (健康村公民館)                                  


「チャルン」
 ベトナムの竹琴(竹の木琴)「チャルン」は、日本の竹と違い、厚さが薄く均一なので、先をゴムで巻い
たばちで叩くと澄んで良く響く音がします。裏側から見ると中央に穴を開けてあります。また、台は折り
たたみ式になっていてコンパクトになります。音程は単純に長さだけで決まるものではなく、いろんな要
素があり、竹楽器はどれもそうですが、乾燥することによっても音程が変わったりします。
                          2001.11.3 京田辺市郷土史会


アンクルンとインドネシア ミニミニ展  
  場所:京都府京田辺市 京田辺市中央図書館ギャラリー「かんなび」
                 京田辺市中央図書館2階集合室(講演時のみ使用)
            JR学研都市線(片町線)京田辺駅から東へ徒歩1分
            近鉄京都線 新田辺駅から東へ徒歩8分
  日時:2002年7月16日(火)13時〜18時
             17日(水)〜19日(金)10時〜18時
             21日(日)10時〜16時
  参加費:無料
  主 催: YUYU代表 中口ひとみ

内容
  1.アンクルンとインドネシアの工芸品や日常用品、また、天女のお話しと
    かぐや姫に似た民話などを紹介。
  2. 7月21日(日)午後1時〜
       講演「第二のふるさと」もある。
       講師:スゲン・サントス先生(インドネシア・ボゴール農家大学)


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