珍道中日記 バンコク編

 

プロローグ
第1日目
第2日目
第3日目
第4日目
第5日目
第6日目
最終日
   
<プロローグ> バンコク珍道中がはじまるまで  
バカ姉妹は 昨夏の シンガポール・マレーシア旅行につづき、二度目の姉妹海外旅行。
バカ妹は 二度目のタイ上陸である。
今回の目的は アジア雑貨ショッピングに、タイマッサージ、そして世界遺産・アユタヤ遺跡。
「何故にタイ?」と言われれば理由はひとつ。

「安かったから」
である。
一週間で5万円を切る海外旅行ツアーなど、他にはなかった。
もちろん、時期もあるのだが、それにしてもこの安さ。
バカ姉妹が飛びついたのは言うまでもない。

8日間、市内観光一回つき以外はすべてフリータイムというのが、ショッピングやツアーでは行かないような所に行く時間を多くしたかった私達には良かった。
自分たちで行き先を決め、四苦八苦しながらの観光も楽しく、苦労する分だけ旅を満喫できる。

観光付きのツアーだと、ホテルまでの送り迎えがつき、車で移動。
車中はツアーの日本人とガイドさんしかいないから、寝ていても安全だし、
観光場所も全部おまかせで世話なし。
しかも、食事付きツアーなどだと滞在費が安く上がることもあるが、自分達で行きたい所に行けないなども出てくる。

航空券だけ手配して、完全自由旅行も可能だ。
この場合、バックパッカーの泊まる宿などに宿泊するなら安く上がるが、ツアーと同じクラスのホテルに泊まるならば、ツアーを利用した方が安く上がるのが一般的。

ツアー選びの際は行きたい所や、時間の都合など、いろいろ考えて選ぼう。

ちなみに、海外旅行の申し込みは、インターネットや旅行雑誌の方が、店頭に置かれているチラシよりも安いと言う。

   
<第一日目> 2000年7月1日  
   
朝 9時。二人のバカが あせっていた。
間に合わない!!!
ツアーの集合時間は 9時30分。もちろん集合場所は成田空港。
そしてバカ達が どこにいるかと言えば、JR蒲田駅のみどりの窓口。
まともに考えて、1時間30分の遅刻。

とは言え、遅れてしまったものはしょうがない。とにかく空港へ。
成田へ向かう電車の中から、旅行会社に電話をかけた所、連絡は入れておくが、カウンターを閉めてしまうかもしれず、約束できないとの無情なお言葉。
そりゃあねーぜ!ねーさん。

電車の中で、もし飛行機に乗り遅れたら、自力で行こうという計画まで練り始めるバカ姉妹。

そうこうするうちに、成田到着。時計はすでに 11時を 回っている。
なんとか無事に旅行会社の受付を済ませられたが、今度は飛行機のカウンターが閉まっている。。。
あせりながらJALのおねえさんに聞くと、案内してくださると言う。
そして、
いきなりの猛ダッシュ
美しいJALのおねえさんを走らせるバカ姉妹。
いまさらながらにコトの重大さを再認識。
といった具合だったが、なんとか飛行機には間に合った!
飛行機って、ぎりぎりでも乗れるのね。
間に合ったけれど、、、この旅、この先どうなるのやら。とほほ…

エアインディアに乗りこみ、「ナマステぇ〜」とあいさつされているうちに、遅刻の反省ムードもふっとび、機内食のカレーを食べる頃には、すっかりわくわくムードに。
反省の薄さは、さすがバカ姉妹。

空港からホテルまでは、旅行会社の送迎バスを利用。
同じバスに乗り込んだのは、学生風カップルと、有閑マダム二人組。

マダムの一人は、タイ訪問歴10回以上という!
マダムの教えてくれた情報によると、某有名ホテルは、現地旅行会社で手配すると、半額くらいで泊まれるという。
マダムはいつもそちらをご利用だが、今回は私達と同じホテルに滞在なさるとのこと。

ちなみに、学生風カップルは、超高級ホテル、ドゥシ・タニにご宿泊だった。
1,2泊で私達のツアー代全額くらいするホテルである。

バカ姉妹の滞在ホテルは 日本大使館のそば・クラッシックプレイスホテル。
妹は このホテルも二度目である。
激安ツアーの定番なのだが、立地が悪い。
BTSの駅から離れている。
ファランポーン駅からも離れている。
バンコクの中心地である サーヤムスクエアや、王宮周辺に行こうと思ったら、
タクシーに頼るしか手がないのだ。

しかし、このホテルの入り口にある、タクシーカウンターはくせもの
値段交渉制で、置かれている料金表では、約5分くらいで着くスクンビットまで200Bもするのだ。
初日に、物価がわからなかった私たちは、これに乗ってしまい、あとから、相当ぼったくられていたことに気づいて悔しい思いをした。
なので、翌日からメータータクシーに乗るために、いったんホテルを出て大通りでタクシーを拾う、という面倒な目に遭った。
ただ、このタクシーの客引きは見向きもしなければしつこく言って来ない。
メータータクシーを利用し、相場がわかってきたら交渉次第で利用してもよいだろう。
なにしろ、ホテルから出発できるので便利だ。
ちなみにホテルを出てすぐの大通りでは捕まえるのに少々苦労した。

市中のメータータクシーをつかまえさえすれば、タイのタクシーは 安いので、タクシー代を差し引いても お得な宿である。
なにせ、ツインで1400B 〜。日本円にして 4000円にも満たないのだ。(1B = 約 2.7円)
それでいて、部屋は広い。ただし、ライトは 薄暗い。
朝食付きだったが、朝食バイキングは洋風・中華・タイ料理など種類も豊富でどれもおいしい。
バカ妹のお気に入りは、タイ風の麺と中華粥。
それに牛乳やオレンジジュース、コーヒーなど豊富なドリンクであった。

フロントはもちろん、ベルボーイやレストランスタッフなど、日本語が通じるスタッフがたくさんいることも安心のひとつ。

これからタイに旅行される方、タイのホテルは どこも日本より ずーっと安いので、予算の許す限り、立地や 部屋などにこだわってみるのも よいだろう。
立地の悪さと
ぼったくりタクシーさえ覚悟していれば、クラッシックプレイスもおすすめする。

   
<第二日目> 2000年7月2日  
この日は本当ならば パッケージツアーの 市内観光の日。
しかし、バカ姉妹は旅行会社さんに無理を言って、観光の日を変えてもらっていた。
その理由はひとつ。
バンコク市内最大の市場と言われるチャトゥチャック・ウイークエンドマーケットに行ってみたかったのだ。

最近流行りのアジア雑貨。
その多くは日本でも 気軽に手に入るが、現地で買う方が、断然安い。
タイフリークの友人によると、チャトゥチャック市場には安くてかわいいアジア雑貨が てんこもりなのだそうだ。
それが、日本の雑貨屋さんの1/5〜1/10程度の出費で手に入るとなれば、アジア好き雑貨好きのバカ姉妹も、がぜん熱がこもる。

チャトゥチャック市場への交通はBTSが便利。
サーヤムスクエアから約20分で最寄り駅のモー・チットに到着。
土日ならば、駅から市場までの道のりで、迷うことはありえない。
人の流れに着いて行けばたどり着けるのだから。

ただし、市場の中では迷う。
なにせ、広すぎるのだ、この市場は。
洋服、バッグ、アクセサリーにはじまり、おもちゃ、食器、雑貨、はてはペットまで、あらゆるものがここで揃う。

ガイドブックを持ち歩くと観光客とばれてしまい、危ない目に遭うことやぼったくられることがある。
これは事実だ。
タイには、観光客を見つけては、だまそうとする輩が多く存在するし、ハワイやグアム・香港・シンガポールなど、
日本の一部かと思うような海外に行く感覚よりは、ずっと神経を張っておく必要がある。

ただし、この市場に限って言えば、ガイドブックのコピー等、市場内の地図を持っていくことをおすすめする。
地図やガイドブックは目立たないよう、喫茶店などで落ち着いて開くのがベストだろう。
市場内はいくつかのエリアに分かれているので、お目当ての品物のコーナーにたどり着くまでにひと苦労なのだ。

バカ姉妹のお目当てはお洒落げなアジア雑貨。
その他もいろいろ見て回る。
スコールが降ってきた。
雨季のタイにおいて、スコールを避けることはできない。

しかし、食堂が軒を連ねる店の所々にあって、タダでさえ空気悪そうなところに肉をゆでたようのムワァ〜ッとした匂いというより臭いがする熱気むんむんの市場に、雨が加わり、頭がクラクラしてきた。
こんなときには、けちらず、迷わず喫茶店をみつけて休憩しよう。
(タイ料理の屋台が多いが、雑貨屋さん街の一角にアメリカンな雰囲気の喫茶店があった。)
また、いったん市場の外に出て、外の空気を吸うのも効果的。

日本の夏も暑いが、熱帯のそれは少し違う。
この熱気はまさに、サウナといった所だ。
いや、サウナのがましなんじゃないか!?
バカ姉妹もこのときばかりはこの市場に来たことを、やや後悔していた。

とは言え、喫茶店で冷たいジュースを飲み、休むと復活してまたもや買い物。
結局この日、おはしとはし袋のセットやら、お香やら、ベルトやら、Tシャツやら、いろいろ買い込んだ。

チャトゥチャックウイークエンドマーケットは通路が狭く、人も多いのでスリには要注意!!
小奇麗な格好も浮きまくるであろう。

バカ姉妹はタフだった。
ウイークエンドマーケットで疲れきっていたはずなのに、さらにデパートめぐりをする。
現地人御用達デパートのCentral。
そこで事件は起きた

バカ妹が、シャツに夢中になること数分。
気がつけばバカ姉がいない。
あわてて探し回るバカ妹。
たいして広いフロアではないのに、バカ姉の姿はどこにもない。
その頃、バカ姉はフロアのはしっこのボディケア用品売り場でボディスプレーに夢中。
バカ妹は思いついた。

「トイレか!?」
トイレ内でバカ姉を呼ぶ。
無論、日本語。
反応なし。
…用を足していたお客さん、お騒がせしてごめんなさーい。

トイレにもいないとなると、違うフロアか?
上と下の階も探す。
その頃、バカ姉もはぐれたことに気付き、フロア中をグルグル歩き回りバカ妹を探していた。
見つからない。

そりゃそうだ、二人でグルグル歩き回ってりゃ会えなくとも無理はない

まさか… 人さらい???
あせるバカ二人。
歩き回っていては会えない、少し待とう、とバカ姉が足を止めたところでバカ妹が見つけた。

海外ということで、みんな少なからず日本よりは小心者モードに入るもの。
携帯電話も持ってないし。
日本と同じ感覚では、ヒヤヒヤすることがあるかもしれない。

買い物などでは夢中になると、はぐれることもある。
皆様はどうかしらないが、バカ姉妹の場合はあるのである。
はぐれたら、”ここ”という待ち合わせ場所を予め指定しておけばこのようなことは防げただろう。
反省。
まぁ、今回は何も無かったから良かったようなものの、つくづくバカだなぁ。

 
   
< 第3日目> 2000年7月3日  
この日は、昨日から延期してもらった市内観光。
朝に弱いバカ姉妹だが、今日だけは頑張って起きた。

スケジュールは、ワットポー・ワットプラケオ・王宮観光、昼食、そして郊外のサン・プーラン象園で象のショーである。

実はバカ姉妹。
昨年シンガポール・マレーシア旅行をしておきながら、象に乗ってこなかったのだ。
バカ妹は一度目のタイ旅行のときにも象に乗っていない。
今回こそ、継続課題にはできないのだ。
なんとしても象に乗らなければ!

まずはワットポー。
どでかい涅槃仏で有名である。
最近では、「撮りっきりコニカGoody」の画質のよさを実験されていた。
大仏の見所は大きく分けて二つ。
その大きさと、足の裏の曼荼羅画である。

そして、ワットポーにはもう一つ、大きな観光ポイントがある。
マッサージ小屋である。
ただし、ツアーには組み込まれていないのであきらめて後日行くことにした。

次は王宮&ワットプラケオ(別名エメラルド寺院)。
翡翠で出来た仏像という、いかにも高そうな、そして本当に高いエメラルド仏が置かれている。
(ひすいの色が緑なのでエメラルド仏と呼ばれる。)

この寺には、カンボジアのアンコールワット遺跡の模型もある。
ご存知のとおり、カンボジアのアンコールワットは、内戦によって一部壊されており、いまもその傷痕が深く残る。
ワットプラケオの模型は、壊される前に作られたものだから、こちらの方が綺麗に残っており、一見の価値あり。

王宮には、現国王プミポン国王は住んでいないそうだ。
タイ旅行をする人は、必ずプミポン国王の顔を知ることができる。
バーツ札に印刷されている人こそ、その人、プミポン国王だからだ。
タイの人はみな、王室に敬意を払っているので、王室をバカにするような発言は避けよう。
ジョディ・フォスター、チョウ・ユンファ出演の「アンナと王様」を見るなど予習をして行くと良いだろう。
また、王宮観光には、服装チェックがあり、素足、ノースリーブなどでは入れてもらえないのでこちらも注意が必要。

ランチの前に、観光ツアーにつきものの罰ゲーム
そう。土産屋である。
このツアーでは、宝石店に連れて行かれた。
よくある海外日本人ツアー向け土産屋。
バカ姉妹はまったく買う気がなかったので、無料のコーヒー・紅茶で休憩。
トイレ休憩だと思えば、この罰ゲームにも耐えられる。

ランチはソルツインタワーズのブッフェ。
団体ツアーの定番らしいが、なかなかおいしく、種類も豊富。
日本人の団体がいくつかいたほか、欧米系旅行者団体の姿も見られた。
寿司まであった。
デザートのラムレーズンアイスがおいしかった。
バカ姉妹の持っていた、海外ツアーの食事はパッとしない、という常識を覆した。

さて!待ちに待ったサン・プーラン象園。
ここではショーを観る予定。
乗ることができるのかどうか、不安に思いながら観に行く。

入り口に象と写真を撮れる所があったので、撮ろうとすると、ガイドさんに止められる。
ここで撮るとお金をとられるけど、中でショーのあと、タダで写真を撮ることができるとのこと。
あせっちゃ損するのね。

サン・プーラン象園は万事OK!!!
前座のマジックショーもなかなか面白かったし、象のショーもよし。
音楽に合わせて首を振ったり、サッカーゴールにシュートしたりと芸達者なゾウさん達

そして、ショー終了後にえさをあげたり、象に乗って柵の中を一周できた。
えさはさとうきびの束(10本以上はあった)で、一束10B。
象ライドは、ひとり50B。

しかし、バカ姉妹、象をあなどっていた。
高さ2m程度の所から、象の背中につけられた椅子に登る。
ぐらぐらする。
一気に足がすくむ。

バカ姉妹は、恐がりだった…。

ぎゃーぎゃーわめいていると、象使いのおじさんが、なごませてくれた。
「ゾーオサン、ゾーオサン、オーハナガナガイノネ…」
笑みがこぼれ、バカ姉妹にも余裕が出てきた。

また、おじさんは持っていたカメラを他の象使いに渡し、写真を撮ってもらうなど、サービス満点であった。

午後3時頃、DFSにおろしてもらい、ツアーは終了した。

このツアーでよかったことは、ガイドさんがとにかく親切だったこと。
携帯電話の番号をくれ、困ったことがあったらかけてよいという。
これは、旅先でかなりの安心につながった。

さらに、レストランの予約をしてくれたり、ホテルの名前や行きたい場所の名前をタイ語で書いてくれたりと、至れり尽くせり。
実際、タクシーの運転手に、英語が通じないことがあり、タイ語のホテル名はその後何度となくバカ姉妹を救ってくれた。
感謝、感謝。

ワットポー

 

王宮

 

アンコールワットの模型

 
 
 
 
 
 
 
 

象のショー

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
<第4日目> 2000年7月4日  
ツアー疲れの日。
市中引き回しの刑(観光ツアー)は、効率よく回れる分、疲れるのだ。。。
気を取り直して昨日の観光で回れなかったワットアルンへ。
その前に、るるぶに載っていたウォーターフロントのよさげなレストランで腹ごしらえ。
…のはずが、バカ妹が店の名前をメモし忘れ、たどり着けない。
さすがバカ姉妹のかたわれ。

迷いに迷って、1時間半近く歩いた末、別の場所で川べりのレストランを見つけ、そこで妥協することに。
日本人観光客が来るような店ではなかったため、日本語は通じず、メニューも英語だが、料理・サービスともに言うことなし。
カニ入りカレーは200Bで10センチほどのカニが3匹以上は入っていた。
この店の名前がわからないが、タマサート大学近くの船着き場の正面。
国立博物館の近くだが、日本人が迷い込んでくるのは珍しいらしく、みな親切に道を教えてくれたりした。

ちなみに、行きたかったよさげなレストランは、ヨック・ヨー。
ヨック・ヨーでは夜には、タイ舞踊も見られるとのこと。

おいしいレストランで、迷った疲れを癒したが、さらに大変だったのはそれから。

ワットアルンに行きたくて、に乗ったまではよかったが、船着き場のおじさんがタイ語で教えてくれたらしい乗り換え場所を見事に理解できず、対岸に行ったり、戻ってきたり、の繰り返し。
しまいには、料金を払う場所がわからず、無銭乗船までしてしまう始末。
日本人のくせに…

ワットアルンの目の前から、対岸に渡る船着き場を探すこと約30分。
いくつかの会社の船着き場が点在しているのでわかりにくいことこの上ない。
その上船着き場はどこも路地の奥にあるので、歩くこと歩くこと。
最後には、目の前なのにタクシーでぐるっと回らなければならなくなった。
とほほ…

そんな苦労の末たどりついたワットアルン。
タイ寺院共通の特徴である細かな装飾が、ここは特にすごいのだ。
割と仏閣めぐりが好きな姉は狂喜乱舞。
仏閣にまったく興味がない妹ですら、美しさに息をのんだ。

帰りは船着き場が一つだったので、素直に対岸に渡る。
渡ってみて驚き。
船着き場は食堂をつっきった先にあるのだ。
これは並たいていの人には見つけられない。
ツアー以外でここに行くつもりの方々、くれぐれも気をつけて!

 
 
 
 

 

レストランからの眺め

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   
<第5日目> 2000年7月5日  
アユタヤ珍道中  
   
<第6日目> 2000年7月6日  
雑貨屋めぐりの日。
まずはタイクラフトミュージアムショップへ。
これはゲイソンプラザの2F、3Fに広がる壮大な雑貨天国。
ただし、値段は市中の店に比べて観光客値段の店が多いので注意。
とにかく品揃えが多いので、短時間でいろいろ観たい、買いたい人にはおすすめできる店だ。
ただし、値切り交渉は必要。
バカ姉もここで値切った。というか、値切らされた。
天然石を使ったターコイズのブレスレット・ピアスに一目惚れ。
時間も無いし、どうしても欲しかったので、早速
「This one please」とお姉さんに声をかけると
「What? Discount?? Umm..... Wait a minute」
とおっしゃる。思いもかけない言葉に「いぇ、あのぉ〜」と立ち尽くすバカ姉にはおかまいなく店の奥へ。
店長さんが出ていらっしゃって「もう一つ買えばいいわよ〜」とのお言葉だったので、どうせだからとついでにお揃いのターコイズのネックレスも購入。
お釣りを待つ間、値切るつもりなかったのに得した〜、と上機嫌だった。
が、ふと我にかえると
「私の発音って、いったい...」

いやいや、いつも日本人が来て値切るから、と自分をなだめつつその場を後にした。

また、ゲイソンプラザは、超高級ブティックが広がる建物だが、日本人ならば、Tシャツ・Gパンでもいやな顔をされることはない。

このほか、2フロアまるごと一周し、アクセサリーやかごバッグなどをゲット。
ほどよく疲れたところで「ホテル ザ リージェント」へ。
ロビーでのアフタヌーンティーが目的だ。
2セットのアフタヌーンティーが運ばれ、優雅なひととき
サンドウィッチ、プチケーキ、トリュフチョコレート。
どれもおいしくて夢のよう。

…が、ここでも大きな間違いを犯していた。
このセット、意外と量が多い。
1/3も食べたところで、すでにおなかいっぱいだ。
しかし、日本の同じようなホテルで食べたら3000円はするであろうこのセット、残すのはあまりにももったいない。
バカ姉妹は頑張った。
でももう限界だ。

そう思った頃、同じように2セット頼んでいた日本人ギャル二人組は、あっさりと残りをテイクアウトにしてもらっていた。
「はじめからそうすればよかったね。。。」
さっそく私たちもパックしてもらった。
…明日の昼ご飯もこれか。。。

さて。この日はもう一つイベントがあった。
先日市内観光のガイドさんに予約してもらった、タイ舞踊シアターレストランである。

タイ舞踊とはきらびやかな衣装を着た美しい女性達の踊りである。
タイ舞踊鑑賞はタイに来たからにはやっておくべきことベスト3に入るのではないだろうかと思われる、超定番観光スポットである。
ちなみに、あと二つは「ムエタイ観戦」と「タイマッサージ」(娯楽か?極楽かも。)であると、バカ姉妹が勝手に決める。
定番だけに、日本人観光客の姿が目立つが、日本人のみならず、中国系、欧米系の観光客や、タイ人ファミリーの姿も見られた。

予約をしてくれたガイドさんから「ショーがはじまると暗くなって食べられないので早めに行った方がよい」とのアドバイスをもらっていたが、納得である。
暗くて、というよりは観るのに夢中で食べられない。

さきほど、美しい女性達の踊り、と書いたが、男性達も美しい。
化粧をした、ヒーロー役のおにいさんは本当に美人(男なのに!)で、正真正銘の女性であるはずのバカ姉妹、完敗であった。

「化粧くらい、してくればよかったかな…」
気が付けば反省モード。
それくらい、おにいさんは美しかった。
タイでは、手ごろな値段でオカマショーも見られるとのことだから、興味のある人は行ってみてもいいかもしれない。
もちろん、
おめかしをして。

私たちが行ったタイ舞踊レストランは「ルエンティップ」という、シーロムビレッジ内のお店。
日本から、現地でいずれもオプショナルツアーが用意されているが、予約さえできれば(英語で、またはホテルの人に頼んで予約しよう。)
個人で行っても十分である。

ちなみに直接予約すればツアーの約半額くらいで済む。
入場料と食事で450B。飲み物代は別。
タイ舞踊のおねえさん達とのポラロイド撮影170Bは高いと感じたが、それを含めても二人で3000円程度の出費であった。
もちろんこのポラロイドは撮りたい人だけ撮ればよいしくみ。
ちなみに、ポラロイドを撮るときに頼めば、自分のカメラでも写してもらうことができる。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

タイ舞踊

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   
<最終日> 2000年7月7日  
珍道中もあっという間に最終日。
やり残したことを消化する日である。

これまでの六日間で、雑貨、ランジェリーNIKE製品、addidas製品や、定番ナラヤのポーチなどこまこまと買い物をしていたものの、周りへのおみやげをほとんど買っていなかったことに気づいていた。
タイマッサージもしていない。
そして、出発前からインターネットやガイドブックでありとあらゆる情報をあさっていたバカ姉とは対照的にタイに来てからガイドブックを読み始めたバカ妹は純度60%以上という黄金仏が安置される、ワットトライミットに行ってみたがった。

まずはプラトゥナーム市場へ。
ここはサーヤムスクエアの近くにある、土産によさそうな品物がずらりと並ぶ市場である。
雰囲気的にはアメ横といった所か。
ここで定番みやげの
CokeTシャツやビールTシャツを買う。
あちこちの店を回り、最初160Bと言われたTシャツを、まとめ買いするから、と
値切り倒して1枚100Bでゲット。

実はこのCokeTシャツ、バカ妹は4年前にタイに来たときにも買っている。
なにしろ日本では考えられない安さ。
それに加えてこのTシャツ、えりやすそが伸びたりせず、友人達からも「可愛い」と好評であった。

ちなみに、タイでは「日本語文字入りTシャツ」が流行っている。
ひらがながかわいいと、タイ人に受けているそうだ。
「カラフルみるく」のペコちゃんTシャツや、
「大和魂」などと書かれたTシャツを着ている人を見かけるが、笑ってしまわないように。
逆にバカ妹はタイ文字入りのTシャツをおみやげに購入した。
日本で着ていたら、タイ人に笑われちゃうのかしら。

さて、次はワットトライミットへ。
ここは一部工事中であったが、中に入ることはできた。
うわさの黄金仏。
この仏像は、ビルマ軍侵攻のとき、漆で塗り固められ、金であることを誰も知らなくなっていた仏像が、移転のために動かされることになったが、あまりの重さにクレーンが壊れてしまい、一日放置されていたところ、雨で漆がはげて、

「なっ、なんと中から黄金の仏像が...」

とその正体を再び世間に知らしめたという、なんともミステリアスなものである。

まぶしいっ。
うわさに違わぬきんきらきん。
さすが純度60%以上の光である。

しばし、呆然と黄金仏をながめたのち、このツアー二度目のワットポーへ向かう。
「今日はfestivalでタイ人しか入れない」などいってくる
トゥクトゥク運転手を無視して中へ。
目指すは一直線に
マッサージ小屋。
ワットポーはタイマッサージの総本山と言われており、東屋のような建物でマッサージを受けることができる。
料金は1時間200B。30分コース(120B)やハーブマッサージ1時間コース(300B)、足裏コースもある。

このときバカ姉妹はタイ生活一週間。
9Bの水を飲み、80Bの夕食に満足する毎日を送っていた。
しかも最終日でバーツが底をつきてきている。

…判断を誤った。

「ハーブマッサージ300Bかぁ。高いね。」

これは帰国後最大の後悔となった。

とは言え、タイマッサージはものすごく気持ちよかった。
全身もみほぐしてもらい、一週間歩き疲れてすっかりむくんでいた足が、東屋を出るときには軽くなっていた。
極楽だった。
仏教を信じる気になった。

マッサージの後、ふたたびお土産などを買い、この一週間通いつめていたインターネットカフェにも行った。
この後に待ち受ける地獄もしらずに…

空港到着。
深夜0:30の便である。
…が。
日本に上陸中の台風のせいで飛行機が遅れた。
5:30出発。
夜中DFSでショッピング5時間の刑である。

しかも、この空港内、喫煙所がはずれの方にぽつんと1つ。
4m四方くらいの箱の中で、煙にまみれながらたばこを吸う羽目に。
なんの罰ゲームだろう。たばこくらい人並みに吸いたい。

恨むべきは台風なのか、日本なのか、タイなのか。
はたまた旅行会社か。
「空港に一晩中足止めなんて...
人並みに眠りたい、かと言ってここで眠るのは恐い、荷物じゃないんだから人扱いしろ、朝5時出発なんかじゃなくもう少し遅れてくれればエアポートホテルとかに泊まれるのに。」
など、2人して文句タラタラ。
挙げ句の果てにはまたもやバーツ不足で水も満足に買えず。
踏んだり蹴ったりであったが、半端な外貨を成田の出国検査の所にあるunicefへ募金しようとバカ姉が米ドルを持って来ていた。
日本円はだめでも米ドルは使えるのよね。
海外へ行く時はおまもりがわりに米ドルを。
チップにも使えるしね。

最後に来てひどい目に遭ってしまったバカ姉妹だが、半月後にバカ姉は懲りずに言った。

「今度いつ行く?タイに。」

タイという国は、それほど「うまみのある国」なのだ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ワットトライミットの黄金仏

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   

 

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