タイの物価

タイの物価は安い。
そこかしこから聞こえてくる「ヤスイヨ」「カワイー」という日本語には腹が立つが、本当に安いのだ。

でも、「ほんとだー!やすい、やすい!!」などと飛びついてはいけない。
日本より安いその価格でさえ、ずいぶんぼったくられているのかもしれないからだ。
     
値段交渉制
日本で買うより数倍お得!と思える品々
チップ
現地価格のライバル
日本から持っていった方がいいもの
     
<値段交渉制>
  タイの商店(デパートやコンビニ・レストランは除く)はほとんどが交渉制である。
逆に値切れない店にはレジの前などに「FIXED PRICE」と書かれている。
タクシーは基本的にメーターだが、交渉をふっかけてくる者も中にはいる。
しかし、言い値がどのくらいぼったくっているのか、それはその時々でさまざまなので、何%値切ればよい、というのも言えない。
非常に厄介である。

値切りのコツは、まとめ買いすること。
よく売られている品物ならば事前に何軒か回って、相場がいくらくらいなのか調べておくのがよいだろう。
市場など、地元の人も利用している店で調べるのがよい。
また、一般的な物価を調べるために、コンビニの店先を覗くのもよいだろう。

値切るときには、いくらならば買うか、はっきり主張すること。
店の人のディスカウントしてくれた言い値で買うようではまだ甘い。
「いくらならば」で折り合わなければ、別の店に行くくらいの勢いが必要である。
帰ろうとするとまけてくれる店員は結構いる。

店員さんがチョットいやな顔をするくらいまで値切り、「Thank you」の言葉と笑顔をもらえたら、値切り成功と言えるだろう。

バカ姉妹は、1バーツ=約2.7円の所を、1バーツ=約10円と勝手に換算し、それでも安い、と思えるまで値切りまくっていた。
鬼であった。

けちであった。
「けちって英語でなんて言うんだろう?」と話していると、日本語のわかる店員さんが「COOL」と言う。
なんか、違う気がするけどなー。

     
<日本で買うより数倍お得!と思える品々>
  タイ製のほとんどのものは、日本で買うより数倍安い。
逆に日本で買っても変わらないもの、日本で買う方が安いものは日本製品、欧米からの輸入品などである。
ちなみに、世界規模の免税品店DFSは、免税ではあるが、市中の価格に比べ、決して安いとは言えない。
その証拠に店の中には、日本人ばかりで他国からの旅行者をあまり見かけない。
とは言え、たばこ・酒など関税率の高いものはお得。
ちなみに、タイ文字入りパッケージのマイルドセブン系のたばこがDFSで日本の半値以下で買える。
(バカ姉妹が行ったときは、1カートン370B程度だった。)
ただし、味はタイ風味。

タイに旅行に行こうと思っているならば、日本で用意していこうと思っている旅行グッズのほとんどは現地でも買えて、しかも安いと思っていてよいだろう。

以下には、「タイで買うと安い!」と思えるものをいくつか挙げる。

 
     
 

ランジェリー

 
 

NIKE・addidas製品

 
 

旅行かばん

 
 

アジア雑貨

 
 

ビール

 
 

ベビーパウダー

 
 
<ランジェリー>
  タイには大手メーカーの下着工場が多い。
ワコール・トリンプ・ギラロッシュなどの工場がある。
そのため、大手デパートの下着売り場などで、それらメーカーの製品を手にすることができる。
価格はブラが300B位〜、ショーツは130B位〜。
日本ではワコール製品は安いものでも3000円はするから、かなりお買い得であろう。

ただし、タイ人女性は胸が小さいらしく、AカップとBカップが主流。
Cカップ以上のものはサイズ・カラーともに少なめ。

ならば日系デパート、伊勢丹じゃぁ!と思っていってみるが、今度は店中日本人だらけで、品物が追いつかず、ほしいサイズ・カラーはやはり少なめ。

とはいえ、伊勢丹の他、東急、タイ人御用達デパートのセントラルなどを回り、気に入った下着をいくつか買うことができた。

下着のサイズ表記が日本と違うものがあるので、あらかじめメモしていくとよいだろう。

     
<NIKE・addidas製品>
  NIKE・addidasも下着メーカー同様、タイに工場を構えている。
直営店はもちろん、デパートのスポーツコーナーやセレクトショップなど、さまざまな場所で手に入れることができる。
空港内のDFSにもNIKE製品を扱う店がある。

NIKEのTシャツ400B程度〜、キャップは200B程度〜など、日本のNIKEファクトリーアウトレットで買うより、タイの直営店で買う方が安いのだ。

ただし、靴のサイズも日本式(cm単位)表示してあるものがすくないので、あらかじめアメリカ・ヨーロッパのサイズ表記をメモしておくとよい。

 
<旅行かばん>
  海外旅行につきものの、キャスターつきスーツケース。(布製、ステンレス製など)
市場のあちこちや、デパート内の店などで、400B位〜手に入れることができる。
日本で買えば、いくら安いものを探しても3000円以上はするから、タイ旅行のためにかばんを買おうと思っている人は、迷わず現地で買おう。
 
     
<アジア雑貨>
  最近アジア雑貨の店も増え、雑誌等でもアジア雑貨特集が組まれることがある。
定番のカゴバッグから、食器類、タイシルクやサテンをはじめとする布製の小物、アジアの宗教観念を感じさせるお香や仏教色の強い小物、日本人向けとおぼしきアロマキャンドル・オイルなど、日本で買うと、結構な値段するものばかり。
買い付けの交通費、店舗の家賃、在庫を抱えるリスクなどを総合すると、そういう値段になるのだろう。
現地には、雑貨好きのバカ姉妹にはアドレナリン大放出の品々があふれていた。

カゴバッグは日本で買うと3000円位〜が相場であろうか。
タイでは日本で買う価格の1/3位で手に入る。

アジア雑貨店でよく見かける、サテンのビーズバッグや最近流行りのビーズ付きサンダルなども日本の1/3〜1/5位。

お香は日本で200円位のものなら15B程度〜で買える。
ほとんどの店で見たお香が50B以内であった。
おすすめはチャトゥチャックマーケット内のお香屋さん。
(ごめんなさい。お店の名前はわかりません。)
とにかく種類が豊富で日本では見たことがないお香に出会えるので、ぜひ探してみて。

日本にあってもお洒落な雑貨店だろうと思われたのは、スクンビットのナンダクワン。
コットンものを中心に、食器、アロマキャンドルなども揃う。

バカ姉妹はスクンビットを歩いて探し、やっとの思いでたどりつけたのに、ZEN内にも支店があるらしい。

スクンビットのナンダクワン周辺には、他にもラジ・サヤームやサーヤム・ラジハウス
(紛らわしい2店だ…。ラジ・サヤームはFIX PRICEで芸術の域に達する陶磁器などを扱う店。
サーヤム・ラジハウスは土産にも手ごろな値段の陶磁器を扱う店である。)
シナワトラホームマートなど、お洒落な雑貨店があるので、歩きまわった価値はあった。

 
     
<ビール>
  タイで一番人気のビールは、なんといってもシンハービール。
実はShighaはシン、と発音するのが正しいらしい。

辛口で、喉ごしすっきりの、飲み飽きない味。

タイは暑いため、屋台などではビールに氷が浮かんでくることがある。
抵抗があるという人も多いが、私はなかなかお気に入り。
日本酒をオンザロックで飲む人もいるのだから、なんでもありである。

ただし、タイの屋台の氷でお腹をこわす日本人が多いらしいので、氷には注意しよう。
真ん中に大きな穴の空いている氷は、売られている氷なので、食べ(?)ても平気。

直営のシンハービアハウスもあるので、要チェック。
場所は日本大使館のそば。

シンハー以外のビールでは、ハイネケン、カールスバーグなどドイツビールが多い。
価格はタイ製ビールの方が安い。

 
     
<ベビーパウダー>
  おなじみJohnson's ベビーパウダー。
これもタイで生産しているらしい。
(日本で買ったパウダーに、タイ製と書いてあった)
日本で買えば、300円位はするものがコンビニで10Bで売られていた。

余談だが、タイ人はベビーパウダー大好き。
暑く、汗をたくさんかくので、どの家にも必需品であるらしい。

ちなみに、Johnson & Johnson's製品はディズニーシリーズもあるので、ディズニーファンも要チェック。

 
     
<チップ>
  チップ。
習慣がない日本人にとっては大変厄介なもの。
そこで、チップの相場、ルールについても簡単にふれておく。

タイでは、チップとは、時給が安いと言われるメイドさんやウエイター・ウエイトレスさんに、「金持ち」(ホテルに泊まったり、レストランで食事ができる人は金持ちなのだ。
もちろん、日本人は金持ちだと思われている。)が渡すことにより、タンブン(仏教の「行」と言った意味)をつむ習慣。

ちなみに、お坊さんへの托鉢など、タンブンをつませてもらう方が拝む習慣があるが、この場合、タンブンをつませてもらう側(托鉢する側)がお礼を言う。

さて、チップの相場だが、ベットメイキングには、一人20Bが定説。
ツインルームなら、ベットサイドのテーブルや枕元に。

レストランでは料金の10%程度。
会計のあと、おつりをテーブルに残すのが主流。
レストランのチップは小銭でもよい。

タクシーでは、多少大目に料金を渡すと運転手はそれをチップとみなす。
ただし、おつりを返してほしければ、「XXB back ,please.」といえばよい。
料金の10%が相場だが、端数の数バーツでよい。

この他、ホテルの人に特別に用事を頼んだときや迷惑をかけたときなどにも20B渡そう。
バカ姉妹はフロントでパスポートのコピーを頼んだときや、バカ姉がホテルのレストランで"夏のチョット着"カーディガンを忘れ、3日がかりで探してもらったときに渡した。

タイ旅行中は20B札を切らさないようにすべし。

 
     
<現地価格のライバル>
  タイで買うと、なんでもかんでも安いように書いてきたが、実は日本国内にも強力なライバルがいるのだ。

その名も100円ショップ。

100円ショップは世界中から直接買い付けをしていて、しかも薄利多売であるから、中には現地で直接買うよりも安いものがある。

出発前に100円ショップと、国内のアジア雑貨店の店先を覗いておくとよいだろう。

 
     
<日本から持っていった方がいいもの>
  では、逆に日本から持っていった方がよいものはなんだろう?

まずは、長袖のシャツ。
タイのデパートやレストランは、冷房がきついので、一枚は必要。
なぜ、持って行くべきかと言うと、タイに到着前に、飛行機の機内が寒いからである。
バカ姉は、せっかく持っていった上着を飛行機の荷物で預けてしまったし、バカ妹は、長袖を持っていかず、タイ滞在中ずっと凍えていて、帰りの空港5時間買い物罰ゲームの時、耐えられなくなって結局NIKEのトレーナーを購入した。

また、化粧品も意外と高いので、日本からいつも使っているものをもっていく方が無難。
シャンプー・リンス・歯ブラシ等はとくにこだわりがなければ現地調達で十分。
LAXやハーバルなど、日本でもお馴染みの製品が、コンビニに並んでいる。

タバコは、低タールのものが売っていないので、強いタバコが苦手な人は、成田の免税店で購入しよう。
タイへの持ち込み免税範囲は、1カートンまで。

日本へのタバコ持ち帰りは、1カートン+日本製タバコ1カートンが免税範囲。

 
     

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