腰痛を防ぐ介護方法
腰痛になりやすい職業というものがあります。
例えば老人や怪我や障害をもった人を介護する仕事です。
介護は周囲が思っているより重労働です。介護される側は体の自由が効かないため、介護をする側は無理な体勢で抱き上げたり体を支えたりしなければいけなく、腰に負担がかかってしまうからです。
介護をしている人の7割の人が腰に不調を感じているというデータもあります。腰痛は慢性化する可能性が高いので腰になるべく負担をかけないような介護方法も考えられてきています。
まず、レスリングの選手がよくやるように膝や腰を軽く曲げ、両足を開き重心を落とす様に立ちます。これが基本姿勢です。
介護される人となるべく体を密着させます。腰はねじらずに移動する方法に足を向けるようにします。抱きかかえる時は、介護される人の手足を曲げさせて小さく体を丸ませた状態にしてから抱きかかえるようにします。
持ち上げたり、抱き上げる場合はてこの原理を利用します。
いきなり持ち上げるのは大変なので、水平方向に移動させてから垂直に持ち上げるようにします。
仰向けに寝ている状態の人を横向きに変えるのも力ずくでやっては腰を痛めてしまいます。例えば、仰向けに寝ている状態の人を右向きに変えようとしている場合、頭を右の方へ向けさせます。そして右腕で自分の左肩を、左手で自分の右肩に手を当てさせるよう胸の前で腕を組んでもらいます。
それから、両手で両膝を曲げさせます。この時、介護される方は胸の前で手を交差に組んで、両膝を立てて顔は右側を向いていますね。
膝と肩の下へ手を置き、膝の方からゆっくりと倒していきます。
こうすれば、無駄な力を入れずに自分の腰にも負担をかけずに寝る向きを変えさせる事が出来ます。
体を向けさせる方(この場合は右方向)に自分も移動し、膝を倒すときは手前に引くようにすることもポイントの一つです。